メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

『アンディ・マリー: 再起までの道 (字幕版)』

2020-06-15 12:54:52 | 映画
『アンディ・マリー: 再起までの道 (字幕版)』
監督:オリビア・カプチーニ

スマホでは「テニス」の検索で出てきたのに
パソだとテニス商品が出てきてしまうから
チャットで聞いたら「再起までの道」で検索してみては?
そしたら出てきた/礼

このドキュメンタリー映画を知った時
字幕版があるなんて思わなかったから諦めていたけど
Amazonプライムビデオに感謝×5000

アンディ・マレーの“開戦” テニスIQで勝負に挑む


【内容抜粋メモ】

2018年1月8日

マ:
まだ眠れない
朝になれば股関節の手術を受ける
結果は分からないし楽しみとは言えない
どうなるか不安だが成功することを祈る


2017年 ウインブルドン
ランキング1位アンディ・マリー×サム・クエリー




アナ:
マレーは怪我に苦しんでいます
マレーのチームは問題ないと繰り返しています

動きが明らかに悪くなっています
見るからに足を引きずっています
マレーの不調は明らか


レントゲン写真を見る
BBC の取材で判明したのは股関節唇損傷
激しい痛みを伴います

“引退か?”

“全米オープンの欠場を発表”

マ:痛みが激しすぎるので、今年はプレーしません





体中に器具をつけて測定

マ:この数か月は出来る限りのことをしてきたつもりです

アナ:マレーがオーストラリアンオープンに帰ってきました!





怪我の回復が遅れて欠場します

“マレーが手術”

“全シーズンを欠場”



2018年1月9日

マ:
手術が終わって今目覚めたところだ
手術はうまくいったと聞かされている
早期回復を祈るだけだ

29歳はアスリートとして決しては若くはない

クエリーと対戦した時は異常だった
ランキング1位なのに歩くこともままならない
そんな状態がしばらく続いて、さすがに不安になった
痛みは改善するはずが違った

医師:傷跡はいずれ消える
(痛々しい写真!

マ:
最悪の状態ではないらしい
僕は楽観的だよ
リハビリを適切に行って
いつから何ができるとか
試合に復帰する時期とか


2018年2月 イギリスオックスショット

妻キンバリーのインタビュー:
「夫が家にいて幸せでしょう」と言われる
幼い子どもが2人いるので彼の在宅は嬉しい
いつも留守がちだから

でも彼は家でも毎日朝から晩まで回復の努力をしている
目標は早期回復
子どもと一緒に遊んで欲しい


マ:
理学療法士のシェーンは5、6年の付き合いだ
彼ほどいい人はいない

お互いの弱点を知っている
シェーンと結婚したい
きっと楽しいだろうw


理学療法士マークは父親的存在
“スレンダー”と呼ばれているが痩せてないww

フィジカルトレーナーのマット:アンディとは11年来の仲だ

コーチ ジェイミー:アンディのハグは温かみが足りない

マ:
ジェイミーと僕は若い頃に対戦したことがある
彼はプロ選手だったが打ちのめしてやった!

ジェイミー:あの時は調子が悪かったんだw


マ:
手術は大成功だった
これから鍛えなおしていかないといけない

コンディションは回復
股関節の可動域はずいぶん広がった

唯一改善しないのが痛み
手術後だし当然だと考えていた
もっと筋力をつければコートに立てると


2018年3月 フランステニスアカデミー
練習コートに立つアンディ

マ:
ハイレベルの衝撃を受けるとひどい痛みを感じた
大きなストレスを吸収できていなかった
プレーを続けて鍛えれば股関節も治ると言われていた

(ストレスでラケットを投げたり俯くアンディ

マ:全く動けない 痛みで力が入らない
コーチ:まだ完璧とは言えないが とフォローする

マ:
ゴールまでの道のりがあまりに長いよ
僕は現実主義者でもある


元世界ランキング1位レイトン・ヒューイットと電話

マ:
経験者の話を聞きたいと思って
君が受けた股関節の手術の回復はどうだった?

レイトン:
北京オリンピックが終わって手術を受けてから
4ヶ月後にホップマンカップで復帰した
痛みはなかったよ
最初は痛んだけど、8~9週間でプレーを始めた
3ヶ月後には痛みが消えて、試合に備えることができた

マ:
3週間では無理だということか
分かった ありがとう

チーム:
きっとアンディは思っていただろう
同じ手術を受けた人は自然に復帰してると
でも実際は回復にかかる時間は誰にも予測できない


ニュース:
術後の経過が思わしくない
今年のウィンブルドンにも間に合わない

“シーズンに間に合うか不安視されています”










キンバリー:
体のことだけじゃない
利権にも関わることだし
メディアは過度に期待する
アンディが期限を決めたのがそもそもの原因
「グラスコートシーズンには復帰する」と公言したせいで

(家の中にプールやジムの機械がこんなにあるのかな/驚


マ:
他の選手の活躍をとりあげればいいのに
なぜか僕にプレッシャーをかけるんだ

充分に苦しんでいるのに理解できない
リハビリ中だとしか言えない
間に合えばいいけど
それなら嬉しいけど・・・


キンバリー:手術を受ける前から復帰を疑問視されていた


マ:
プロになった当初は「才能も努力も足りない」と言われた
「練習嫌いのナマケモノ」
「精神的に弱い」とも言われた


アナ:ふるまいも言葉もあんな態度では勝利も遠のきます

(アンディが叫ぶのは、自分に対してであって
 観客や相手にあたるようなことはまったくないのにねえ


母ジュディ
できないと言われるとあの子は熱くなるのよ
全ての批判を受け止めて原動力にしている


イギリス選手が優勝できないのは75年間

ジョコビッチ
試練を乗り越えるのが彼の生き方なんだ
それが彼を強い人間にした
決して屈服しない


ナダル
あと2年もプレーしたら精神的に円熟しただろう
彼ほど才能に溢れた選手はいない

屈折しているかもしれないが
誰かに虐げられるといつも言葉で反論できるわけじゃない
僕は行動で反応する



2012年 全米オープン
ジョコビッチとのものすごい長い対戦に勝って優勝






アナ:
ついに1番
誰も彼を疑いません
文句なしの優勝です!





2018年4月

マ:
コートに戻るための戦略を立てるためにみんなに集まってもらった
最後の試合から10ヶ月だ
このままあと1年過ごすつもりはない
どうしても痛みが消えないようならゲームオーバー
痛みを緩和しない限り次のステージに進めない


MRI に入る
経口薬を提案した
ステロイド注射を打つ伝統的な治療もした

(21世紀にこんな治療法しかないのが残念

チーム:
リハビリのエクササイズを増やすよう1日に何度も言った
アンディは彼らしく助言を忠実に守った
1人で何時間もトレーニングしていた
アスリートの鑑だ



マ:
単純な作業だが、これも僕の仕事だ
そのために優秀なチームを集結して
助言も出来る限り実行したけど

彼らが苦しむ姿もたまには見たいよ
一方的に命令してばかりだから
どんなに難しい注文かよくわかってないんだ

砂の上を猛ダッシュさせてみんな倒れる
実際にやらせてみるとあっという間に音を上げる


元コーチ モーレズモ
アンディは完璧主義者で常に改善点を探している

(試合中にベンチで前髪切ってる映像ww


レンドル(出た!):
練習するサーブの数も半端ない
こんな選手は初めてだ





元コーチ ブラッド・ギルバート:厳しい訓練 まるで獣だ

別の元コーチ:
はっきり言って疲れるよ
本人もわかってる

全てに理由を求める
助言しても「なぜ?」と質問攻め
徹底的に調べて追求する




でも深刻な問題を抱えるのは嫌いだ
そういう性格が今の彼を作った


試合中に日没サスペンデッドとなり
マ:まだ明るいのになぜやめるんだ?!


デビスカップチーム監督レオン・スミス:
しっかり予習して向き合わないとダメなんだ
だからリハビリの最終段階も一気に走り抜けた



2018年6月

マ:
調子はいいよ
明日は手術以来初めて試合のコートに立つ
最後の試合から11ヶ月がたった
なんだか奇妙な感じだ

今の気分は複雑
緊張してナーバスだ
緊張はやる気の表れ
いいプレーをしたい


アナ:誰もが医者のつもりでアンティの動きを注視しています


マ:
英国のテニス選手は、このシーズンが一番大事だと教え込まれる
最初はグラスシーズンが嫌いだった
でも大人になると一番楽しんでプレーできる季節になった


声を震わせてのスピーチ:
ウィンブルドンでの勝利がいかに大変か誰もが語るが
観客が僕の背中を押してくれる
サポートありがとう

(泣いているキンバリー、観客席のファン



2013年 ウィンブルドン マレー×ジョコビッチ
マレーの2-0 ファイナルセット5-4
チャンピオンシップポイント
ウィンブルドン優勝









クイーンズクラブ選手権 マレー×キリオス
実況:だんだん左右に振られて疲れが見える
勝者はキリオス

マ:
復帰戦には失望した 自分にね

歩き方に注意した
足を引きずってたらまずい
テレビでみんなが見ているから

“復帰戦で敗退”

“早すぎたが、彼はウィンブルドンを目指した”


ウィンブルドン大会前 記者会見
マ:もっとうまくなりたいが短い練習だったし・・・

キンバリー:
コートを去った時は世界NO.1だった
過去の栄光に引きずられたのかも
復帰を焦り過ぎた

(WWFのTシャツ来てるマレーが映る



2018.7.8 ヴォイスノート

マ:
心配してる 怖れている
このままプレーできなければどうしたらいいのか

僕の日課は練習でできている
休みますと言ったことがない
日課がなくなるのは恐ろしい
人生を捧げてきたものを失うにはまだ早い



2018.7
フィジカルを鍛えればいいと
ブロック注射をしたら効果があった

神経をしばらく機能させなくする
痛みは緩和されるが体への負担は同じ

(私が腱鞘炎になった時も、周りから
「有名大学病院でブロック注射すれば、すぐに痛みが消える」と勧めた

 でも、東洋医学の医師からは
「神経を麻痺させるだけ そのまま使い続けたら、
 麻酔が切れた時のダメージは今より大きい」
と忠告された

 私は自分の体を痛めつけてまで入力の仕事をしていたくはないと
 派遣先の仕事を辞める決断をした

 今でも痛みは変わらないが、決断に後悔はない
「ペインクリニック」なんて病院も増えたが
 これは医療ではないと思う その場しのぎ しかもリスクが高い


センターコートの絵を描いてる 上手い/驚
次の試合のことを考えているアンディ

施術の2日後にトレーニングして「調子がいい」と言う
2人を相手にトレーニング

チーム:
「絶好調だ」と言って猛ダッシュしてみた
驚異のダッシュだ
またチームは楽観的な空気になった

アメリカの試合に向かう



シティオープン

“術後以来3戦目 初のハードコート”

試合中ミスして「どういうつもりだ!」と吼えるアンディ

勝って絶叫

アナ:見事なカムバックです!

全英1位エドモンドにも勝つ
3時間の熱戦!!

マ:
痛みが戻ってきた
注射はその場しのぎだ
最後まで戦ったのは奇跡だ



コピルに勝って笑顔の後、疲れた顔
タオルをあてて声を出して号泣




アナ:
コートにいたのは8時間(!
険しい道のりでした
実に感動的です



朝5時 ワシントン




マ:
コピルに勝ったが疲労の限界だ

試合後に泣いたのは終わりだと思ったからだ
体がプレーを拒否しているし
心もこれ以上、痛みと格闘したくない


(こんなに激しく努力して、健闘しているのに
 なぜ、私たちはそれ以上を求めてしまうのか?


ここが終着点だ
ものすごく悲しい
現役を続けたいが
体がNOと言っている

辛いよ
続けられないのが本当に悔しい



キンバリー:
抜け殻のようだった
数週間訓練を休んだ

根本治療はない
どこまでテニスに命をかけられるか
まだ終わりにできないだろうと思った

誰もが現状に疲れていた
新たなメンバを求めていた



2018.10 アメリカ フィラデルフィア
ビル・ノウルズ:ケガからの復帰を助ける
マ:ビルとの訓練は楽しい

(ブレイクダンスまでやってる!
 たしかに体中くまなく動かすものね




ビル:
基本的な動きの質を高める
子どもに教えるのと同じ
アスリートの感覚を思い出せる

(柔らかい跳び台を跳んだり、側転って懐かしい!

ボブ:
痛みは消えない
本人にも伝えるよ
ほとんどのアスリートがなんらかの怪我を抱えている
痛みを完全に消すなどバカげてる

あらゆる方法を試すべき
オープンマインドに
さまざまな可能性を試した


マ:
僕はテニスがしたいんだ
成功しなくても、やれることはやったと思える

当時は期待していた
ケガがよくなると



2018.12 アメリカ マイアミ
コートでまた練習して少し笑顔も見えるが辛そう

ビル:テニスは股関節を酷使する

マ:
まったく楽しめない
終わりが見えない
いつ試合ができるのか
痛みが出るのは分かる
プレーできないなら股関節を守る意味がない

メルボルンが目標だ

Q:もし今日やめるとしたら?

いい気分だろう スッキリする
これ以上何すればいい

オースラリアンオープンには出るよ
それなら少なくとも終わりが見える



キンバリー:
彼は誰かが言ってくれるのを待っていたのよ
「やめろ」と


でもそれはムリだと言った
最後に決めるのは彼だから

「クリスマスには言う」って言って
私は「休んで」と言った


マ:
最終的に決めるのは僕だが
周りにも影響する
股関節にチャンスを与えたかったし
不公平だよ


チーム:
アンディは言われたことはすべてやった
いろいろ面倒な奴だが訓練には従順だ
「4時間戦え」と言われればやる
もっと効果が出てもいい頃だ


マ:
プロスポーツ選手の選手生命は短い
もっとテニスをしていたいんだ
この先もずっと

たかがテニスじゃないかと言われるが
僕にとっては大事なんだ


兄ジェイミー






2018.12.4

マ:
「なぜテニスが重要なのか」と聞かれた

ダンブレーンの乱射事件が影響している
9歳だった
あの時、みんな苦しんだ
犯人は顔見知りだったし

事件後1年もたたないうちに両親が離婚した
辛い時期だった

その後、兄も家を出た
テニスのトレーニングのために
子どもの頃、いつも一緒だったから辛かった

(泣いてる





不安発作に襲われた
プレー中、試合中に呼吸が苦しくなったり

(パニック障害?!

テニスにのめりこんだのは現実逃避だった
心に押し込めてしまう
話し合ったりしないから
誰も話さないんだ

コートに立つといい面も悪い面も出すことができる
問いを抱えた子どもに戻ることができる

だから大事なんだ

(なんとインナーチャイルド!



2019.1 オーストラリアンオープン会見
席につくと俯いて涙が止まらず、すぐに席を立つ





会見2時間前

マ:
なにか言おうと考えてる
エモーショナルになると言葉が出なくなる
優柔不断なんだ

言わないかもしれない
朝から緊張している
胃がムカムカする

引退の決断をするなら、耐えられない痛みのほうがいい

考えてる
自分のことは誰より分かってるから

引退は間違いだと思う
シェーンに電話しよう

「そうだな ありがとう」

正しい決断をしたい

(ずっとカメラに撮られてるほうがいいのかな?
 見ているのはとても辛いが


会見




マ:
出来る限りのことはしたが
「ウィンブルドンまではやる」とチームに言った
本当にできるかどうか分からない

最後の可能性も否定できない
別の手術もあるが、それは前回より大がかりになる
プロ復帰のためでなく、生活の質を上げるためになる


(会場外のコーチに抱きついて号泣する
 コーチも涙
 これも神から与えられた試練か


またコートでの練習

マ:
いいコートだ
広い感じがする

金持ちじゃなくても入れるし
バックパッカーもいる

ここでプレーしたい

これまでいろんな選手と戦った
ソウザ、メルツァー、ロペス、ライアン、、、

インスタで見たが、オーストリアで48勝してるらしい
50までいきたい



2019.1.14
マ:いったんコートにたてば高揚する

パソでコメディドラマを観て笑う

スポーツ心理学者とテレビ電話

マ:
いつもは見ない夢を見た
クルマで足がペダルにひっかかって

心理学者:数年後、後悔したくないことは?

マ:
大勢が観に来る
それを全部受け止められるかどうか

心理学者:
時間をかけてさらされればいい
君はファンサービスが好きだろう?
楽しめばいい










コーチ:
勝ち負けは関係ない
一流選手らしくプレーするだけ





試合前

「ぶちのめせ」

マ:がんばるよ


マレー×オーギュスト
6-4 6-4 6-6
タイブレイクで吠える




3、4セットはマレー

アナ:この男が不可能を可能にしています
解説者:彼が成し遂げたことは奇跡よ

観客も大喜び

マ:以前は観客に憎まれてると思ってた


5-1の崖っぷちに大歓声がわく

アナ:
負けですが勝ちました
観客に従来の彼を見せたのです
















<試合後インタビュー>

インタビュアー マーク:
これで終わりなら素晴らしい幕引きだ
君はオーストリア並みに心が広い
でも、君が一番心残りだろう

マ:
ええ 支えてくれたチーム、家族みんなに感謝したい(声が震えている
長年僕を支えてくれた大勢の仲間たち

(インタビュアーは最初のコーチなんて、なんて運命の巡りあわせ!




マーク:彼がここで終わるはずがないと思った

マ:
また戻ってくるかもしれません
やってみないとね
試してみるよ




(とても晴れ晴れとした笑顔


ジェイミー:
彼に諦めるというDNAはないんだ
だからリハビリにも耐えた


足を引きずって歩いて新聞を取りに行く
愛犬ラスティが走っていくのが映った!

マ:
僕を治してくれるらしい手紙が来たよ
ホメオパシーだってww

12月に引退を決めていたけど考えを変えた



ボブ・ブライアン




ボブ・ブライアンの手術映像を見てる!
なぜこんな手術映像を録画したの?
それを人に見せるのも考えられない/驚

ハンマーで打ったりして、これはホラー映画だよ↓↓↓

マ:グロテスクな映像だった

キンバリー:
「前倒しでやる」と言い始めた
ウィンブルドンでやめるつもりが
人工関節で戦うと決めたのね



2019.1.22 電話

マ:
どうしよう 1週間後だ
いろいろ自問するだろう
今は確証しているが

(不安顔のままトレーニングを続ける まるで侍


6日後 夜中に夫婦でクルマに乗って病院へ

マ:きしんだりして

「幸運を」


ストレッチャーで運ばれる
手術まで撮影したんだ!驚×5000

完全にスプラッタホラー 見てられない!
ハンマーでたたくとか、こんなの治療じゃない
原始人じゃないんだから
吐き気がする

こんな手術を毎日していたら、医師は神経がおかしくならないだろうか?
自分の手術映像を全世界に公開するのも
今後のアスリートのため?

何時間も過ぎていく


麻酔から覚めて
マ:コートを走るのはまだ早いな


マ:
プレーできるかどうか早く知りたかった
アスリートにとって3、4日は長いんだ
試合に出るのは夢だ

(生々しい傷跡・・・


コーチ:
「君の偉業は残る」といったが
彼の考えに影響されるんだ

彼が「大丈夫」と言えば
みんなが「やれるよ!」ってなる


なにか成し遂げたいと全力を注いでいる
奇跡が起きると周囲もその希望を信じる


松葉づえでクルマに乗るアンディ

家の中でおどけてカメラを覗いて笑う


シェーンに手を握ってもらいながら歩く練習
プールで歩いたり

子どものバースデイパーティを祝う

ゴルフ

(家族との時間は増えたよね



ウィル・マレー(お父さん? 初めて見た




ウィル:
子どもたちと一緒に過ごし
試合に戻ったら別人になってるだろう
人生を楽しむ若者に


マ:
シングルだと負荷は大きいだろう
今は痛みが消えた
またテニスをしたい
できそうな気がする

女医:
またプレーすれば再手術になるリスクは15%
最初の7年間で股関節が故障する確率
これが現実 それでもリスクをおかす?

数字にショックを受けて苦笑するアンディ


マ:
またリハビリだ
やる気が出ない 楽しくない
仕方ない やるよ

いつもやりすぎたせいでこうなったのも確か
29歳で股関節が損壊した


テニスをすれば幸せだと思ったが
今は痛みがなくてハッピーだ

世界のトップになればスポーツにすべてを捧げるしかない
もう一度そこに戻れるとは思えない


母:
アンディにはまだやり残したことがあるのね
試合の結果を必ず見るし
未練がなければそこまでしないはず


キンバリー:痛みなしに立てたのは久しぶり


ジェイミー:
「来年の今ごろは世界10位だ」と軽率に言えば
アンディに手を噛みちぎられるだろうねw
すぐ元に戻るさ



2019.5

マ:
痛みもない
走るスピードは、去年より雲泥の差だ

女医:
その調子よ
ウィンブルドンには帽子が必要?w

笑顔でクルマに乗り、ウィンブルドンへ向かう



ウィンブルドン ロペスと組んでダブルスに出場
イキイキとした顔でプレー
復帰戦で勝利する


“シングルの前哨戦”

(早速、プレッシャーをかけるマスコミ


マ:
痛くないw
優勝した気分だ
痛みがないのが嬉しい

ウィンブルドンとかどうでもいいけど
今日の勝利は嬉しい


キンバリー:肩の力が抜けて、今のアンディは怖いものなしよ

アナ:シングルに戻ってもいいだろう


ダブルス優勝!!







(この辺は生で観たから、ブログ内にある



2019.8.13 シンシナティ

マ:
明日は手術以来初めてのシングルスだ
プレーできるだけで奇跡だ

半年前は引退を考えてた
諦めかけた時、家族とチームが背中を押してくれた

どんな未来が待ってるか
きっといい未来だ


***

ハッピーエンディングで嬉しい

アンディ!
あなたがふたたび試合のコートに立つ日をどれだけ心待ちにしているだろう

これほど努力する姿を見せてくれる人間を
天も応援しないわけがない



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