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玄蕎麦が蕎麦粉になるまで其の弐(^○^)

2015-06-19 | 蕎麦のこと
水無月壱拾九日(金) 芒種・末候


いよいよ、「玄蕎麦をそば粉にしようプロジェクト」も、大詰めです☆

写真の機械の左側のロートに四段階に分けた玄蕎麦をそれぞれ投入します☆

本来、綺麗な「丸ヌキ」(玄蕎麦の殻を剥いて蕎麦の実だけにしたもの)を作るのであれば、四段階に分けた玄蕎麦の粒の大きさ毎に、機械の中にあるメッシュをそれぞれ替えて、作業をします☆が

加那やでは、その工程を二段階にしてしまいます☆そうすると、どうなるかと云うと、セットされたメッシュよりも粒の小さな玄蕎麦は、殻が剥けずに出てきてしまいます☆

要するに、綺麗な丸ヌキに敢えてしないのです☆

これは、好みの問題になってしまうと思いますが、幾分殻が混ざっていたほうが、蕎麦にこくが出ると加那や店主は、考えます☆




そうして、このロートに投入された玄蕎麦は、中程のドラムの部分で殻を割られ、メッシュを通って



一番下の排出口から殻が剥けた状態、「丸ヌキ」で出てきます☆




作業の途中で、丸ヌキが割れてしまったものは「割れ」として、別の排出口から出てきます☆



剥けた殻は、一番奥の段ボール箱に排出されます☆
これが枕などに使う「そば殻」です☆

そうして出来た丸ヌキを石臼で挽いて、やっとそば粉になります☆

そのお話は、又、次回に☆


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