■『アンディ・マリー: 再起までの道 (字幕版)』
監督:オリビア・カプチーニ
スマホでは「テニス」の検索で出てきたのに
パソだとテニス商品が出てきてしまうから
チャットで聞いたら「再起までの道」で検索してみては?
そしたら出てきた/礼
このドキュメンタリー映画を知った時
字幕版があるなんて思わなかったから諦めていたけど
Amazonプライムビデオに感謝×5000
アンディ・マレーの“開戦” テニスIQで勝負に挑む
【内容抜粋メモ】
2018年1月8日
マ:
まだ眠れない
朝になれば股関節の手術を受ける
結果は分からないし楽しみとは言えない
どうなるか不安だが成功することを祈る
2017年 ウインブルドン
ランキング1位アンディ・マリー×サム・クエリー
アナ:
マレーは怪我に苦しんでいます
マレーのチームは問題ないと繰り返しています
動きが明らかに悪くなっています
見るからに足を引きずっています
マレーの不調は明らか
レントゲン写真を見る
BBC の取材で判明したのは股関節唇損傷
激しい痛みを伴います
“引退か?”
“全米オープンの欠場を発表”
マ:痛みが激しすぎるので、今年はプレーしません
体中に器具をつけて測定
マ:この数か月は出来る限りのことをしてきたつもりです
アナ:マレーがオーストラリアンオープンに帰ってきました!
怪我の回復が遅れて欠場します
“マレーが手術”
“全シーズンを欠場”
2018年1月9日
マ:
手術が終わって今目覚めたところだ
手術はうまくいったと聞かされている
早期回復を祈るだけだ
29歳はアスリートとして決しては若くはない
クエリーと対戦した時は異常だった
ランキング1位なのに歩くこともままならない
そんな状態がしばらく続いて、さすがに不安になった
痛みは改善するはずが違った
医師:傷跡はいずれ消える
(痛々しい写真!
マ:
最悪の状態ではないらしい
僕は楽観的だよ
リハビリを適切に行って
いつから何ができるとか
試合に復帰する時期とか
2018年2月 イギリスオックスショット
妻キンバリーのインタビュー:
「夫が家にいて幸せでしょう」と言われる
幼い子どもが2人いるので彼の在宅は嬉しい
いつも留守がちだから
でも彼は家でも毎日朝から晩まで回復の努力をしている
目標は早期回復
子どもと一緒に遊んで欲しい
マ:
理学療法士のシェーンは5、6年の付き合いだ
彼ほどいい人はいない
お互いの弱点を知っている
シェーンと結婚したい
きっと楽しいだろうw
理学療法士マークは父親的存在
“スレンダー”と呼ばれているが痩せてないww
フィジカルトレーナーのマット:アンディとは11年来の仲だ
コーチ ジェイミー:アンディのハグは温かみが足りない
マ:
ジェイミーと僕は若い頃に対戦したことがある
彼はプロ選手だったが打ちのめしてやった!
ジェイミー:あの時は調子が悪かったんだw
マ:
手術は大成功だった
これから鍛えなおしていかないといけない
コンディションは回復
股関節の可動域はずいぶん広がった
唯一改善しないのが痛み
手術後だし当然だと考えていた
もっと筋力をつければコートに立てると
2018年3月 フランステニスアカデミー
練習コートに立つアンディ
マ:
ハイレベルの衝撃を受けるとひどい痛みを感じた
大きなストレスを吸収できていなかった
プレーを続けて鍛えれば股関節も治ると言われていた
(ストレスでラケットを投げたり俯くアンディ
マ:全く動けない 痛みで力が入らない
コーチ:まだ完璧とは言えないが とフォローする
マ:
ゴールまでの道のりがあまりに長いよ
僕は現実主義者でもある
元世界ランキング1位レイトン・ヒューイットと電話
マ:
経験者の話を聞きたいと思って
君が受けた股関節の手術の回復はどうだった?
レイトン:
北京オリンピックが終わって手術を受けてから
4ヶ月後にホップマンカップで復帰した
痛みはなかったよ
最初は痛んだけど、8~9週間でプレーを始めた
3ヶ月後には痛みが消えて、試合に備えることができた
マ:
3週間では無理だということか
分かった ありがとう
チーム:
きっとアンディは思っていただろう
同じ手術を受けた人は自然に復帰してると
でも実際は回復にかかる時間は誰にも予測できない
ニュース:
術後の経過が思わしくない
今年のウィンブルドンにも間に合わない
“シーズンに間に合うか不安視されています”
キンバリー:
体のことだけじゃない
利権にも関わることだし
メディアは過度に期待する
アンディが期限を決めたのがそもそもの原因
「グラスコートシーズンには復帰する」と公言したせいで
(家の中にプールやジムの機械がこんなにあるのかな/驚
マ:
他の選手の活躍をとりあげればいいのに
なぜか僕にプレッシャーをかけるんだ
充分に苦しんでいるのに理解できない
リハビリ中だとしか言えない
間に合えばいいけど
それなら嬉しいけど・・・
キンバリー:手術を受ける前から復帰を疑問視されていた
マ:
プロになった当初は「才能も努力も足りない」と言われた
「練習嫌いのナマケモノ」
「精神的に弱い」とも言われた
アナ:ふるまいも言葉もあんな態度では勝利も遠のきます
(アンディが叫ぶのは、自分に対してであって
観客や相手にあたるようなことはまったくないのにねえ
母ジュディ:
できないと言われるとあの子は熱くなるのよ
全ての批判を受け止めて原動力にしている
イギリス選手が優勝できないのは75年間
ジョコビッチ:
試練を乗り越えるのが彼の生き方なんだ
それが彼を強い人間にした
決して屈服しない
ナダル:
あと2年もプレーしたら精神的に円熟しただろう
彼ほど才能に溢れた選手はいない
屈折しているかもしれないが
誰かに虐げられるといつも言葉で反論できるわけじゃない
僕は行動で反応する
2012年 全米オープン
ジョコビッチとのものすごい長い対戦に勝って優勝
アナ:
ついに1番
誰も彼を疑いません
文句なしの優勝です!
2018年4月
マ:
コートに戻るための戦略を立てるためにみんなに集まってもらった
最後の試合から10ヶ月だ
このままあと1年過ごすつもりはない
どうしても痛みが消えないようならゲームオーバーだ
痛みを緩和しない限り次のステージに進めない
MRI に入る
経口薬を提案した
ステロイド注射を打つ伝統的な治療もした
(21世紀にこんな治療法しかないのが残念
チーム:
リハビリのエクササイズを増やすよう1日に何度も言った
アンディは彼らしく助言を忠実に守った
1人で何時間もトレーニングしていた
アスリートの鑑だ
マ:
単純な作業だが、これも僕の仕事だ
そのために優秀なチームを集結して
助言も出来る限り実行したけど
彼らが苦しむ姿もたまには見たいよ
一方的に命令してばかりだから
どんなに難しい注文かよくわかってないんだ
砂の上を猛ダッシュさせてみんな倒れる
実際にやらせてみるとあっという間に音を上げる
元コーチ モーレズモ:
アンディは完璧主義者で常に改善点を探している
(試合中にベンチで前髪切ってる映像ww
レンドル(出た!):
練習するサーブの数も半端ない
こんな選手は初めてだ
元コーチ ブラッド・ギルバート:厳しい訓練 まるで獣だ
別の元コーチ:
はっきり言って疲れるよ
本人もわかってる
全てに理由を求める
助言しても「なぜ?」と質問攻め
徹底的に調べて追求する
でも深刻な問題を抱えるのは嫌いだ
そういう性格が今の彼を作った
試合中に日没サスペンデッドとなり
マ:まだ明るいのになぜやめるんだ?!
デビスカップチーム監督レオン・スミス:
しっかり予習して向き合わないとダメなんだ
だからリハビリの最終段階も一気に走り抜けた
2018年6月
マ:
調子はいいよ
明日は手術以来初めて試合のコートに立つ
最後の試合から11ヶ月がたった
なんだか奇妙な感じだ
今の気分は複雑
緊張してナーバスだ
緊張はやる気の表れ
いいプレーをしたい
アナ:誰もが医者のつもりでアンティの動きを注視しています
マ:
英国のテニス選手は、このシーズンが一番大事だと教え込まれる
最初はグラスシーズンが嫌いだった
でも大人になると一番楽しんでプレーできる季節になった
声を震わせてのスピーチ:
ウィンブルドンでの勝利がいかに大変か誰もが語るが
観客が僕の背中を押してくれる
サポートありがとう
(泣いているキンバリー、観客席のファン
2013年 ウィンブルドン マレー×ジョコビッチ
マレーの2-0 ファイナルセット5-4
チャンピオンシップポイント
ウィンブルドン優勝
クイーンズクラブ選手権 マレー×キリオス
実況:だんだん左右に振られて疲れが見える
勝者はキリオス
マ:
復帰戦には失望した 自分にね
歩き方に注意した
足を引きずってたらまずい
テレビでみんなが見ているから
“復帰戦で敗退”
“早すぎたが、彼はウィンブルドンを目指した”
ウィンブルドン大会前 記者会見
マ:もっとうまくなりたいが短い練習だったし・・・
キンバリー:
コートを去った時は世界NO.1だった
過去の栄光に引きずられたのかも
復帰を焦り過ぎた
(WWFのTシャツ来てるマレーが映る
2018.7.8 ヴォイスノート
マ:
心配してる 怖れている
このままプレーできなければどうしたらいいのか
僕の日課は練習でできている
休みますと言ったことがない
日課がなくなるのは恐ろしい
人生を捧げてきたものを失うにはまだ早い
2018.7
フィジカルを鍛えればいいと
ブロック注射をしたら効果があった
神経をしばらく機能させなくする
痛みは緩和されるが体への負担は同じ
(私が腱鞘炎になった時も、周りから
「有名大学病院でブロック注射すれば、すぐに痛みが消える」と勧めた
でも、東洋医学の医師からは
「神経を麻痺させるだけ そのまま使い続けたら、
麻酔が切れた時のダメージは今より大きい」と忠告された
私は自分の体を痛めつけてまで入力の仕事をしていたくはないと
派遣先の仕事を辞める決断をした
今でも痛みは変わらないが、決断に後悔はない
「ペインクリニック」なんて病院も増えたが
これは医療ではないと思う その場しのぎ しかもリスクが高い
センターコートの絵を描いてる 上手い/驚
次の試合のことを考えているアンディ
施術の2日後にトレーニングして「調子がいい」と言う
2人を相手にトレーニング
チーム:
「絶好調だ」と言って猛ダッシュしてみた
驚異のダッシュだ
またチームは楽観的な空気になった
アメリカの試合に向かう
シティオープン
“術後以来3戦目 初のハードコート”
試合中ミスして「どういうつもりだ!」と吼えるアンディ
勝って絶叫
アナ:見事なカムバックです!
全英1位エドモンドにも勝つ
3時間の熱戦!!
マ:
痛みが戻ってきた
注射はその場しのぎだ
最後まで戦ったのは奇跡だ
コピルに勝って笑顔の後、疲れた顔
タオルをあてて声を出して号泣
アナ:
コートにいたのは8時間(!
険しい道のりでした
実に感動的です
朝5時 ワシントン
マ:
コピルに勝ったが疲労の限界だ
試合後に泣いたのは終わりだと思ったからだ
体がプレーを拒否しているし
心もこれ以上、痛みと格闘したくない
(こんなに激しく努力して、健闘しているのに
なぜ、私たちはそれ以上を求めてしまうのか?
ここが終着点だ
ものすごく悲しい
現役を続けたいが
体がNOと言っている
辛いよ
続けられないのが本当に悔しい
キンバリー:
抜け殻のようだった
数週間訓練を休んだ
根本治療はない
どこまでテニスに命をかけられるか
まだ終わりにできないだろうと思った
誰もが現状に疲れていた
新たなメンバを求めていた
2018.10 アメリカ フィラデルフィア
ビル・ノウルズ:ケガからの復帰を助ける
マ:ビルとの訓練は楽しい
(ブレイクダンスまでやってる!
たしかに体中くまなく動かすものね
ビル:
基本的な動きの質を高める
子どもに教えるのと同じ
アスリートの感覚を思い出せる
(柔らかい跳び台を跳んだり、側転って懐かしい!
ボブ:
痛みは消えない
本人にも伝えるよ
ほとんどのアスリートがなんらかの怪我を抱えている
痛みを完全に消すなどバカげてる
あらゆる方法を試すべき
オープンマインドに
さまざまな可能性を試した
マ:
僕はテニスがしたいんだ
成功しなくても、やれることはやったと思える
当時は期待していた
ケガがよくなると
2018.12 アメリカ マイアミ
コートでまた練習して少し笑顔も見えるが辛そう
ビル:テニスは股関節を酷使する
マ:
まったく楽しめない
終わりが見えない
いつ試合ができるのか
痛みが出るのは分かる
プレーできないなら股関節を守る意味がない
メルボルンが目標だ
Q:もし今日やめるとしたら?
いい気分だろう スッキリする
これ以上何すればいい
オースラリアンオープンには出るよ
それなら少なくとも終わりが見える
キンバリー:
彼は誰かが言ってくれるのを待っていたのよ
「やめろ」と
でもそれはムリだと言った
最後に決めるのは彼だから
「クリスマスには言う」って言って
私は「休んで」と言った
マ:
最終的に決めるのは僕だが
周りにも影響する
股関節にチャンスを与えたかったし
不公平だよ
チーム:
アンディは言われたことはすべてやった
いろいろ面倒な奴だが訓練には従順だ
「4時間戦え」と言われればやる
もっと効果が出てもいい頃だ
マ:
プロスポーツ選手の選手生命は短い
もっとテニスをしていたいんだ
この先もずっと
たかがテニスじゃないかと言われるが
僕にとっては大事なんだ
兄ジェイミー
2018.12.4
マ:
「なぜテニスが重要なのか」と聞かれた
ダンブレーンの乱射事件が影響している
9歳だった
あの時、みんな苦しんだ
犯人は顔見知りだったし
事件後1年もたたないうちに両親が離婚した
辛い時期だった
その後、兄も家を出た
テニスのトレーニングのために
子どもの頃、いつも一緒だったから辛かった
(泣いてる
不安発作に襲われた
プレー中、試合中に呼吸が苦しくなったり
(パニック障害?!
テニスにのめりこんだのは現実逃避だった
心に押し込めてしまう
話し合ったりしないから
誰も話さないんだ
コートに立つといい面も悪い面も出すことができる
問いを抱えた子どもに戻ることができる
だから大事なんだ
(なんとインナーチャイルド!
2019.1 オーストラリアンオープン会見
席につくと俯いて涙が止まらず、すぐに席を立つ
会見2時間前
マ:
なにか言おうと考えてる
エモーショナルになると言葉が出なくなる
優柔不断なんだ
言わないかもしれない
朝から緊張している
胃がムカムカする
引退の決断をするなら、耐えられない痛みのほうがいい
考えてる
自分のことは誰より分かってるから
引退は間違いだと思う
シェーンに電話しよう
「そうだな ありがとう」
正しい決断をしたい
(ずっとカメラに撮られてるほうがいいのかな?
見ているのはとても辛いが
会見
マ:
出来る限りのことはしたが
「ウィンブルドンまではやる」とチームに言った
本当にできるかどうか分からない
最後の可能性も否定できない
別の手術もあるが、それは前回より大がかりになる
プロ復帰のためでなく、生活の質を上げるためになる
(会場外のコーチに抱きついて号泣する
コーチも涙
これも神から与えられた試練か
またコートでの練習
マ:
いいコートだ
広い感じがする
金持ちじゃなくても入れるし
バックパッカーもいる
ここでプレーしたい
これまでいろんな選手と戦った
ソウザ、メルツァー、ロペス、ライアン、、、
インスタで見たが、オーストリアで48勝してるらしい
50までいきたい
2019.1.14
マ:いったんコートにたてば高揚する
パソでコメディドラマを観て笑う
スポーツ心理学者とテレビ電話
マ:
いつもは見ない夢を見た
クルマで足がペダルにひっかかって
心理学者:数年後、後悔したくないことは?
マ:
大勢が観に来る
それを全部受け止められるかどうか
心理学者:
時間をかけてさらされればいい
君はファンサービスが好きだろう?
楽しめばいい
コーチ:
勝ち負けは関係ない
一流選手らしくプレーするだけ
試合前
「ぶちのめせ」
マ:がんばるよ
マレー×オーギュスト
6-4 6-4 6-6
タイブレイクで吠える
3、4セットはマレー
アナ:この男が不可能を可能にしています
解説者:彼が成し遂げたことは奇跡よ
観客も大喜び
マ:以前は観客に憎まれてると思ってた
5-1の崖っぷちに大歓声がわく
アナ:
負けですが勝ちました
観客に従来の彼を見せたのです
<試合後インタビュー>
インタビュアー マーク:
これで終わりなら素晴らしい幕引きだ
君はオーストリア並みに心が広い
でも、君が一番心残りだろう
マ:
ええ 支えてくれたチーム、家族みんなに感謝したい(声が震えている
長年僕を支えてくれた大勢の仲間たち
(インタビュアーは最初のコーチなんて、なんて運命の巡りあわせ!
マーク:彼がここで終わるはずがないと思った
マ:
また戻ってくるかもしれません
やってみないとね
試してみるよ
(とても晴れ晴れとした笑顔
ジェイミー:
彼に諦めるというDNAはないんだ
だからリハビリにも耐えた
足を引きずって歩いて新聞を取りに行く
愛犬ラスティが走っていくのが映った!
マ:
僕を治してくれるらしい手紙が来たよ
ホメオパシーだってww
12月に引退を決めていたけど考えを変えた
ボブ・ブライアン
ボブ・ブライアンの手術映像を見てる!
なぜこんな手術映像を録画したの?
それを人に見せるのも考えられない/驚
ハンマーで打ったりして、これはホラー映画だよ↓↓↓
マ:グロテスクな映像だった
キンバリー:
「前倒しでやる」と言い始めた
ウィンブルドンでやめるつもりが
人工関節で戦うと決めたのね
2019.1.22 電話
マ:
どうしよう 1週間後だ
いろいろ自問するだろう
今は確証しているが
(不安顔のままトレーニングを続ける まるで侍
6日後 夜中に夫婦でクルマに乗って病院へ
マ:きしんだりして
「幸運を」
ストレッチャーで運ばれる
手術まで撮影したんだ!驚×5000
完全にスプラッタホラー 見てられない!
ハンマーでたたくとか、こんなの治療じゃない
原始人じゃないんだから
吐き気がする
こんな手術を毎日していたら、医師は神経がおかしくならないだろうか?
自分の手術映像を全世界に公開するのも
今後のアスリートのため?
何時間も過ぎていく
麻酔から覚めて
マ:コートを走るのはまだ早いな
マ:
プレーできるかどうか早く知りたかった
アスリートにとって3、4日は長いんだ
試合に出るのは夢だ
(生々しい傷跡・・・
コーチ:
「君の偉業は残る」といったが
彼の考えに影響されるんだ
彼が「大丈夫」と言えば
みんなが「やれるよ!」ってなる
なにか成し遂げたいと全力を注いでいる
奇跡が起きると周囲もその希望を信じる
松葉づえでクルマに乗るアンディ
家の中でおどけてカメラを覗いて笑う
シェーンに手を握ってもらいながら歩く練習
プールで歩いたり
子どものバースデイパーティを祝う
ゴルフ
(家族との時間は増えたよね
ウィル・マレー(お父さん? 初めて見た
ウィル:
子どもたちと一緒に過ごし
試合に戻ったら別人になってるだろう
人生を楽しむ若者に
マ:
シングルだと負荷は大きいだろう
今は痛みが消えた
またテニスをしたい
できそうな気がする
女医:
またプレーすれば再手術になるリスクは15%
最初の7年間で股関節が故障する確率
これが現実 それでもリスクをおかす?
数字にショックを受けて苦笑するアンディ
マ:
またリハビリだ
やる気が出ない 楽しくない
仕方ない やるよ
いつもやりすぎたせいでこうなったのも確か
29歳で股関節が損壊した
テニスをすれば幸せだと思ったが
今は痛みがなくてハッピーだ
世界のトップになればスポーツにすべてを捧げるしかない
もう一度そこに戻れるとは思えない
母:
アンディにはまだやり残したことがあるのね
試合の結果を必ず見るし
未練がなければそこまでしないはず
キンバリー:痛みなしに立てたのは久しぶり
ジェイミー:
「来年の今ごろは世界10位だ」と軽率に言えば
アンディに手を噛みちぎられるだろうねw
すぐ元に戻るさ
2019.5
マ:
痛みもない
走るスピードは、去年より雲泥の差だ
女医:
その調子よ
ウィンブルドンには帽子が必要?w
笑顔でクルマに乗り、ウィンブルドンへ向かう
ウィンブルドン ロペスと組んでダブルスに出場
イキイキとした顔でプレー
復帰戦で勝利する
“シングルの前哨戦”
(早速、プレッシャーをかけるマスコミ
マ:
痛くないw
優勝した気分だ
痛みがないのが嬉しい
ウィンブルドンとかどうでもいいけど
今日の勝利は嬉しい
キンバリー:肩の力が抜けて、今のアンディは怖いものなしよ
アナ:シングルに戻ってもいいだろう
ダブルス優勝!!
(この辺は生で観たから、ブログ内にある
2019.8.13 シンシナティ
マ:
明日は手術以来初めてのシングルスだ
プレーできるだけで奇跡だ
半年前は引退を考えてた
諦めかけた時、家族とチームが背中を押してくれた
どんな未来が待ってるか
きっといい未来だ
***
ハッピーエンディングで嬉しい
アンディ!
あなたがふたたび試合のコートに立つ日をどれだけ心待ちにしているだろう
これほど努力する姿を見せてくれる人間を
天も応援しないわけがない
監督:オリビア・カプチーニ
スマホでは「テニス」の検索で出てきたのに
パソだとテニス商品が出てきてしまうから
チャットで聞いたら「再起までの道」で検索してみては?
そしたら出てきた/礼
このドキュメンタリー映画を知った時
字幕版があるなんて思わなかったから諦めていたけど
Amazonプライムビデオに感謝×5000
アンディ・マレーの“開戦” テニスIQで勝負に挑む
【内容抜粋メモ】
2018年1月8日
マ:
まだ眠れない
朝になれば股関節の手術を受ける
結果は分からないし楽しみとは言えない
どうなるか不安だが成功することを祈る
2017年 ウインブルドン
ランキング1位アンディ・マリー×サム・クエリー
アナ:
マレーは怪我に苦しんでいます
マレーのチームは問題ないと繰り返しています
動きが明らかに悪くなっています
見るからに足を引きずっています
マレーの不調は明らか
レントゲン写真を見る
BBC の取材で判明したのは股関節唇損傷
激しい痛みを伴います
“引退か?”
“全米オープンの欠場を発表”
マ:痛みが激しすぎるので、今年はプレーしません
体中に器具をつけて測定
マ:この数か月は出来る限りのことをしてきたつもりです
アナ:マレーがオーストラリアンオープンに帰ってきました!
怪我の回復が遅れて欠場します
“マレーが手術”
“全シーズンを欠場”
2018年1月9日
マ:
手術が終わって今目覚めたところだ
手術はうまくいったと聞かされている
早期回復を祈るだけだ
29歳はアスリートとして決しては若くはない
クエリーと対戦した時は異常だった
ランキング1位なのに歩くこともままならない
そんな状態がしばらく続いて、さすがに不安になった
痛みは改善するはずが違った
医師:傷跡はいずれ消える
(痛々しい写真!
マ:
最悪の状態ではないらしい
僕は楽観的だよ
リハビリを適切に行って
いつから何ができるとか
試合に復帰する時期とか
2018年2月 イギリスオックスショット
妻キンバリーのインタビュー:
「夫が家にいて幸せでしょう」と言われる
幼い子どもが2人いるので彼の在宅は嬉しい
いつも留守がちだから
でも彼は家でも毎日朝から晩まで回復の努力をしている
目標は早期回復
子どもと一緒に遊んで欲しい
マ:
理学療法士のシェーンは5、6年の付き合いだ
彼ほどいい人はいない
お互いの弱点を知っている
シェーンと結婚したい
きっと楽しいだろうw
理学療法士マークは父親的存在
“スレンダー”と呼ばれているが痩せてないww
フィジカルトレーナーのマット:アンディとは11年来の仲だ
コーチ ジェイミー:アンディのハグは温かみが足りない
マ:
ジェイミーと僕は若い頃に対戦したことがある
彼はプロ選手だったが打ちのめしてやった!
ジェイミー:あの時は調子が悪かったんだw
マ:
手術は大成功だった
これから鍛えなおしていかないといけない
コンディションは回復
股関節の可動域はずいぶん広がった
唯一改善しないのが痛み
手術後だし当然だと考えていた
もっと筋力をつければコートに立てると
2018年3月 フランステニスアカデミー
練習コートに立つアンディ
マ:
ハイレベルの衝撃を受けるとひどい痛みを感じた
大きなストレスを吸収できていなかった
プレーを続けて鍛えれば股関節も治ると言われていた
(ストレスでラケットを投げたり俯くアンディ
マ:全く動けない 痛みで力が入らない
コーチ:まだ完璧とは言えないが とフォローする
マ:
ゴールまでの道のりがあまりに長いよ
僕は現実主義者でもある
元世界ランキング1位レイトン・ヒューイットと電話
マ:
経験者の話を聞きたいと思って
君が受けた股関節の手術の回復はどうだった?
レイトン:
北京オリンピックが終わって手術を受けてから
4ヶ月後にホップマンカップで復帰した
痛みはなかったよ
最初は痛んだけど、8~9週間でプレーを始めた
3ヶ月後には痛みが消えて、試合に備えることができた
マ:
3週間では無理だということか
分かった ありがとう
チーム:
きっとアンディは思っていただろう
同じ手術を受けた人は自然に復帰してると
でも実際は回復にかかる時間は誰にも予測できない
ニュース:
術後の経過が思わしくない
今年のウィンブルドンにも間に合わない
“シーズンに間に合うか不安視されています”
キンバリー:
体のことだけじゃない
利権にも関わることだし
メディアは過度に期待する
アンディが期限を決めたのがそもそもの原因
「グラスコートシーズンには復帰する」と公言したせいで
(家の中にプールやジムの機械がこんなにあるのかな/驚
マ:
他の選手の活躍をとりあげればいいのに
なぜか僕にプレッシャーをかけるんだ
充分に苦しんでいるのに理解できない
リハビリ中だとしか言えない
間に合えばいいけど
それなら嬉しいけど・・・
キンバリー:手術を受ける前から復帰を疑問視されていた
マ:
プロになった当初は「才能も努力も足りない」と言われた
「練習嫌いのナマケモノ」
「精神的に弱い」とも言われた
アナ:ふるまいも言葉もあんな態度では勝利も遠のきます
(アンディが叫ぶのは、自分に対してであって
観客や相手にあたるようなことはまったくないのにねえ
母ジュディ:
できないと言われるとあの子は熱くなるのよ
全ての批判を受け止めて原動力にしている
イギリス選手が優勝できないのは75年間
ジョコビッチ:
試練を乗り越えるのが彼の生き方なんだ
それが彼を強い人間にした
決して屈服しない
ナダル:
あと2年もプレーしたら精神的に円熟しただろう
彼ほど才能に溢れた選手はいない
屈折しているかもしれないが
誰かに虐げられるといつも言葉で反論できるわけじゃない
僕は行動で反応する
2012年 全米オープン
ジョコビッチとのものすごい長い対戦に勝って優勝
アナ:
ついに1番
誰も彼を疑いません
文句なしの優勝です!
2018年4月
マ:
コートに戻るための戦略を立てるためにみんなに集まってもらった
最後の試合から10ヶ月だ
このままあと1年過ごすつもりはない
どうしても痛みが消えないようならゲームオーバーだ
痛みを緩和しない限り次のステージに進めない
MRI に入る
経口薬を提案した
ステロイド注射を打つ伝統的な治療もした
(21世紀にこんな治療法しかないのが残念
チーム:
リハビリのエクササイズを増やすよう1日に何度も言った
アンディは彼らしく助言を忠実に守った
1人で何時間もトレーニングしていた
アスリートの鑑だ
マ:
単純な作業だが、これも僕の仕事だ
そのために優秀なチームを集結して
助言も出来る限り実行したけど
彼らが苦しむ姿もたまには見たいよ
一方的に命令してばかりだから
どんなに難しい注文かよくわかってないんだ
砂の上を猛ダッシュさせてみんな倒れる
実際にやらせてみるとあっという間に音を上げる
元コーチ モーレズモ:
アンディは完璧主義者で常に改善点を探している
(試合中にベンチで前髪切ってる映像ww
レンドル(出た!):
練習するサーブの数も半端ない
こんな選手は初めてだ
元コーチ ブラッド・ギルバート:厳しい訓練 まるで獣だ
別の元コーチ:
はっきり言って疲れるよ
本人もわかってる
全てに理由を求める
助言しても「なぜ?」と質問攻め
徹底的に調べて追求する
でも深刻な問題を抱えるのは嫌いだ
そういう性格が今の彼を作った
試合中に日没サスペンデッドとなり
マ:まだ明るいのになぜやめるんだ?!
デビスカップチーム監督レオン・スミス:
しっかり予習して向き合わないとダメなんだ
だからリハビリの最終段階も一気に走り抜けた
2018年6月
マ:
調子はいいよ
明日は手術以来初めて試合のコートに立つ
最後の試合から11ヶ月がたった
なんだか奇妙な感じだ
今の気分は複雑
緊張してナーバスだ
緊張はやる気の表れ
いいプレーをしたい
アナ:誰もが医者のつもりでアンティの動きを注視しています
マ:
英国のテニス選手は、このシーズンが一番大事だと教え込まれる
最初はグラスシーズンが嫌いだった
でも大人になると一番楽しんでプレーできる季節になった
声を震わせてのスピーチ:
ウィンブルドンでの勝利がいかに大変か誰もが語るが
観客が僕の背中を押してくれる
サポートありがとう
(泣いているキンバリー、観客席のファン
2013年 ウィンブルドン マレー×ジョコビッチ
マレーの2-0 ファイナルセット5-4
チャンピオンシップポイント
ウィンブルドン優勝
クイーンズクラブ選手権 マレー×キリオス
実況:だんだん左右に振られて疲れが見える
勝者はキリオス
マ:
復帰戦には失望した 自分にね
歩き方に注意した
足を引きずってたらまずい
テレビでみんなが見ているから
“復帰戦で敗退”
“早すぎたが、彼はウィンブルドンを目指した”
ウィンブルドン大会前 記者会見
マ:もっとうまくなりたいが短い練習だったし・・・
キンバリー:
コートを去った時は世界NO.1だった
過去の栄光に引きずられたのかも
復帰を焦り過ぎた
(WWFのTシャツ来てるマレーが映る
2018.7.8 ヴォイスノート
マ:
心配してる 怖れている
このままプレーできなければどうしたらいいのか
僕の日課は練習でできている
休みますと言ったことがない
日課がなくなるのは恐ろしい
人生を捧げてきたものを失うにはまだ早い
2018.7
フィジカルを鍛えればいいと
ブロック注射をしたら効果があった
神経をしばらく機能させなくする
痛みは緩和されるが体への負担は同じ
(私が腱鞘炎になった時も、周りから
「有名大学病院でブロック注射すれば、すぐに痛みが消える」と勧めた
でも、東洋医学の医師からは
「神経を麻痺させるだけ そのまま使い続けたら、
麻酔が切れた時のダメージは今より大きい」と忠告された
私は自分の体を痛めつけてまで入力の仕事をしていたくはないと
派遣先の仕事を辞める決断をした
今でも痛みは変わらないが、決断に後悔はない
「ペインクリニック」なんて病院も増えたが
これは医療ではないと思う その場しのぎ しかもリスクが高い
センターコートの絵を描いてる 上手い/驚
次の試合のことを考えているアンディ
施術の2日後にトレーニングして「調子がいい」と言う
2人を相手にトレーニング
チーム:
「絶好調だ」と言って猛ダッシュしてみた
驚異のダッシュだ
またチームは楽観的な空気になった
アメリカの試合に向かう
シティオープン
“術後以来3戦目 初のハードコート”
試合中ミスして「どういうつもりだ!」と吼えるアンディ
勝って絶叫
アナ:見事なカムバックです!
全英1位エドモンドにも勝つ
3時間の熱戦!!
マ:
痛みが戻ってきた
注射はその場しのぎだ
最後まで戦ったのは奇跡だ
コピルに勝って笑顔の後、疲れた顔
タオルをあてて声を出して号泣
アナ:
コートにいたのは8時間(!
険しい道のりでした
実に感動的です
朝5時 ワシントン
マ:
コピルに勝ったが疲労の限界だ
試合後に泣いたのは終わりだと思ったからだ
体がプレーを拒否しているし
心もこれ以上、痛みと格闘したくない
(こんなに激しく努力して、健闘しているのに
なぜ、私たちはそれ以上を求めてしまうのか?
ここが終着点だ
ものすごく悲しい
現役を続けたいが
体がNOと言っている
辛いよ
続けられないのが本当に悔しい
キンバリー:
抜け殻のようだった
数週間訓練を休んだ
根本治療はない
どこまでテニスに命をかけられるか
まだ終わりにできないだろうと思った
誰もが現状に疲れていた
新たなメンバを求めていた
2018.10 アメリカ フィラデルフィア
ビル・ノウルズ:ケガからの復帰を助ける
マ:ビルとの訓練は楽しい
(ブレイクダンスまでやってる!
たしかに体中くまなく動かすものね
ビル:
基本的な動きの質を高める
子どもに教えるのと同じ
アスリートの感覚を思い出せる
(柔らかい跳び台を跳んだり、側転って懐かしい!
ボブ:
痛みは消えない
本人にも伝えるよ
ほとんどのアスリートがなんらかの怪我を抱えている
痛みを完全に消すなどバカげてる
あらゆる方法を試すべき
オープンマインドに
さまざまな可能性を試した
マ:
僕はテニスがしたいんだ
成功しなくても、やれることはやったと思える
当時は期待していた
ケガがよくなると
2018.12 アメリカ マイアミ
コートでまた練習して少し笑顔も見えるが辛そう
ビル:テニスは股関節を酷使する
マ:
まったく楽しめない
終わりが見えない
いつ試合ができるのか
痛みが出るのは分かる
プレーできないなら股関節を守る意味がない
メルボルンが目標だ
Q:もし今日やめるとしたら?
いい気分だろう スッキリする
これ以上何すればいい
オースラリアンオープンには出るよ
それなら少なくとも終わりが見える
キンバリー:
彼は誰かが言ってくれるのを待っていたのよ
「やめろ」と
でもそれはムリだと言った
最後に決めるのは彼だから
「クリスマスには言う」って言って
私は「休んで」と言った
マ:
最終的に決めるのは僕だが
周りにも影響する
股関節にチャンスを与えたかったし
不公平だよ
チーム:
アンディは言われたことはすべてやった
いろいろ面倒な奴だが訓練には従順だ
「4時間戦え」と言われればやる
もっと効果が出てもいい頃だ
マ:
プロスポーツ選手の選手生命は短い
もっとテニスをしていたいんだ
この先もずっと
たかがテニスじゃないかと言われるが
僕にとっては大事なんだ
兄ジェイミー
2018.12.4
マ:
「なぜテニスが重要なのか」と聞かれた
ダンブレーンの乱射事件が影響している
9歳だった
あの時、みんな苦しんだ
犯人は顔見知りだったし
事件後1年もたたないうちに両親が離婚した
辛い時期だった
その後、兄も家を出た
テニスのトレーニングのために
子どもの頃、いつも一緒だったから辛かった
(泣いてる
不安発作に襲われた
プレー中、試合中に呼吸が苦しくなったり
(パニック障害?!
テニスにのめりこんだのは現実逃避だった
心に押し込めてしまう
話し合ったりしないから
誰も話さないんだ
コートに立つといい面も悪い面も出すことができる
問いを抱えた子どもに戻ることができる
だから大事なんだ
(なんとインナーチャイルド!
2019.1 オーストラリアンオープン会見
席につくと俯いて涙が止まらず、すぐに席を立つ
会見2時間前
マ:
なにか言おうと考えてる
エモーショナルになると言葉が出なくなる
優柔不断なんだ
言わないかもしれない
朝から緊張している
胃がムカムカする
引退の決断をするなら、耐えられない痛みのほうがいい
考えてる
自分のことは誰より分かってるから
引退は間違いだと思う
シェーンに電話しよう
「そうだな ありがとう」
正しい決断をしたい
(ずっとカメラに撮られてるほうがいいのかな?
見ているのはとても辛いが
会見
マ:
出来る限りのことはしたが
「ウィンブルドンまではやる」とチームに言った
本当にできるかどうか分からない
最後の可能性も否定できない
別の手術もあるが、それは前回より大がかりになる
プロ復帰のためでなく、生活の質を上げるためになる
(会場外のコーチに抱きついて号泣する
コーチも涙
これも神から与えられた試練か
またコートでの練習
マ:
いいコートだ
広い感じがする
金持ちじゃなくても入れるし
バックパッカーもいる
ここでプレーしたい
これまでいろんな選手と戦った
ソウザ、メルツァー、ロペス、ライアン、、、
インスタで見たが、オーストリアで48勝してるらしい
50までいきたい
2019.1.14
マ:いったんコートにたてば高揚する
パソでコメディドラマを観て笑う
スポーツ心理学者とテレビ電話
マ:
いつもは見ない夢を見た
クルマで足がペダルにひっかかって
心理学者:数年後、後悔したくないことは?
マ:
大勢が観に来る
それを全部受け止められるかどうか
心理学者:
時間をかけてさらされればいい
君はファンサービスが好きだろう?
楽しめばいい
コーチ:
勝ち負けは関係ない
一流選手らしくプレーするだけ
試合前
「ぶちのめせ」
マ:がんばるよ
マレー×オーギュスト
6-4 6-4 6-6
タイブレイクで吠える
3、4セットはマレー
アナ:この男が不可能を可能にしています
解説者:彼が成し遂げたことは奇跡よ
観客も大喜び
マ:以前は観客に憎まれてると思ってた
5-1の崖っぷちに大歓声がわく
アナ:
負けですが勝ちました
観客に従来の彼を見せたのです
<試合後インタビュー>
インタビュアー マーク:
これで終わりなら素晴らしい幕引きだ
君はオーストリア並みに心が広い
でも、君が一番心残りだろう
マ:
ええ 支えてくれたチーム、家族みんなに感謝したい(声が震えている
長年僕を支えてくれた大勢の仲間たち
(インタビュアーは最初のコーチなんて、なんて運命の巡りあわせ!
マーク:彼がここで終わるはずがないと思った
マ:
また戻ってくるかもしれません
やってみないとね
試してみるよ
(とても晴れ晴れとした笑顔
ジェイミー:
彼に諦めるというDNAはないんだ
だからリハビリにも耐えた
足を引きずって歩いて新聞を取りに行く
愛犬ラスティが走っていくのが映った!
マ:
僕を治してくれるらしい手紙が来たよ
ホメオパシーだってww
12月に引退を決めていたけど考えを変えた
ボブ・ブライアン
ボブ・ブライアンの手術映像を見てる!
なぜこんな手術映像を録画したの?
それを人に見せるのも考えられない/驚
ハンマーで打ったりして、これはホラー映画だよ↓↓↓
マ:グロテスクな映像だった
キンバリー:
「前倒しでやる」と言い始めた
ウィンブルドンでやめるつもりが
人工関節で戦うと決めたのね
2019.1.22 電話
マ:
どうしよう 1週間後だ
いろいろ自問するだろう
今は確証しているが
(不安顔のままトレーニングを続ける まるで侍
6日後 夜中に夫婦でクルマに乗って病院へ
マ:きしんだりして
「幸運を」
ストレッチャーで運ばれる
手術まで撮影したんだ!驚×5000
完全にスプラッタホラー 見てられない!
ハンマーでたたくとか、こんなの治療じゃない
原始人じゃないんだから
吐き気がする
こんな手術を毎日していたら、医師は神経がおかしくならないだろうか?
自分の手術映像を全世界に公開するのも
今後のアスリートのため?
何時間も過ぎていく
麻酔から覚めて
マ:コートを走るのはまだ早いな
マ:
プレーできるかどうか早く知りたかった
アスリートにとって3、4日は長いんだ
試合に出るのは夢だ
(生々しい傷跡・・・
コーチ:
「君の偉業は残る」といったが
彼の考えに影響されるんだ
彼が「大丈夫」と言えば
みんなが「やれるよ!」ってなる
なにか成し遂げたいと全力を注いでいる
奇跡が起きると周囲もその希望を信じる
松葉づえでクルマに乗るアンディ
家の中でおどけてカメラを覗いて笑う
シェーンに手を握ってもらいながら歩く練習
プールで歩いたり
子どものバースデイパーティを祝う
ゴルフ
(家族との時間は増えたよね
ウィル・マレー(お父さん? 初めて見た
ウィル:
子どもたちと一緒に過ごし
試合に戻ったら別人になってるだろう
人生を楽しむ若者に
マ:
シングルだと負荷は大きいだろう
今は痛みが消えた
またテニスをしたい
できそうな気がする
女医:
またプレーすれば再手術になるリスクは15%
最初の7年間で股関節が故障する確率
これが現実 それでもリスクをおかす?
数字にショックを受けて苦笑するアンディ
マ:
またリハビリだ
やる気が出ない 楽しくない
仕方ない やるよ
いつもやりすぎたせいでこうなったのも確か
29歳で股関節が損壊した
テニスをすれば幸せだと思ったが
今は痛みがなくてハッピーだ
世界のトップになればスポーツにすべてを捧げるしかない
もう一度そこに戻れるとは思えない
母:
アンディにはまだやり残したことがあるのね
試合の結果を必ず見るし
未練がなければそこまでしないはず
キンバリー:痛みなしに立てたのは久しぶり
ジェイミー:
「来年の今ごろは世界10位だ」と軽率に言えば
アンディに手を噛みちぎられるだろうねw
すぐ元に戻るさ
2019.5
マ:
痛みもない
走るスピードは、去年より雲泥の差だ
女医:
その調子よ
ウィンブルドンには帽子が必要?w
笑顔でクルマに乗り、ウィンブルドンへ向かう
ウィンブルドン ロペスと組んでダブルスに出場
イキイキとした顔でプレー
復帰戦で勝利する
“シングルの前哨戦”
(早速、プレッシャーをかけるマスコミ
マ:
痛くないw
優勝した気分だ
痛みがないのが嬉しい
ウィンブルドンとかどうでもいいけど
今日の勝利は嬉しい
キンバリー:肩の力が抜けて、今のアンディは怖いものなしよ
アナ:シングルに戻ってもいいだろう
ダブルス優勝!!
(この辺は生で観たから、ブログ内にある
2019.8.13 シンシナティ
マ:
明日は手術以来初めてのシングルスだ
プレーできるだけで奇跡だ
半年前は引退を考えてた
諦めかけた時、家族とチームが背中を押してくれた
どんな未来が待ってるか
きっといい未来だ
***
ハッピーエンディングで嬉しい
アンディ!
あなたがふたたび試合のコートに立つ日をどれだけ心待ちにしているだろう
これほど努力する姿を見せてくれる人間を
天も応援しないわけがない