メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

朝ドラ「スカーレット」第1、2週

2019-10-16 13:46:43 | テレビ・動画配信
朝ドラ「スカーレット」

ヒロインは戸田恵梨香ちゃん 見るのは『SPEC』以来か?
朝ドラは初めて?

お母さん役の富田靖子さんも大好きな女優さんの一人


第1週 はじめまして信楽、第2週 意地と誇りの旅立ち

後に女性陶芸家の道を歩むヒロイン・キミコ








オープニングはろくろの上で回りながら粘土が物語を綴っていく
このコマ撮りには相当時間がかかったのでは?




終戦1年後の昭和22年 琵琶湖につく家族
川原家は空襲で何もかも失い、戦後、父が手を出した商売も失敗し
住み慣れた大阪を後にした






父の知り合いの大野を頼って滋賀・信楽まで来る
大野は父に戦時中、命を救われたという
怪我をした大野をおぶって何十キロも歩いた

(昔はこうして戦時中の人間関係を頼って疎開することが多かったのだろうか

早速、よそ者扱いされていじめられたキミコは倍返しに行く
それを見ていた大野の息子は大人しく、体が弱い




キミコの妹は、空襲の時にとても怖い思いをしたので
今でも思い出して夜中に泣くことがある




新しい学校には給食がある
まだ週2回の補助食程度で、主食は各家庭持参だがキミコにはない




父は妻の着物を大阪まで売りに行き、米や卵を買ってきた際
暴漢に襲われていた草間を助けて連れてくる

戦後こうした心を病んだ兵士が多かったという




紙芝居が見たいという妹
ぽんせんべいを買うと見られるが、それを買う金がない




紙をもらって自分で絵を描くキミコ
それを草間にとても褒められるが、学校を休んだことで父親から怒られる




「女には学問は必要ない」というのが家訓だったが
丸熊陶業社長の娘テルコから文字を教わる
理科でじゃがいもなどの育て方が書かれていたため、家の庭に植えて収穫する








父が仕事の合間に作った五右衛門風呂の火を焚くのもキミコの役目
最初は何度も失敗するが火加減を覚える





(私の母も長女で、ちょうどこんな感じだったのかもしれない
 毎日水を汲んだり、きょうだいの面倒をみたり、お風呂の火を焚いたり・・・
「勉強よりも田んぼを手伝え」と親から言われていたと聞いたことがある


テルコは、信作が好きだが墓地に誘っても来ない
「学徒出陣」で帰らぬ人となった兄のお墓がある

一緒に手を合わせてくれたキミコに
兄には好きな人がいて、木の下で恋人とキスしていたことを話す






草間が東京に帰り、翻訳の仕事をして、父の借金1000円分を肩代わりするが
父はたった20円ですら受け取らない
それを「男の意地だ 女には分からん!」と言う

一晩考えたキミコ:
妹が紙芝居を見たいと言って
お金を払わなくても見れるとわかったのに見なかった
とっても見たかったのに
女にも意地があるんじゃーい!






草間は借金取りを投げ飛ばし、それが柔道だと教える
柔道を教えてもらいたいというキミコに教えてあげることにすると
学校のみんなも一緒に習いたいと言い出す

その教える代金で借金をチャラにすると言う父




草間:
僕が君たちに教えたいのは、勝った負けたではありません
柔道という武道を通して、本当の逞しさとは何か
本当の優しさとは何か
本当に強い人間とはどういう人間か
そして人を敬うことの大切さを学んでほしい
これは草間流柔道です


テルコは婦人警官になりたい夢をこっそり話す
女の婦人警官が誕生というニュースが流れた




「テルコがいない」と母親が血相変えて来る
「ぽんせんべいをあげる」と言って子どもをさらう事件が起きている

結局テルコは家出をしようとして止められていただけ




草間は奥さんを探しにまた東京へ戻る
キミコ:4年も離れていたら、奥さんカンカンになって待ってるで


いきなり15歳のキミコ 中学生役って!

高校に進学するのが嫌だと言う信作
キミコは中学を卒業したら父の仕事場を手伝うつもり








この頃、日本の火鉢のほとんどは信楽で作られていた
丸熊陶業はその中でも1、2を争う会社




男ばかりの職場で15歳の女の子にはきつい仕事だと社長に断られてしまう

お詫びに持ってきたお菓子の詰め合わせに喜ぶ妹たち(美味しそう






丸熊陶業だったら若い社員にも1万円出すと聞いて新たに2人も男子を雇う父
服も用意してもらって泣き出してしまうキミコ

テルコは「自分が何とか説得する」と言ってくれるが
父は大阪で就職口を探してくる

「いとこだから心配するな」と言うが、何か事情がありそうな顔の母

キミコの担任が来て金賞とった絵を褒め
数学が得意だから、上の学校に進むことを勧める

担任:タダで高校に行けるかもしれません

父:女に学問は必要ない

進学したいが家の事情が分かっているキミコは我慢する

テルコは婦人警官になる夢をあきらめて、丸熊陶業を継ぐ

テルコ:私は一生信楽や 大阪に行くなら私を倒して行け

2人は柔道で決着をつける

キミコ:私は信楽の子だ ここにいたい 高校に行きたい!

父:
たぬきの道をずっと行くと、開けて、そこの夕焼けが綺麗だ
大阪に行ったらもう見られないから見とけ

ここで見つけた焼き物のかけらをキミコは旅のお供としました







まだ中学生の子どもが家族を養うために働くなんてひどい話だ

でも、その後の男女平等の教育、男女雇用均等法が出来ても
男女の格差、差別は埋まらない

世界中にはまだまだ水汲み、果ては売春までして家族を養い
教育を受けられない女児もたくさんいる




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