副田本道の「平和維新」

私の夢:「平和維新」を世界の共通語にすること。

関係者は罰則規定があり、本当のことを書けない

2009-09-07 06:33:22 | Weblog
入口は阿修羅。一粒万倍日。来訪者様に感謝。
阿修羅への投稿の紹介です。投稿者 Orion星人様に感謝。

>私は金融系職業でもないのに、金融系の評論をしている。この立場
の強いことは、実名の銀行を出しても罰則規定がないことである。
将来、投資顧問をしようともしてない。投資顧問などの関係者は罰
則規定があり、本当のことを書けない。

上記の一文を紹介したくて取り上げました。
情報の質を求めていけば、利害関係の無い人の情報が、真実に近いと思います。
ビジネスでも「仲間内価格」があるように。

投稿元を訪問しますと本文は長文です。興味ある方はぜひお読みすることをお勧めします。
私もじっくりと勉強させてもらいます。

紹介はここから。
米銀行の苦境が続く = とうとう中国も対米関係を見直した感じである。
ドル暴落まで、 あと1ケ月か?
http://www.asyura2.com/09/hasan64/msg/420.html
投稿者 Orion星人 日時 2009 年 9 月 05 日 10:58:53: ccPhv3kJVUPSc

http://www.asahi-net.or.jp/~VB7Y-TD/210905.htm
3389.
米普通銀行はローン、カード、商業用不動産の貸し倒れで苦境にある。
その今後を予測する。    Fより
私は金融系職業でもないのに、金融系の評論をしている。この立場
の強いことは、実名の銀行を出しても罰則規定がないことである。
将来、投資顧問をしようともしてない。投資顧問などの関係者は罰
則規定があり、本当のことを書けない。
シティ、JPモルガン、BOAなど米普通銀行部門は、住宅ローン
、クレジットカード、商業用不動産の貸し倒れ率が上がり、住宅ロ
ーンでは13%にもなっている。サブプライムローンは実に25%に
も達しているし、オルトAでも15%で、プライムで5%であるが件数
からするとプライムが一番多い。
それにも増して、商業用不動産の30%以上の値下がりと商店やホテ
ルなどの商売が行き詰まり、ローンを返せない状態になっている。
これらの不良債権が大幅に積み上がっている。不動産関連の融資額
は大銀行で30%程度であり、資産規模100億ドル以下では50%程度も
あり、この融資額が全体の融資額に占める割合が多い。この部分で
30%以上の損失を抱えていることになる。
この不況の前に、証券化商品の損失があり、その損失の埋め合わせ
ができる前に次の不良債権が出てきたので、米普銀は相当に弱って
いる。「経営に問題」ある米金融機関は416行とFDICは発表している
が、有識者は米国の地銀1000行以上が破綻すると予測している。
FDICの金融預金保険積み立て金も残り100億ドルしかなく、中規模の
地銀が破綻すると積立て保険金がなくなる事態になっている。8月
末で84行が破綻している。このため、ガイトナー財務長官も現時点
で75兆円規模の対策費の内、15%がまだ使用していないと宣言
したが、今後のことで保留しているようである。
そして、シティバンクの不良債権率は5%に迫っているが、この中
には証券化商品やオフバランスのCDSは含まれていない。この内、
証券化商品額は、12兆円規模も持っている。この証券化商品は時
価評価をしていないために、どれだけの損失になっているが分から
ない。
米銀全体の傾向として、1~6月までの2期の決算では投資部門が
利益を出して、普通銀行部門が大きな損失を抱える方向である。
シティバンクは配下のスミスバーニー証券をモルガンスタンレーに
111億ドルで売却して、この投資部門がない。日本ではシティ配下
の日興証券も三井住友銀行に売却しているためにない。この売却益
で4~6月は黒字決算であったが、このように高額で売却可能な企
業は無くなっている。日本のベルシステム24を売却すると発表し
たが、この程度の企業売却を発表すること自体が何かおかしい。
このような状況証拠から、シティバンクが相当に行き詰っているこ
とが覗える。と思っていたが、中国が米銀から買ったCDSの債権
を無効にすると宣言した。これは英国からの情報で中国当局が先手
を打って、CDSの損害を封鎖したようである。シティ破綻で、シ
ティの債権はデフォルトになるが、そのCDSを中国の企業は大量
に持っていた。
この発表で、とうとう来たかという思いである。7~9月の決算発
表は大幅赤字になり、米政府から中国や日本はシティ支援を依頼さ
れると思うが、それは拒否するしかない。民主党政権に交代して、
対等な日米関係を構築ができるかどうか試金石である。中国もシテ
ィ破綻で、とうとう対米関係を見直すしかなくなると見る。米国債
の買い増しをしないし、売却に動くと見る。その代わりに金へのシ
フトをする。このため、金価格は上昇している。
JPモルガンやBOAも同様に不良債権が積み上がっているが、シ
ティほどではないことと、投資銀行部門があり、その投資部門が自
己売買でレバレッジを100倍程度にしたドルのキャリートレード
を行い、売買利益を取っているので、まだ苦境にはならない。
しかし、シティが破綻して、そのショックが起きるとレバレッジを
効かしたドルキャリーは大損をして、この投資銀行も破綻すること
になる。
しかし、大手銀行の破綻を止めるために、米政府ができることは少
ない。現時点でも米国債の取引は中国の買い入れ規模によるし、F
RBの資金緩和もこれ以上の緩和がドルの暴落という結果を招くこ
とになる。それと、中国がCDS債権を無効化したことは大きいし
、とうとう中国も対米関係を見直した感じである。ドル暴落まで、
あと1ケ月ですかね。
このように米国としては、今後、非常に苦しい状況になると見る。
さあ、どうなりますか??  
紹介はここまで。