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世界一は南米代表

2005年12月19日 12時31分40秒 | 観戦記
FIFAクラブワールドチャンピオンシップ トヨタカップ ジャパン2005
決勝戦
12月18日(日)
競技場  :横浜国際総合競技場(日産スタジアム)
入場者数 :66,821人
天候   :3℃
キックオフ:19:20
サンパウロFC (12年振り3回目[優勝2回],南米代表:ブラジル)1-0 リバプールFC (21年振り2回目,欧州代表:イギリス)
得点者:
27分ミネイロ(サンパウロFC)

前半26分ふわっと浮いたパスに反応したミネイロがDFラインを中央から抜け出しGKとの1対を制し落ち着いてゴールを決めた。ジェラードのシュートが枠を超えアモローゾのシュートはキーパーが正面で受ける。巧みなパス、鋭いシュート、激しい競り合い、まさに世界最高の試合を繰り広げる。
前半39分までリバプールは9対3と3倍のシュートを放つも尽くDFに弾かれネットに届かず、逆にサンパウロに突破を許す。
後半6分ジェラードのゴール右隅を狙ったFKはロジェリオセニが弾く。
サンパウロの巧みなラインディフェンスに思うように仕掛けられないリバプール。16分のルイスガルシアのヘディングシュート、20分ヒーヒアの左足のボレーシュートのゴールはオフサイドで幻に消える。
24分ジェラードの強烈なミドルシュートはセニが正面で受け止めリバプールの攻撃を凌ぎ攻撃へと切り替える。
ロスタイム直前リバプールのイレブンの表情が引きつりはじめる。
ジェラード、ルイスガルシア、シャビアロンソ、クラウチが中盤からボールを繋ぎチャンスを作るも素早いサンパウロDFを崩せず。
47分フリーで受けたジェラードのシュートは左へ大きくそれた。
48分21本のシュート、17本のCKを放つもサンパウロのゴールを割る事ができなかったリバプール。
ジェラードはその場にしゃがみ込みサンパウロイレブンはピッチを駆けた。

気温10度を軽く下回る日が落ちたスタジアムはキックオフ数時間前から応援歌が響く。
ポルトガル語や英語を中心に様々な声が飛び交い異国のスタジアムを連想させた。
ラファエル・ベニテス監督の母への黙祷を終えたキックオフ1分後、スペイン人の乱入者による4分間の中断がピッチ上の選手に影響をどれだけあたえたかはわからない。
しかし南米王者サンパウロFCと劇的な勝利でミランを敗ったリバプールの真剣勝負は国内では数年に1度味わえるか否かの素晴らしいゲームとなった事は間違いない。
しかし今大会、高価チケットによる少数観戦者問題、2組の審判員が体力不足による帰国、3位決定戦前半が44分50秒台で終了、決勝の乱入者等、今後の大会運営には課題が多く残った。W杯のように各大陸2チーム、開催国参加等、日本で開催し続ける為にも来年はもっと短に世界のクラブチームが味わえる大会を目指してほしい。

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