陶芸家・田中哲也氏(名芸大アートクリエターコース非常勤講師)
1970年滋賀県生まれ、近畿大学卒業後サラリーマンになるが就職した企業が倒産、武蔵野美短大美術科卒業後と京都造形芸術大学陶芸コース卒業31歳で陶芸家になる。
2004~6年ごろ、「金属か陶かのフエィクの面白さを表現した機械的な造形作品やボルトとナットで連結された分割による巨大作品などが認められて陶芸家として講師として喰えるようになる。その後「光の器」をコンセプトに透光性のある土を素材にした作品「輝器」シリーズなどで海外からのオハーも増えワークショップや海外レジデンスへ出かけるようになる。その様子が韓国(最悪の日韓関係の中での渡韓)、オランダ(20人分のスタッフの食事当番でベジタリアン分も含めた2種類を担当)。台湾(台湾の土は赤土だけだった。初めての台湾個展)、等スライドで紹介された。「陶芸というのは、最後は炎に任せなあかん芸術である。」
「工芸作品の陶芸と現代芸術の統合したオリジナルなものを目指してやってきた。」
「焼成すると半透明になる器を用いたライトアップオブジェ」
「透光性の土(光を透す)を用いてオランダ製・蓄光発光釉薬(950度位で焼くと光を当てると蛍光する)を用いた器」などの紹介あり。
陶芸で知り合った人脈・人間関係が自分の世界を広げてくれた。
(写真は今年最後の自己焼成作品)
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