みんながいつも笑顔でありますように

私と家族と脳腫瘍G4の姉と

気がついた事

2009-04-13 | つぶやき
姉は放射線や強い薬、色々な影響で
基本的な生活も一人では送れなくなっており、
 (体が不自由で、と言うより、アルツハイマーの症状に似ています。
  時間が経てば良くなるかもしれないし、ならないかもしれない、
  そんな風に言われてます。)
本来はとてもクールで人見知りのする性格であるのに
今では子供のように、無邪気に家族に甘えてきます。

愛らしいムーンフェイスをますます膨らませて
「プンプン」と言って私たちを笑わせてくれたり
母との言い合いで、
「やだっ!!」と頑固に主張して手を後ろに組んでイヤイヤをしたり。
怒っていた母も最期はこらえ切れず、笑ってます。

そんな微笑ましい状況ですが、
でも、本来の

”30代の女性で仕事をバリバリやっていた姉”

の事を思い出すと
やっぱり気持ちが張り裂けそうになります。

それは母も一緒で、、そんなこんなで、笑いながら涙をポロリと出しています。

楽しい時間を今たくさん過ごしているし、
現実にはきちんと目を向けているつもりだけど、
やっぱり夜になると、悔しくて涙が出てくる。
本人はもっともっと悔しいだろう、と思う。
でもこの病気と闘って行く。

そんな姉ですが、
家族以外の人と会う時、また外出した先では
緊張感を持つのか、きちんとする。(少し
敬語も使うし、「イヤイヤ」とする事もない。(あんまり

だから時にはこういう外へ行くのは、社会性を持続させる為にも
必要なのかな、と思いました。