美しき旋律 麗しき雑音

忘れるための記憶/覚えておかないための記録

わたしが寝ているのでぼくは眠れない

2009-11-16 23:35:28 | 詩・散文・ショートストーリー
ちょっと悲しいことがあったので、悲しみをぶっ飛ばして、高速をぶっ飛ばして、自分の根性を叩き直し、ダンボールをぶった切って、豚肉(バラ)を切り刻み、気が済んだところでベッドに入ったら、そこにはすでにわたしが寝ていて、そんなわけで寝る場所のないぼくは、今こうしてキーを叩いている。まあ、そのうちに眠るのだけれどね。


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