オカシのキモチ

日々の昼ごはんとお菓子作り、
そして休日は散策という名の食べ歩き。
食いしん坊夫婦の備忘メモです。

いざ、新潟へ...vol.4 雪より団子飯

2019年12月27日 | ├ 北陸/甲信越
今年は「平成」から「令和」へと時代が変わり、早いもので令和元年も大詰め

今週12月23日(月)が天皇誕生日(=祝日)だったのは昨年までのこと、新天皇陛下が即位して初めての誕生日は来年2月23日です。
ちょうど日曜なので月曜振替の3連休となるのがうれしいところ、また妻と旅行に出かけられたと思います。



さて、新潟県は越後湯沢へ日帰りで出かけた旅行も締めくくり。
駅前に佇む『HATAGO井仙』で地元料理と温泉を堪能し、帰りの出発時間まで越後湯沢温泉を抱える温泉街を少し歩いて散策しました。



駅周辺は越後湯沢温泉を抱える温泉街の中心地。
駅東口には町役場をはじめとする湯沢町営の施設や国土交通省の施設が多く、バブル経済期に建設されたリゾートに特化する高層マンションもチラホラ。



熱海駅のように駅前から温泉街が広がっている新幹線の停車駅として珍しいものの、東口からの通りは閑散としていました…


※JR越後湯沢駅 利用状況(Wikipediaより)
JR東日本によると、2018年度(平成30年度)の1日平均乗車人員は3,104人である。また、新幹線の1日平均乗車人員は3,247人である。
在来線においては、2000年度(平成12年度)以降、3,000人前後で推移している。
この乗車人員には、上越新幹線と在来線を乗り継ぐ乗客の数の多くが、当駅を出場しないため、基本的に含まれない。そのため、在来線よりも新幹線の乗車人員の方がとても多い状況であり、また、実際の当駅の鉄道利用者数もより少ない数になっていた。
2015年(平成27年)3月14日に北陸新幹線の長野駅 - 金沢駅間が延伸開業し、その前日13日の運転をもって特急「はくたか」号の運行が終了した。これにより、関東と北陸地方との連絡駅としての役割を事実上終えたため、2015年度(平成27年度)の新幹線の乗車人員は前年度と比べて5割以上減少している。



上越新幹線の高架下を潜って西口側に戻ると、宿泊施設の他、新潟の日本酒や海・山の幸を揃えた個人経営の飲食店・呑み屋、そして土産専門店が立ち並びます。



▲湯沢高原ロープウェイ

人通りが少ないのは誰もがゲレンデに足を運んでいるからでしょうか…
一本杉スキー場、湯沢高原スキー場、そして苗場スキー場など徒歩圏内外に問わずスキー場が散在し、上越線やシャトル・路線バスもあってアクセス良好な地域ですが…ウィンタースポーツを全くしない我が家には豚に真珠(笑)

土産店の物色も其処そこに、徐々に気温が下がってきたので駅へと戻り一段落


再び「がんぎどおり」にて…

そのネーミングから軽いキモチで妻が買ったのが、名物の「爆弾おにぎり」。

南魚沼産コシヒカリの中でも一番美味しいと云われる「しおざわ地区」で収穫された"本物"のコシヒカリ米100%を自家精米し、越後湯沢の美味しい水を使って羽釜で一気に炊き上げたお米注文を受けてから1つ1つ手握りした爆弾おにぎりは、口溶けよろしくホンノリ効いた塩味と米の甘みが相まって極上の旨さ。

改めて米の美味しさを痛感しました。
さすが"米処"新潟です…

■爆弾おにぎり:1合(茶碗2膳分)
・塩おにぎり(具なし/のりなし)370円
・塩おにぎり(具なし/のりあり)420円
■大爆おにぎり:4合(茶碗8膳分)
好きな具5種類を選んで2,200円!
・塩昆布
・しそ味噌
・高菜の油炒め
・きざみ
・南ばん味噌
・ちびきゅう味噌
・梅干
・ふきのとう味噌
・焼生姜佃煮
・越後もち豚角煮
・鮭
・焼たらこ
・明太子
・すじこ

"大爆"ともなれば、もはや"おにぎり"に非らず、炊飯器からそのまま取り出したようなボリューム…とは云え、具材を5種類選ぶのを迷うのも楽しそうです。

で、爆弾おにぎりは程々に…
単身向かったのが、がんぎどおりから少し外れた立ち食いそば屋「湯沢庵」。

郡山駅のそば処と同じく椅子が設置されてない正真正銘の"立ち食い"です。

具だくさんの「ぜいたく」や肉、かき揚げそばなど種類豊富な中から「のりそば」を注文したところ、容赦ない海苔の乗りっぷり(笑)


汁を一啜りしてみると、醤油の風味が際立ち辛さの後から甘みを感じる味わい。
驚いたことに麺は「テーブルマーク」の"そば専門工場"製とハッキリ銘打ってはいるものの、ボソボソすることなく歯切れ・喉越しよろしく敢えて不均一な乱切りにすることで噛み応えにも拘った製法なんだとか。

極め付けの乾燥岩海苔とワカメ・ネギが程よく汁を吸って"磯の香り"が一層際立つ美味しさでした。

ゴチソウさんです。

「旅の終わりに一人駅そば」を今後も続けたいものです(ヒッソリと:笑)

こちらは立ち食いそばだけでなく、地元魚沼産コシヒカリを使った駅弁専門店の弁当も販売していました。

・くるみ山菜ずし
・雪国弁当
・ほくほく弁当
・かにずし
・駒子弁当
・いくらたらこめし
・越後林道釜めし
・越後もち豚すきすき弁当
・牛〜っとこしひかり

ネーミングから想像するだけで、お腹一杯になりそうです…
またの機会があれば車内で食べて帰りたいですね。



僅かな滞在時間でしたが…
初めての新潟旅は、寒さ厳しい中で食べ物の暖かさを改めて実感できました。

【新潟土産 其之四】

駅東口から足を延ばして地元スーパー(ショッピングセンターのぐち)を物色したところ、サラダホープ同様、ご当地土産に充分たる品々を発見。
(ほぼ同じ商品なのに駅の土産店とは値段に雲泥の差があります)


▲へぎそば(乾麺・布乃利小嶋屋総本店)と自然薯そば
海藻(布海苔=ふのり)をつなぎにした新潟県伝統の「へぎそば」です。

年末の年越し蕎麦は、これでツルッと越したいと思います。



妻共々、今日が仕事納め。
今年最後の昼弁当は厚焼き玉子にブリ味噌漬け焼、そして残り物を詰め込みました。

来年は少しでも副菜のレパートリーを増やしたいと思います…(遠い目:笑)



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