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蕎麦遺産

未来の世代に引き継ぐべき「蕎麦」に関するあらゆる情報を調査し、「蕎麦遺産」として登録しています。

蓮玉庵(台東区上野)の「天ぷら盛合せ」「たらこと昆布の佃煮」「せいろそば」「きのこそば」等

2018年12月23日 | 蕎麦屋(都内)
【平成30年12月某日 調査・登録】
 この店「蓮玉庵」の屋号は、初代の窪田八十八氏が近くにある不忍池の蓮を眺め、蓮の葉の上にある玉のような蕾にちなみ「蓮玉庵」と名づけたことが由来とのことです。創業は安政6(1860)年という老舗蕎麦店です。
 著名な歌人 斉藤茂吉の短歌に「池之端の蓮玉庵に吾も入りつ上野公園に行く道すがら」とあるだけでなく、森鴎外の「雁」や、樋口一葉・坪内逍遥など明治の文豪の文筆にもしばしば登場する有名店です。特に先代と大変親交の厚かった久保田万太郎氏による看板と石額は、そのユニークさから貴重とされています。
 《前回のこちらの店の調査・登録:古式せいろそば・かき揚げそば・やきのり等




 まずはお酒を熱燗でいただきましょう。


 こちらは「天ぷら盛合せ」です。新鮮な素材が美味です


 こちらは「たらこと昆布の佃煮」です。


 美味しい肴でお酒も進みます。お替りは「冷酒(菊水の辛口)」です。


 さて、「せいろそば」をいただきましょう。しっかりと打たれた正統派のそばです




 こちらは「きのこそば」です。ヌメっとしたきのこの食感が秀逸です




 仕上げは勿論「そば湯」です。


 ごちそうさまでした。美味しいそばをいただけました。

★蓮玉庵
 所在:東京都台東区上野2-8-7
 電話:03(3835)1594
 品代:御酒700円、天ぷら盛合せ1,750円、たらこと昆布の佃煮400円、菊水の辛口1,050円、せいろそば700円、きのこそば900円


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