美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

夏の終わりの半月

2006-09-01 23:30:45 | 日記・エッセイ・コラム
終業後、慌てて退社し、自宅近所のブルーライオンのサービスセンターへ。愛車プジョー106S16を2ヶ月遅れの12ヶ月点検に出す。まあ、どこも悪いところはないのだが、念のためにね。エンジンオイルも長いこと替えてないし。

クルマを預けて、のんびり家まで歩く。18時過ぎの空はまだ明るい。月は半月。西の空は徐々に青から桃色、紫色に変わっていく。

風が素肌に心地よい。やっぱりもう秋の入口なんだな。虫の声が聴こえる。君の声は聴こえないのだけど。

いわゆる街の本屋に寄ってミーツとミュージックマガジンを買う。この店の店員の女子はきっとオタクだ。別にそれでも構わないが。

路地裏の自動販売機でついつい缶ビールを買ってしまう。高校の頃から変わってない習慣。夕暮れの街をビール片手に歩く。缶から直接飲んだ時の、ほろ苦い味もあの頃と同じだ。

詩が浮かびそうになる。でも、言葉にならない。言葉にできない By オフコース小田和正。

そして、今日から9月だった。
_20060901