ブダペストドナウ川に沿って走るトラム２号線

ブダペストのドナウ川に沿って走るトラム２号線，手前の右方へ向かう線路のホームはあるのですが，反対側すなわち川に近い方の線路のホームが近くに見あたりませんでした。電車がやってくると何と手前側の線路の上に乗降しているのです。ちょっと日本では考えられないことですが，写真ではうまく表現できませんでした。線路に沿う柵の間に手前側の線路があります。

ブダペスト東駅

ブダペスト東駅(Keleti)からブラチスラバ，プラハ経由ベルリンGesundbrunnenまで行く４カ国を通る列車，食堂車も付いている機関車牽引の列車である。最後部はコンパートメント式１等車である。

さらば，ベルリン（２）

さらば、ベルリン - goo 映画
映画を見た後何かおかしかったので，もう一度本を読み直しています。
全く元の話とは違い，ストーリーが安直に作られていることが分かりました。ベルリンの女性レーナの設定も殺された男の情婦になっていたりまったく違います。米兵タリーを殺したのを探すストーリーなのにあっさりレーナが犯人に仕立て上げられています。戦後の複雑な話は映画には難しいとは思いますが，アメリカ映画というのはここまで翻案するのでしょうか。西側の森の中にこの当時の瓦礫で作られた標高115mの山が出来ています。ちなみに東京都港区の愛宕山は標高25.7m，北区の飛鳥山はそれよりも低いと言うことです。代々木八幡37.2mとか東京23区内にはもう少し高いところもあるようですが，瓦礫で作られたベルリンのTeuferbergeの115mがかなり高いことがわかります。ベルリンには東の方には同じくらいの標高の自然の山があります。

ブダペストの1日券

ブダペストの１日券は他の都市と異なり，カレンダーの日付による１日券です。２４時間券ではないのでバリデイトする必要は有りません。向こうで日付の上に印を付けてくれます。市内は登山電車にも有効です。鎖橋の近くから王宮の丘に登るケーブルカーは別料金です。

ブダペストの地下鉄１号線

1896年に開通したロンドンに次ぐ世界で２番目の地下鉄，トラム並の短い車両の２両編成，浅いところを走っていてホームに日が射し込むほどだ。他の新しい２本の線はドナウ川の川底など深いところを走っていて，高速度エスカレーターでホームに到達するのと全く違う様相だ。

ウイーンにも低床車

ウイーンにも伝統的なトラムから、低床車に変わりつつある。ここの中心部ではトラムが道路の端の方を走っているので、重い荷物を持っている時には有り難い。

ブダペストの登山鉄道

シュトルブ式登山電車．ブダのモスクワ広場から56番のトラムに乗り二つ目で乗り換える．VÁROSMAJOR VÁ.から SZÉCHENYI HEGY VÁ. まで，日中は12分毎に運行されている．よく見られる機関車に押し上げられる歯車式軌道(Cogwheel Rail)と異なり電車の下に歯車があるので，かなり騒々しいし，振動も多い．然し利用者は少なくないようだ．

プラハ本駅

Plaha hlavni nadrazi といい，head station すなわち筆頭駅というのが直訳である．堂々とした建物で，全体が頭端駅という訳ではないが，特に国際列車で通過に便利な Holesovice 駅発着の列車が多くなっているのが，残念だ．アントワープの様に地下に別線を作って中央駅を活用するのが一番望ましい．Holesovice 駅は新大阪，新横浜の様の位置になるので，時間短縮のためにはやむを得ないことだろうか．

プラハ城傍の緑の軌道を走る市電

プラハ城傍の緑の軌道を走る市電　結構坂を下って行くのでこんなに上ってきたとびっくりします．
プラハはタクシー事情が悪く，Holesovice駅ではタクシーがタクシー標識に黒い袋をかぶせていて普通には乗れないようです．送ってきたタクシーは客を拾わず逃げるように帰って行きます．トイレに行っている間にタクシーが何もいなくなりました．地下鉄は深くエスカレーターが高速度です．地下鉄の駅に近いホテルをとるのが得策です．