
FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)
2025年03月25日 19:35
日本 0 - 0 サウジアラビア
埼玉スタジアム2002 58,003人 晴れ / 18.4℃
5日前のバーレーン戦で史上最速W杯出場を決めた日本。
モチベーションを保つことは難しかったであろうし、これまで活躍のなかった選手起用を行ったこともありベストパフォーマンスは程遠い試合だった。
とはいえ、メンバーを入れ替えただけでこれほどまでにパフォーマンスが落ちるとは誰が想像できただろうか。
もちろん現在、最終予選グループC3位でバーレーンに比べ実力のあるサウジアラビアが、終始守備意識の高い戦術で粘ったことも要因tpは言える。
だが、W杯ベスト4進出を目標に掲げている日本にとっては最低でもサウジアラビア程度の守備は攻略し得点奪取が必須だった。
この試合、日本はシュート数で10対1、GKキック1体18、ボール保持率で77%と数字上では圧倒的な差を見せつけたが、実際は守備を固めたサウジアラビアのスペースを探すため低い位置でパス回しをしていた時間が多く、攻めあがらないサウジアラビアに対し決定機を作りやすかったということ。
サウジアラビアを脅かしたと言えるシーンはほぼなかった上、逆に直接FKに至っては2対10とサウジアラビアに多くチャンスを与えてしまったところは大きな反省点とすべきだ。
また、スタメン出場した1トップの前田は再三のお膳立てにも関わらずシュート数わずか2本。
本大会のメンバー入りは当落線上だろう。
昔の大久保のようにサイドに転向する道もありかもしれない。
負けないことが良かったのではなく、サウジアラビアの思惑にはまり勝点1を与えてしまった試合ととらえるべきだ。
本大会ではこのような展開になる試合は少ないだろうが、守備の堅い相手からしっかりと得点と勝点をとれるチームに仕上げてほしい。