昨日、長野映研創立60周年企画で、沖縄映画祭があった。
劇映画沖縄は、沖縄の農民から銃剣とブルドーザーで土地を取り上げ、米軍基地を作っていく経緯と、それに粘り強く戦っていく沖縄の人たちの姿が描かれていて、『基地の為に土地
をみずから差し出したことは、ただの一度もない』という翁長知事の言葉が改めて胸に響く。
この映画が作られた1969年は、まだ団結や明るい未来を信じられた時代だった。
この映画を、辺野古に基地を作ることに躍起になっている人たちに見てもらいたい。
戦争法案と同じで、アメリカの基地があることで戦争に巻き込まれる危険がある。
憲法9条を旗印に、平和外交に徹してこそ戦争にまきこまれる危険から回避できる。
北朝鮮や中国の脅威から国を守らなければならない。
そのためにアメリカが世界各地で起こす無法な戦争に加担していいのか。
憲法をそのまま読めば戦力を保持しない、武力によって国際紛争を解決しないはずなのに。
自衛隊は世界でも有数の軍隊ではないか。
軍事費も1日137億円も使っている。
これは、2520億円もかかって結局白紙撤回することに決まった新国立競技場の建設費にまわせば、19日分あればお釣りが来る額だ。
この計画自体とんでもないものだが、それだけ多額の軍事費が使われているということだ。
それにしても、俺たちは今とんでもない政府に国の命運を握られている。