白樺小舎便り(しらかばごやだより)

北信濃の田舎暮らしの日々

爺さんと婆さんの会話_その3

2023年01月21日 12時45分00秒 | 日記
婆さん 「お茶入ったよ」
爺さん 「ありがとうございます(増)田貞子ちゃん」
婆さん 「いつまでそのネタやってるの!マンネリだ」
*(注)増田貞子ちゃんは保育園の調理師をやっていた人で、結婚して別の姓になった。子供がなかなかできなくて、爺さんと婆さんが尾瀬に行った帰り、群馬の子持神社に代参した。その折、不思議な体験をした。時刻はもうすぐ日暮れを迎えようとしていた。爺さんと、まだ小さかった長男が本殿で参拝していると、中で子供が走り回って遊んでいるような音がした。神主さんのお孫さんでも遊んでいるのかなと思い社務所の回ってみた。恒例のおじいさんが座っていた。お札をもらって帰ってきたが、どう見ても住居がそこにあるとも思えず、とても中で子供が遊んでいるような状況ではないことは分かった。しばらくして、貞子ちゃんに子供が授かった。それも双子!霊験あらたか過ぎるではないか。その後、何度か子持神社を訪れてお礼参りをしたが、神主さんがいることはなかった。普通の侘び寂びを感じさせる田舎の神社だった。

爺さん 「うーん、それじゃ、ありがとうござい増田あけみちゃん」
婆さん 「陳腐!」
爺さん 「増田けいこちゃん」
婆さん 「ん?・・・あっあの人ね」
爺さん 「ますだおかだ」
婆さん 「知らない」
爺さん 「増田キートン」
婆さん 「古いねぇ、知っている人いないんじゃない」
爺さん 「ン~、ますだこうぞう(升田幸三)」
婆さん 「誰?それ」
爺さん 「それではこれでどうだ!増田長政。隠すれど、色に出にけり我が教養」
婆さん 「付き合いきれん!」
爺さん 「・・・・・・」(シュン)    
婆さん 「誰?、それ」





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