メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『クリスマスの猫』

2009-11-27 16:11:56 | 
ハッチくんが急に亡くなってしまったことを今朝のめざましで知った。
最近ずっと仕事の息抜きに「ライブカメラサイト 動物なにしてる?」を時々覗いてて、
ハッチと奥さんのクララが仲睦まじく部屋でくつろいでる姿を毎日見てただけに驚いた。
けど、カンガルーの寿命でゆったら長いほうで老衰による死は大往生とのこと。
献花台には大勢のファンからの花やメッセージが絶えないみたい。須坂どうぶつえんも寂しくなるね。
わたしたちを楽しませてくれて、ありがとうハッチくん。


『クリスマスの猫』The Christmas Cat
ロバー卜・ウェス卜ール作 ジョン・ロレンス画 坂崎麻子訳 徳間書店

病院の帰りにひさびさミスドに寄って、この2日間とっても頑張った自分へのご褒美に
美味しそうなドーナツをいろいろ買って、お代わり自由なホットカフェオレを飲みながらゆったり本を読んだ。
去年同様クリスマス本をいろいろ借りて読むことに。
1時間くらいで読めちゃうような、手にほどよくおさまる大きさの、装丁のカワイイ本て大好きだ

あらすじ
イギリスの上流階級の女の子キャロラインは両親が旅行中なためクリスマスを牧師の叔父のもとで過ごすことになった。
当時は今と違って牧師は人を遠ざけるような権威があった上、意地悪な家政婦のせいで町の人々は余計牧師さんを避けていた。
キャロラインの唯一の友だちは、馬小屋にやってきた身重な猫と、近所に住む貧しい少年ボビーだけ。
家政婦に見つからないように食事の残りを盗んだり、馬小屋にストーブを運び込んだり、まるでスパイのような毎日。
ボビーは友だちの女の子シャリーが結核で来年までもたないかもしれず、産まれた子猫を見せてあげたいと頼む。
クリスマスイブ。とうとう馬小屋で猫を飼っていたことが叔父と家政婦にバレてしまい、
家政婦は「泥棒だ!警察を呼ばなきゃ!」と騒ぐ一方、叔父は「幼子たちをわたしのところに来させなさい。
神の国はかれらのものである」と涙を浮かべていた。
家政婦に操られていた彼は死んだようになった我が家と教会を嘆いていたんだけど、本当は人びとの愛情に触れたかったのだ。
家政婦は出てゆき、代わりにボビーの気のいいおばあさんが働くことになり、教会にはあふれるほどの人が訪れるようになる。

物語はキャロラインが孫娘に話してきかせる形で、ボビーがいまでは孫娘にとってのおじいさんであることが最後に分かる
ココロもすっかりあったまって、じぃーんとした感動の場面ごとに鼻をすすりながら読んだ。
いまだに貧富の差が激しい国は多いし、階級で人に順番をつけることなどいろいろ考えさせられる物語でもある。
ほかの作品もぜひ読んでみたいな。

Robert Westall


町歩きの候補に川越も気になってるんだけど、こんなお得クーポンもあるみたい。
小江戸川越クーポン


昨日、鍼の先生から「生薬が終わってるだろうから7時までに取りに来てください」と電話があって、
病院帰りに寄ったら「7時に来るものだと思ってまだ作ってない。ちゃんと時間を守るように」と怒られた
「じゃ、月曜に鍼治療の予約を入れてあるから、その時に生薬ももらえますか?」と聞いたら、
「生薬は間をあけると効き目が薄れるから、その前に来れないか」とまた怒られた。
中国の人って言い方がキツいから怒ってるように聞こえるだけで、実は心配してふつーに話してるのかも?
それにしても「7時まで」てゆったらそれまでに来ればいいんだろうって思うし、
生薬が間があいては効果がないって知らないから、注意するなら、説明してからにしてほしい。
どのみち年末年始はいろいろ用事がたてこんでて、それほど鍼ばかりに行ってられないのになぁ。。
なんだか理不尽さが残って、その後も気分が悪かった。
言葉の壁って医療系だと余計混乱していけないよね↓↓↓




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