読書備忘録

私が読んだ本等の日々の
忘れない為の備忘録です

上甲 宣之 著「脱出迷路」

2010-11-12 | さ行
夢の国を舞台にしたホラーで、「ここは首刈ヶ丘・夢屋敷ー夢の世界で死ぬる者、目覚めの後に命が尽きる」
夢で死ぬと現実でも死が待ち構えていると言う夢ものホラー小説。
赤いトンネルを抜け、“首夢”の世界に迷いこんだ女子高生・凪浜そよか。
「おまえは呪われた。おまえが死ぬまで残り寿命…」連続して与えられる不可解なミッション指令。
失敗すれば死が訪れる、容赦ない残酷なゲームに参加させられる。
迫るタイムリミット、クリアできなかった者が次々と死んでいくのを目の当たりにしながらも、そこで出会った仲間とともに、敢然と立ち向かうそよか。果たして、逃げ切れるのか
そして、いったい誰が、なんのためにこんな呪いを・・・。
終わりが見えないノンストップ・サスペンス!
携帯電話と黒電話、ポラロイドカメラやフラッシュなど小物を使って展開は早い
描写はグロテスクなホラー、まるでゲームの世界です。


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