副田本道の「平和維新」

私の夢:「平和維新」を世界の共通語にすること。

私は年内の解散を予想する

2009-09-15 10:39:56 | Weblog
入口は阿修羅。一粒万倍日。来訪者様に感謝。
前衆議院議員牧原秀樹様のメルマガの紹介です。牧原秀樹様に感謝。

私は、この方に投票しました。残念ながら落ちました。
次の選挙では当選されるでしょう。
このような優秀な方が当選しなければ、日本の未来はない。
志高く次回も立候補されれば、必ず入れる。
私は年内の解散を予想する。
理由は、これから襲う金融危機の大嵐には、
民主党は対応できないとみているから。

紹介はここから。
送信者: "牧原秀樹事務所" <info@hmacky.net>
宛先: "平和維新様" <平和維新@silk.plala.or.jp>
件名 : メルマガ マッキー 「初心忘れず」
日時 : 2009年9月15日 10:07

平和維新様
*************************牧原秀樹ブログ9月5日~9月8日***************************
9月5日 独裁政権誕生か
9月6日 落選の一番辛いこと
9月7日 鳩山政権の最初の大きな過ち
9月8日 ダメな自民党

2009年9月 5日

独裁政権誕生か

一週間前の今日は最後の大演説を行って審判を待つ身だった。一週間後の今日は敗戦が決まり、未だ茫然自失に近い状況にある。一週間は早いというが、今週はある意味長い、長い一週間だった。

ただし、同時に暖かさが身に染みた一週間でもあった。今日も掃除機の修理を出していたら、隣の方が「牧原さん?残念だったなあ、期待していたのに」と仰って下さった。何気ない隣人の方までのご期待を集めていたかと思うと、改めて申し訳ないし、頑張らなくてはいけないとも感じる。

民主党人事では、幹事長に決まった小沢氏に党人事と国会人事が一任されたようだ。こんなことは聞いた事がない。会計も人事も一手に握る小沢氏の強大な権限は、かつてお金を巡って数多くのきな臭い噂が流れた自民党幹事長の時を上回る。過去最大の政党において、師匠の田中角栄氏をもはるかに凌ぐ勢力を誇っているのだから、当たり前だが非常に危険だ。日本の現代政治史にもないくらいの独裁的権力になる可能性もある。

この20年間、日本の政治は「小沢一郎」という日本の政治史上最大級の金権豪腕政治家に振り回され続けてきた。しかし、ここで最大かつ最高の権力を握るに至った。無論、国民の付託なのでそれ自体には負けた前議員としては何を言っても負け犬の遠吠えになる。しかし、彼以上に、国民や国家よりも、選挙や金、権力を優先することに冷徹な政治家はいないと思う。この3年間まざまざと見せ付けられた。激しい政争を勝ち抜いてきた方だけに、その点は私を含めて他の人とは全く違う。

でも、日本よ、本当にそれでいいのだろうか。本当は森喜朗氏や小沢氏、羽田氏、渡部氏などの昭和40年代半ばからずっと政治を牛耳っている方々から新しい時代へ移行しなくてはいけないのではないか。

2009年9月 6日

落選の一番辛いこと

落選後、一番悩むことはスタッフの雇用である。私は常々、「どんなことがあってもいたいと思う人は守る」と言っていた。能力などは関係ない。要は自分と一緒にいたいと思うかどうかであり、思って下さる以上は全力で守るのが私の使命だと思っていたからだ。

しかし、落選後は、自分自身が無収入になるのだから、とてもではないが今までのように守ることができない。会社経営をしていたり、不動産を持っていたり、そもそもお金持ちの方々との違いである。

弁護士だから、と仰る方もいるが、弁護士の仕事はそんなに簡単ではない。特に私の場合は専門分野が国際通商や紛争、企業・渉外法務だから、地元ではなかなかない仕事である。たまにあるご相談案件も、選挙区内の方同士の場合が多く、政治家とは相容れないため、全部他の方にお回ししていた。何よりもの問題は、私はお金を請求したりするのが極めて苦手であるということだ。

信じてくれていたスタッフと別れるのは何よりも辛い。今日まで進んでこれたのも支えてくれたみんなのお陰である。選挙事務所から運び込んだ荷物でごちゃごちゃになった事務所から仲間がいなくなるのは寂しい。

2009年9月 7日

鳩山政権の最初の大きな過ち

鳩山代表が温室効果ガスの1990年度比25%減という目標をしゃべってしまった。リップサービスのつもりだったのかもしれないが、これで国際交渉は非常に厳しいものになる。

外国では国際交渉や契約交渉などの経験が豊富な弁護士出身の議員やリーダーが多い。だから、決して自分が不利になることは軽々しく言ったりしないし、妥協点も見据えながら慎重に交渉を進める。

しかし、日本ではこうした厳しい国際交渉をほとんど経験しないまま、「のりで」政治家になってしまっている人が多いせいか、自分の思いつきや思い込みで、"国際的に"影響することまでも話してしまうことが多すぎる。

特に民主党はこれまで文句と理想だけ言っていれば、事が済んだのでついつい思い付きを喋ってしまうのではないとこのブログでも心配し続けていたが、その通りになってしまった。最悪である。細川政権が締結した米の輸入義務を定めたミニマムアクセスという屈辱的な義務の二の舞になる。

そもそも1990年度比ー6%という京都議定書ですら全く達成できず、多額の税金を排出権購入に費やしている。それは、長年にわたって省エネの努力を続けてきた世界一のエネルギー効率を誇るわが国と、そうでない国とを、同じように考えるのが無理なのである。わが国は、もっと世界に「私たちを見習え」と胸を張っていいのである。

それをー25%にしたら一体どれだけ国民経済と生活に打撃があるのか多分全く分かっていないまま発言をしているのだろう。しかし、鳩山政権がつぶれてもこの義務はわが国を縛り続ける。鉄鋼、電力、製紙などにお勤めの方には申し訳ないが、もしこの義務を締結したらほとんど未来がない。

国民は未来への大変な負担を負ってしまった。あまりに悔しいが、海外は大笑いをしているだろう。中国などは本当に笑いが止まらないと思う。あまりに幼稚なミスであり、50年後に歴史的にも最も大きな過ちとして記憶されるだろう。

2009年9月 8日

ダメな自民党

今日は落選後初めて自民党本部に足を運び、青年局緊急会合に出席をさせて頂いた。

あえて党本部まで足を運んだのは、本当に変わろうとするエネルギーなり、覚悟なりがあるかどうかを感じたかったからだ。

しかし、結論から言うとショック死状況に陥っているのか、戦犯のような方々ばっかりむしろ生き残ってしまったためなのか、そういうエネルギーは感じなかった。

失意のまま後にしたら、その後の議員総会で何と「若林氏」を総裁として名前を書くことになったようだ。都議選後に両院議員総会などの開催を求める我々に対して、切り崩しを図って陰険なことをした細田、石原、若林トリオを私は絶対に認めないし、こんな人の名前を書くという結論を出す自民党にはほとほと愛想が尽きる。いくら仲間が討ち死にしても、全く届かないのだろうか。

自民党に何よりも必要なのは、世代交代である。もう、古い感覚の人は要らない。陸軍大本営のように状況が全く見えていない人も要らない。全く新しく生まれ変わった、と誰もが認める体制にしないと、「この党は本当に分かっていないんだな。前途多難ですね」で終わってしまう。日本を愛するという保守思想があるから何とか建て直しに貢献したいと思うが、政党としては治癒見込みのない状況に陥りつつあるのかもしれない。
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