メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

アニメ『ガラスの仮面』(vol.1)

2020-06-20 14:00:12 | マンガ&アニメ
Amazonプライムの無料期限が迫ってきて
俳優や監督で気になるものを検索したものの
レンタルや登録が必要なものばかりなのと
いまいち2時間映画を観る集中力もなく

アニメを探しても最近のは分からないし、画が全部同じに見える・・・

で、ふとガラかめを見つけて、何気なく観始めたら止まらなくなった





一度観た気がするけれども、ブログ内検索してもひっかからず
あれだけ全巻揃えた文庫本もどこにいったのか?
引っ越し時に売ったか?
なにもメモを残さなかったのもフシギ

ストーリーは頭に入っているのに、やっぱり泣ける
昭和のマンガは鉄壁だなあ


マヤの天性ももちろん見どころだけれども
当時、芝居を観るなんて意識にもなかった世界で
このマンガで演劇の世界を垣間見ていた


そして、改めて「紅天女」のセリフを聞けば
争ってばかりで自然と宇宙の慈愛に気づかない
愚かな人間たちの営みを気づかせようとする
自然の声であったことが分かり
この長作がなぜこれほどまでに愛されてきたか本質が分かった


マンガって人生勉強になるなあ
「マンガばっかり読んで」とか
「ゲームばっかりやって」とか怒り、心配する親も多いけど
学校、家庭にはないことをたくさん学んだんだ


「アニメまとめ」カテゴリー内に追加します



【内容抜粋メモ】

(1話ごとでなく、流れだけのメモ 誤りがあったらスミマセン/謝

中華料理屋でパートで働く母
父は亡く、北島マヤも一緒に店でバイトをしながら学校に通っている

演技を見ると我を忘れ、一度観たらセリフ、演技もすべて覚えてしまう
近所の子どもに見せているところを見た月影千草

月影千草:
ついに見つけた 千の仮面を持つ少女!
一度観ただけで再現 恐ろしい子!


(この“恐ろしい子!”というセリフが何度も出てくるため
 ファンの間ではいろんな場面で使うことが多いww







「椿姫」のチケットをとるために冬の海に飛び込むマヤ

学芸会ではおどけ役のはずが
みんなを泣かせて感動の拍手が起きる(号泣
大勢から笑われる娘の姿を見たくないと
とうとう来てくれなかった母

月影千草のアカデミーに奨学金で入る決心をして
母に書き置きを残して、夜、中華屋を出る

同じ13歳の姫川亜弓はすでに天才女優として活躍
父は監督、母は大物女優のサラブレッドだが
なんの劇団にも属したことがなく、芝居の稽古もしたことのないマヤの
小鳥のパントマイムを見て天性の才能を見抜く

月影千草しか上演権利を持たない幻の大作「紅天女」
当り役だったが、照明が落ちて顔を損傷し、世間から身を隠した
「10年かけて育てる」と発表

速水真澄は、次期社長になるべく子どもの頃から教育を受けた仕事の鬼
父の悲願である「紅天女」の上演権をとるためにあらゆる工作をする

「はい、いいえ、ありがとう、すみません」だけで
お芝居を続けるレッスンでマヤの相手になるアユミ
将来、同じ舞台で争うかもしれないと予感する





劇団で「若草物語」を演ることとなる
ベス役に選ばれ、戸惑い、足を引っ張るマヤに
「ベスとして1週間過ごせ」と命じる月影千草

猩紅熱を出すシーンでは雨に打たれ
40度の高熱のまま見事に演じきる

速水はファン第一号として名をふせて紫のバラを贈る
青になれないバラが出来損ないの自分に似ているから
一方、月影アカデミーを潰すためにマスコミに手を回して酷評させる

月影は倒れ、心臓が悪いことを知る劇団員
スキャンダルのせいでアカデミーの受講生は次々去る

アユミと同じ劇団オンディーヌ所属の桜小路優
最初に出会った時からマヤを好きになるが、芝居に夢中なマヤは気づかない

月影アカデミーのパトロン青柳の部下は
「早くここからスターを出さないと困る 3億円もの借金をどうする」と迫る

全国大会に優勝すればテレビにも出せると役者を商品扱い
優勝できなければ劇団を潰せると算段を巡らせる速水と演出家の小野寺








地区予選の東京コンクールで「たけくらべ」を演る劇団月影
主役に抜擢されるマヤ
美人で勝ち気なヒロインは自分と真逆だが、芝居ならいろんな人になれると喜ぶ

大都芸能の劇団オンディーヌでも同じ「たけくらべ」をぶつけ
ヒロインはアユミ、相手役は桜小路に決まる
1回しかないリハに行くと、小野寺の差し金で時間が変更されてしまう

アユミの完璧な演技を見て、勝てないと泣くマヤを冷静にするため、小屋に閉じ込める月影千草
扉を挟んで、新しいミドリを生み出す稽古を5日間も続け、血を吐く月影

当日、完璧なミドリを演じたアユミの後に
全く違ったミドリを観た観客は驚き
最後は大歓声が起きる







1位はオンディーヌと月影の同数で、全国大会に挑む





全国大会の演目は「ジーナと5つの青いツボ」
劇団オンディーヌと北海道の劇団一角獣とともに注目されている劇団月影

げっそりと痩せたアユミを支える桜小路くんを見てショックを受けるマヤ

月影:
人は一度の人生しかないけれど
芝居では、どんなものにもなれる

王女、宇宙人にさえ
なんと贅沢なことでしょう


桜小路:
僕は最初に会った時から君が好きだ
それを忘れないで





一角獣は身体を存分に使い
3様の人生を生きた青年が故郷に帰るまでを迫力満点に演じて喝采を浴びる

オンディーヌは明治の没落華族の話で大喝采

その間、劇団月影の男性2人を引き抜く小野寺
翌朝、芝居で使う道具や衣装がめちゃめちゃにされ、公演までに修理にかかる

男性2人は、この先に道具を借りられるところがあると教え
会場で待ち合わせることにするが
途中で車が故障したとウソをつき、舞台に間に合わず

やむなく棄権というのを14役すべて自分が演るというマヤ
演出を大幅に変更して、一人舞台でやり遂げる

観客票では1位となるが
小野寺の意見で「演劇とは言えない」と対象から外され、優勝はオンディーヌ


スタジオを出されるが、劇団員らは月影千草についていくと誓う
オンボロなアパートに越し、それぞれアルバイトを始める
いつも美男子に間違われる青木麗は喫茶で働く




昔付き人だった源蔵は、月影千草の面倒を見させてくれと申し出る

「リア王」が観たいとウロウロしているマヤを速水が見て
紫のバラの人としてチケットをプレゼントする

社長の命令で秘書の水城冴子が速水につく
ミズキは速水のマヤに対する想いにいち早く気づく





教会で稽古を始める劇団員
マヤは「紅天女」をいつか自分にも演じられるかと問うと

月影:
紅天女は紅梅 梅の樹の精霊
自分が人間だということを忘れて初めて演じられる



桜小路くんは、小野寺に言われ
オンディーヌに入れば、月謝もタダだし、共演も出来るとマヤを誘うが
仲間は裏切れないと泣いて断る


アイドルの田淵エミ主演映画のオーディションを受けて落ちるが
脚が不自由な子の端役をもらうマヤ

病気で大好きなテニスが出来なくなるヒロインに
「はい、コレ」とラケットを渡すだけだが
月影に「役になりきれていない」と言われて、片脚を縄で縛る

エミはひどい素人演技
迫真の演技を見せるマヤは端役ながらアップにされ学校でも話題となる





学校の演劇部に入るマヤ
鼻をへしおろうと嫉妬する部員

発表会でヒロインが盲腸で入院し
マヤは女王役を買って出て見事に演じきる


以前、マヤらを騙した2人の元団員が事情を話して謝る
小野寺はオンディーヌに入れる約束などしていないと言って裏切った

月影を見舞いにきた速水に花をぶつけるマヤ

月影の具合が想像より悪いと知り
速水はまた紫のバラの人として入院の手配をしてマヤを励ます


14歳となったアユミは「紅天女」のために端役も演じて演技の幅を追求する
同時にマヤも「紅天女」を目指す決心をする

(エンディングテーマが変わった


ダメ元で演じさせてくれと劇場をいくつも周るマヤ
栄進座の実質座長・原田は、以前、月影千草と張り合った女優

月影千草が「紅天女はあの子にはまだムリだ」と言ったと聞き将来の候補だと知る
喜怒哀楽のテストをした後、アサエの役を開幕3日前にマヤと決める

女性が封建社会で虐げられながら自立するストーリー
マヤは子守の役

月影千草がマヤを「紅天女」候補にしていると聞いたアユミは
「マヤにだけは負けたくない」と闘志を燃やす





「王子と少年」の1人2役で乞食役も完璧にやろうと街角で浮浪者になりきる
いつもの美しい役が観たくて来た子どもたちが飽きると
舞台からおりるパフォーマンスで心をつかむ

マヤの客席は高齢者が多く、原田から「この客層で試してみなさい」と言われる
役を取られた団員は、腹いせに子どもの人形の首が取れるよう細工するが
「ほんに子守もラクじゃねえ!」と切り抜けて爆笑をもらうマヤ


マヤの母は咳き込み吐血する
電話ひとつよこさないマヤを心配する


東洋劇場の新作は「嵐が丘」
栄進座のマヤを観た会長は、ヒロインにマヤを使ってみてはと提案


原田は月影を見舞いに来て
「あの子には舞台あらしという宿命がある
 栄進座ではもう使わない」

月影:
才能ゆえに妬まれる
でも大衆が求める日がきっと来る


キャサリンの少女時代役のオーディションに出るマヤ
ヒースクリフ役は真島良

オーディションでは失敗したかと思ったが、「可能性に賭ける」と選ばれる

共働きの家の子になつかれて
キャサリンもずっと一人ぼっちだったことに気づき、キャサリンになりきるマヤ

(もう15歳か 早いな





気性が激しく、真っ直ぐにヒースクリフを愛するマヤの演技に魅了される役者と観客
桜小路は嫉妬で席を立つ

マジマがマヤに恋していることに気づき
なぜ自分をこの舞台に誘ったのかと悲しむ

大人役よりマヤの演技が印象的だったと批評する人々
マジマは舞台が終わってもキャシーが忘れられずに悩む






月影千草は一角獣とともに新作「石の微笑」を演ると告げる
マヤはまったく動かない人形役
月影はマヤの体中に竹を縛り付けて厳しくレッスンする

月影を心配する速水に

月影:
情熱を傾けることがある幸せをあなたは知らないのです
生き甲斐があるということは
生きる価値を見出すことだと尾崎一蓮(劇作家)が教えてくれた
尾崎を自殺に追い込んだのはあなたの父!
私に芝居がなかったら耐えられなかった


速水は大都芸能に入れば、高校進学の面倒もみると言うがハッキリ断るマヤ

演劇で有名な一ツ星学園に進学が決まる
学費を出してくれたのは紫のバラの人


名門オリオン劇場の前にある元カフェを改装して劇場にする部員

母は中華屋から体よく辞めさせられ
養生に行く電車の中でマヤの記事を見つけて
こんなに立派な女優になれたんだねと泣く


月影はマヤを禅寺に行かせて座禅する

僧:
石には悩みもない
石と同化し、風と同化すれば
煩悩から解き放たれ
無の表情が顔に現れる


ガラ空きの座敷席にアユミとマジマも来る
口コミで評判が広がり、劇場はあっという間に長蛇の列となる

これまで部員との呼吸を考えず、自分一人で芝居していたために
敢えて動けない人形役にしたのだと分かるマヤ

一方、オリオン劇場の客席は関係者が多く、空席も増えた

「観客は面白ければ何度でも通う
 大衆の心をつかめずに商業演劇と言えるか!?」



月影:この舞台はマヤにかかっている

マジマは毎日通い、桜小路は一度も来ない
マジマはマヤに告白するが、あの役は自分とは正反対で、好きな人がいる
マジマはキャシーに別れを告げる


千秋楽直前にマヤの母が山梨の療養所から出て3日も行方不明と聞き
舞台で母との思い出が蘇り涙を流すマヤ

月影:仮面が外れた

レイの機転でなんと舞台は続行するが、月影はマヤに謹慎を言い渡す

レイ:
どんなことが起きても舞台の上では仮面をかぶらなければならない
ガラスの仮面だな



翌日、あてもなく東京中を歩いて母を探すマヤ

アユミが出る芝居で事故で出られない役者の代役にマヤを出す速水
(こんなに事故や病気になるかねえ

開演まで1時間もないのに、無心に台本を読むマヤ
ここでもぶっつけ本番で完璧になりきり
ほかの役者が驚きペースを乱す

またここでも嫌がらせで修正前の台本を渡されていたことに気づき
何も分からないまま、呼ばれて舞台に出ていくマヤ
アユミが舞台に出て、彼女に呼吸を合わせることでなんとか乗り切る


学校の机に紫のバラがあり、校長室に行くと速水がいる
大都芸能の車にも紫のバラがあったと話すと
女優を乗せていて落としたのだろうと誤魔化す速水
なぜ会ってくれないのかと悲しむマヤ





大都芸能の新作は「ヘレンケラー」
ヒロインの最有力候補はアユミ
教師役はアユミの母・姫川歌子
演出家は小野寺

「ヘレンケラー」のオーディションを受けないかと男性が来る

月影千草はマヤに謹慎中に舞台に出たことで破門を言い渡す
ヘレン役を勝ち取れば破門を解くと言われ
帰るところもないマヤはオーディションを受けると決める


アユミは親の七光りといわれまいと
父の別荘に籠もり、オーディションまで会わないと家を出る

月影千草はマヤを厳しく指導して倒れ込む
月影:あなたにはまだ目、耳、口がある!

速水は唯一の稽古場の教会は取り壊されてマンションになると告げる

紫のバラの人は、自分のことをけして詮索しないことを条件に
長野の別荘を稽古場に使ってくれと提供する

アユミは施設でヘレンとして過ごすことで役を掴もうとする
マヤは目に包帯、耳栓をして暮らしてみる

速水は部下からマヤのことを聞いて別荘に行くと
階段から落ちて足を捻ったマヤを受け止める
紫のバラの人と気づき思わず抱きしめてお礼を言うと
ヘレン役を楽しみにしていると手に書いて去る速水





オーディション
おもちゃのある部屋でヘレンとして遊ぶテスト

アユミはおもちゃの存在に気づかず、スタッフが顔にボールを投げつけると怒って唸る
マヤは床に眠り、台本で叩かれると、それを破って遊び出す

第2次審査はヘレンとして食べる
マヤもアユミもサリバンと出会う前の野生動物のような食べ方

第3次審査は、目覚めたヘレンが母親を探す
アユミは母親が見つからない悲しみを人形を使って見事に表現

速水も見に来て、闘志を燃やすマヤ
審査員をドキッとさせる演技をする

最終審査は「スタッフが来るまでヘレンとして待つこと」
非常ベルが鳴り響き、動かなかったのはマヤとアユミだけだった

審査員のうち小野寺の息のかかった男と母親がいれば
アユミがヒロインに決まるとほくそ笑む小野寺

だが、母親は情を入れず、結果は2人のダブルキャスト
1日交代で演じることとなる

速水に楯突くマヤに
「この業界でやっていくなら関係者を大事にしろ」と教える速水


ヘレンの唯一のセリフは、最後水が「ウォーター」と分かった瞬間のみ
アユミは感電した瞬間に役を掴む


舞台初日
アユミの演技が気になり、ロビーで一人たい焼きを食べているマヤに
なぜ演技をしたいのか聞く速水

マヤ:演じていると生きている感じがする


サリバン:言葉があれば暗闇から抜け出せるの!
と水がウォーターと教える

アユミは完璧に演じ、大歓声がロビーまで聞こえる

小野寺は芸術祭の賞が取れれば、月影千草から「紅天女」の権利を貰えると確信する

すっかり自信をなくすマヤのもとに一際大きな紫のバラが届き
「あなたのヘレンを楽しみにしています」というメモを読み
自分らしく演じればいいと覚悟を決める

稽古と全然違うマヤのなりきりぶりに振り回される歌子は
小野寺に「あの子に合わせて演らせてくれ」と頼む

歌子もサリバンになりきり、本気同士のやりとりに圧倒される観客
緊張と緩和を本能で表現するマヤを見てニヤリとする月影千草




歌子:こんな充実感は初めて 千秋楽まで頑張りましょう と舞台挨拶でマヤにキスする


千秋楽を迎え、どちらも好評だったが、
アユミは母が自分には舞台挨拶でキスをしなかったことに引っかかる
アユミ:あの子にあって、私にないものは何?

マヤは男性2人から「テレビに出す」と言われて喜んでいると
速水が来て、逃げる男たち

速水:
たちの悪い芸能プロダクションに騙されて自分の格を落とすな
今君は今季の演劇賞の助演女優賞にノミネートされている
賞をとれば、MBAテレビの連続ドラマへの出演が決まる


従来にない演技と新鮮な魅力があると賞をもらうマヤ
それを聞いて、完璧な演技をしたのは自分だったと告げるアユミ

そこに長年メディアを避けてきた月影千草が来てざわめく
マヤに紅天女を演じたいか聞き、「やります!」

月影:
この場をお借りして、紅天女候補をこの2人に決める
成長を見守って欲しい
 と発表


速水はパーティーでマヤをダンスに誘い、メディアの注目を集める
つまずいて抱きしめた感覚が、別荘での紫のバラの人に似てると思うマヤ




秘書は、速水がマヤに紫のバラを贈っていることに気づいていることを知りうろたえる





連ドラのヒロイン役に決まるマヤ
文明開化時代に海外を見た好奇心旺盛なサトコ役
日本舞踊の素地を身につけるよう言われるマヤ

しばらくはミズキがマネージャーを兼ね、分刻みのスケジュールとなる
共演する歌子からテレビは舞台と違い分単位の細切れの演技だと教えられる


ミズキ:
マヤを大都芸能で預かるよう月影千草から頼まれた
月影千草は演劇研究所の講師となる

大都芸能との契約を拒否し、月影千草に問うと甘ったれるなと突き放される

速水:
これまでの劇団員との付き合いはそれまで
スターになるには付き合う人間を選ぶこと

ミズキは紫のバラでマヤを励まし
ミズキ:社長はマヤを愛している 隠す必要などない と告げる


マヤとアユミは衣装のまま記者会見に出る
同じゴールデンタイムに「紅天女」候補のドラマをぶつけて宣伝する速水

タケシ役の人気アイドル里美茂は緊張で演技が硬いマヤに
自分も以前、意識しすぎて大失敗した話をして励ます

マヤは演技中にサトミを意識して演技に集中できず、親衛隊から睨まれる





サトミに恋していると言われて驚くマヤ

一方、アユミは相手役から
「完璧な演技でも、目を見れば、一度も恋をしたことがないと観客に分かるよ」

と言われてショックを受け
セリフ一言だけの端役ハザマに親し気に声をかける


大都芸能はマヤをCM、イベントに出し、夏には映画、舞台と売り出す

母は目が見えず、行き倒れ寸前を助けられ
長野の病院に入院中と分かるが
院長に金をやり、マヤの母ということを伏せる

速水:母が行方不明なのはまだマスコミに伏せておくように いい宣伝になる

ミズキ:
私をあの子の正式なマネージャーにしてください
あの子はサトミシゲルに恋しています

と聞き、うろたえる速水


ミズキ:
サトミシゲルはアイドル
この世界は周囲に敵がいっぱいいる 恋はご法度


アユミはハザマと付き合っていると噂され
恋する女性のひたむきな目の演技も手に入れる

ミズキは映画のプロモーションを利用して
「マヤの母親を探して欲しい」と公表する

マヤのせいで出番が削られたとののしる女優
8年務めたCMをとられた大女優からも嫌味を言われる

撮影中の食事に異物を盛られる事件が起きる

熊本から来たすごい訛った乙部のりえはマヤのファンだと常に追う

セットの船のマストのボルトが抜かれ、停電も人為的
サトミにより辛うじて事故は免れる
抱き合う姿を見てショックを受ける桜小路

上からバケツの水が落ちてびしょ濡れになるも
更に良い演技で乗り切るマヤ

お手玉の布が切れてバラバラになると
ミカンを代わりにして切り抜ける

嫌がらせをしていたのは、マヤに映画のヒロインを取られたトモエの親衛隊
トモエはマヤの才能を認めて詫びる

桜小路:僕は友だちにはなれない 次はライバルとして会おう と抱きしめて去る


今や日本中が知る人気女優となったマヤ
主演映画「白いジャングル」の撮影が始まる

速水はマヤにCMを取られて恨むベテラン女優に
別のCMのオファーをして、トラブルを回避

サトミは互いのプロダクションから反対される前に
マスコミの前で告白してデートに誘う

オトベは実は美少女で、演技派なのを隠して、マヤの付き人になり
連ドラの主役の座を狙っているタシロスズコだと分かる

(オープニングテーマ曲が変わった


久々、月影千草に再会し、交際を叱られると思ったが
「すべての経験が紅天女に結びつく」と喜ぶ
アユミの恋の勉強も見抜いている


「シャングリラ」初日に母親と感動の再会をさせる計画を立てる速水
院長に大金を渡して話しているのを聞いて
雨の中、母は一人歩いてマヤに会いに行く

ミズキは劇団員らの手紙を捨てて、電話も切る
それを知らずに初日舞台を観に行くと
マヤを見つけて客が集まり

レイ:芝居を邪魔しにきたの? もうマヤは私たちとは違う
と突き放される


母はトラックに乗せてもらうが
高熱のまま、また一人で歩いて車に轢かれる
そのまま映画館に入り、見えない目で
マヤが立派な女優になったことを知り、そのまま亡くなる


ミズキは速水が殺したようなものだと責める
母の死を知り、抜け殻のようになり、遺骨を抱いたままのマヤ
「シャングリラ」の初日は1週間後




ミズキは母のために最前列の中央席を取り
「母に芝居を観せるんだ」と説得するとリハを演じ切るマヤ

情報を知ったオトベは仲間を使って調べさせ
速水が母を病院に監禁していたことをマヤに話し
翌日の舞台を蹴って、仲間のバイクに乗るマヤ

(エンディングテーマも変わった


開演に間に合わず、「セリフも演技も入っている」とオトベが代役となる
まるで別人の姿に驚く周囲

速水はボートで眠るマヤをようやく見つける
マスコミに囲まれ
速水:母を亡くし、稽古疲れが重なったからといって舞台に穴をあけるとはなにごとだ!
たと怒り、泣いて謝るマヤ





「シャングリラ」とともに連ドラの主役も掴むオトベ
オトベ:チャンスは待つものじゃなく、自分で掴むものなのよw

サトミはマヤと離され、アメリカで演技修行に発つ

月影千草に会いに来ても追い返される

月影:
映画、テレビの世界を経験すること
芸能界の厳しさを知ること
そしてなにより、自分の力で紅天女の役を取りに来る姿が見たい!


ミズキ:
新しい舞台も渋々受けた
大都芸能との契約書の紙切れ1枚あるかぎり、あの子はあなたのものです


マージの役を演っていても、客席から母親の噂が聞こえ、仮面が外れる

アユミは母からマヤに事件が続いたことを聞き
マヤそっくりの芝居をするオトベを見て

アユミ:
役者にはそれぞれ個性がある
代役にしたのはもったいないことだわ

裏で動いていた連中の話も聞き
普段は距離を置いている父に頼み
オトベが主演の舞台「カーミラの肖像」の相手役を演らせてくれと頼む

主役のオトベより、哀しい吸血鬼を演じるアユミに観客は惹き込まれて拍手を贈る

アユミ:
舞台の上では実力だけが物を言うことを教えてあげる
マヤ 仇はとったわよ
今ごろどこでどうしているの?


速水の用意した小さな劇団の役もまともに出来ず、雨の中途方に暮れるマヤ
速水が見つけると、演劇を辞めて元の平凡な少女に戻るといって高熱で倒れる

速水は自宅に寝かせ、自分が潰したなら、自分で立ち直らせ
紅天女に向かわせると薬を口移しで飲ませる







マヤはお手伝いさんから真澄の過去を聞く
独身を通していた真澄の父は、お手伝いをしていた女性と結婚して真澄を生み
その後母は亡くなり、若い頃から仕事を叩き込まれた
父とは仕事で繋がっているだけ


保育園で働かせてくれと頼み、束の間笑顔に戻るが
すぐに速水に連れ戻される

速水:
誰かが言っていた
舞台は虹の世界
役者だけがそこで生きられる


代役をやったら解放しよう
「夜叉姫」の貧しい通行人の役だ

夜叉姫役はアユミと聞き、すぐ台本をくれというマヤ

マヤはまた共演者の嫌がらせを受け
本物の石を顔に投げつけられ
泥饅頭を出される

一番の見どころの泥饅頭を美味しそうに食べるシーンがカットされてる!!




アユミ:待っているわよ と声をかけられ
マヤは再び演技への燃える思いを思い出す

大都芸能の契約を切り、月影千草の元でやらせてくれと頼むと
自分の力ではいあがれと突き放される


学校の演劇部にも断られる
川辺で遊ぶ子どもを相手にパントマイムをしてみせる





キャラクターが30人もいる「女海賊 ビアンカ」を学祭で一人舞台を演ると決めるマヤ
文芸部の男子に脚本を任せる

月影:
これからあの子を育てるのは観客
観客こそ偉大な指導者だと分かるわ



体育の道具室で見事に観客の大きな拍手喝采をもらい、異例の再演となる

月影:観客がいてこそ、役者は役者でいられる と厳しく諭す


再演には、「通り雨」という普通の女子高生の1日の話を選ぶマヤ

月影千草に指導を頼むと、バスと電車に乗るパントマイムの違いを演らせる

月影:
観る側も自分たちの記憶によって観ている
一つの舞台の向こうに次の舞台がある
紅天女はその果てに…

月影千草はまた倒れる


「通り雨」も泣けるなあ
マヤの演技に感動して、演劇部長はゲストとして迎える




月影千草の容態を報告してくれた速水に街で出会い、傘を貸す
速水:いつもあの子との間は赤信号で渡れない…


アユミの次の舞台は一人芝居「ジュリエット」で大成功

マヤはロボットのルル役をコミカルに演じて
大きな舞台の観客の笑いを誘い、部員らも勉強になると一目置く

(すごい削られてるなあ アニメだから仕方ないか
 原作が長過ぎるしね/苦笑


紫のバラが届き、すぐに追うと、ある方から頼まれたという聖唐人

ヒジリ:
自分のことを誰にも話さないなら
なにかあれば伝言役となる と約束して去る

ヒジリは、一家心中をはかった家族を助けてくれた速水に
命を捧げてもいいほど20年間、影の存在として仕えてきた


速水はマヤを無理やりアユミの「ジュリエット」を観るよう連れて行く
(出た! 空気椅子!!

さらに演技の幅を広げた姿を観て
思わず速水の腕にしがみついたまま釘付けとなるマヤ

月影千草に「自分にも教えて欲しい」と泣いて頼むマヤ

月影:
今観たジュリエットを演ってごらんなさい
体をコントロールできていない
アユミさんと比べたら、まるで素人ね

マヤは自分なりの演技に変える
それをアユミに観られていたと知り、恥ずかしさで逃げる

アユミ:ヒバリが羨ましかったですって? 恐ろしい子

月影:自信と闘争心 マヤには荒療治が必要 あの子は天才よ


アユミは最年少で芸術賞を受賞
その場にマヤを呼んだ月影千草は紅天女をアユミに決める
マヤが2年以内に同じ芸術賞か、それに匹敵する賞を受賞したら2人を競わせる
自分に何かあった場合、マヤが棄権した場合は権利をアユミに譲ると発表

諦めて帰ろうとするマヤに

アユミ:
2年待つ あなたは必ず私と紅天女を競うのよ

私はこれまであの子に勝ったことがない
何度も敗北感を味わっている


2人は高校を卒業
アユミはトップの成績ながら、修学旅行にも行けず、式にも出れず残念だったと言うと

担任:
あなたもそんなことを思うのね
特別な子だと思っていたから と言われ、小さい頃を思い出す

多忙な父母
子役を演り褒められ嬉しかったこと

コンテストで自分より可愛いコがいたのに
主催者やマスコミは話題性を優先して1位になり傷つく

アユミ:
何をしても親の七光りと中傷され
自分の力であらゆることを人より努力して勝ち取ってきた

歌子:紅天女を演じることは、日本一の女優と言われる名誉なこと と聞き
自分が演れば、もう誰も親のことなど言わなくなると、自分も紅天女を目指す

アユミ:
人は私の血のにじむ努力を知らない
本当の天才は北島マヤ
だから競って演りたい!



劇団員は狭い劇場で、常連相手よりもっと広い場所でやろうと提案
だが、無名の劇団は劇場から笑われて門前払い
マヤ:野外ステージなら駅も近いし、いろんな人が集まる





次の出し物は「真夏の夜の夢」
マヤは妖精パック役をもらう

パックには反射神経が必要
音楽をかけて、周りからボールを投げ
ぶつからないようにする訓練を毎日1時間させるよう命令する月影千草

反射神経を身につけ、パックのようにイキイキとボールをかわすマヤ
レイ:リズムのある動きは美しい


アテネ座の男が冷やかしに来て
「3日間でアテネ座より観客を集められたら出演を許可する」と約束
速水がその証人となる

無料で見せるという団長に

速水:
自分たちの実力を安っぽく見せるな
集めた入場料は慈善団体に寄付する

(井の頭公園なのか/驚


速水はマヤをボートに乗せる

速水:
君が紅天女を諦めてくれたら
演劇界に復帰できるよう力を貸す

マヤ:
アユミさんだけは2年待つと言ってくれた
少しでも可能性があるなら諦めたくない
アユミさんから軽蔑されたくない

紫のバラの人のことを話すと
速水:イヤな奴かもしれないぞ
マヤ:世界中から嫌われていても、私は絶対好きになる


街角でチラシを配るが無視される
アテネ座の男に大道芸人と言われて
マヤはパックとして宣伝すると注目を浴びる


初日 1時間前から大勢の客が集まる
最初から最後まで観客の呼吸を掴み、舞台は大成功

(マヤのパックのシーン好きだな

速水とともに劇を観ていた劇作家のヒュウガから
「アテネ座で演るなら劇団を使いたい」と言う話が来る

マヤは裏があるのではと速水に食いつくが
速水:使うのは前途有望な劇団員らで、マヤは外されている
日帝劇場ではアユミと月影千草が共演するという話も耳に入れる

ミズキ:怒りのほうがエネルギーを燃え上がらせる


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アニメ『ガラスの仮面』(vol.2)

2020-06-20 14:00:11 | マンガ&アニメ
アニメ『ガラスの仮面』(vol.1)



マヤは日帝劇場で「ふたりの王女」のアユミの相手役オーディションのポスターを見つける
相手役が突然降りたため急遽募集

毒をもる短いセリフを覚えるテストにカンタンだと思う人が多い中で
マヤは、自分や相手によって芝居が変わるため難しいと感じる
マヤはキッチンで料理するマイムで審査員、他の候補者を驚かせる




次はテクノっぽい音楽に合わせてなにかしてください、という抽象的な課題
みんなはただ楽しそうに踊るだけの中
マヤは観客を楽しませるために
体中に靴墨を塗り、壁のペンキ塗りをする
車を避けたり、結局塗ってしまい、観ている者を笑わせる

第一次審査に受かり、ヒジリはマヤの喜びの声を録音して速水に聞かせる
(これはICレコーダー? 速水さんは折りたたみケータイ使ってる!

2次審査はレストランのマスターの演技を邪魔せず
感動させるドラマを自分で作るという難しい課題
出来なければ棄権も可能

何をすれば…?とうろたえる候補者の中
「これならいくらでも出来る」と喜ぶマヤ

ミステリー風にしてかくれんぼをする少年演技に拍手が起きる
次はマスターを真似して、いたずらしたり
最後はマスターより前を行き、笑わせる演技

月影千草:
あの子なら無限にやり続けられるわ
千の仮面を持つ恐ろしい子よ!

(どんだけ恐ろしいんだ/爆


配役発表
月影千草の提案で、明るく優しい王女アルディス役にマヤ
牢獄に入れられた冷たい王女オリゲルド役にアユミと決まり驚くマスコミ
皇太后役は月影千草

マヤは速水に役を勝ち取ったと報告し、目立つ席に招待する

速水:
つまらなければ出る
良ければ大都芸能から花束を贈ることで
芸能界に復帰の大きな一歩となる

マヤもアユミも自分の境遇と真逆の役作りに迷う
アユミの提案で、マヤはアユミの邸宅で暮らすが落ち着かない
アユミは暗い地下で徹底的に孤独を掴もうとする

月影:
2人とも掴めていない
中途半端な演技は見苦しい

月影が配役を変えたと聞いて理由を聞くマヤ

月影:2人とも演れる才能がある それを観てみたい


紫のバラの人から食事に誘われて、胸いっぱいのマヤだが、来たのは速水
昔、アルディスを演じた女優キタシラカワと引き合わせる

キタシラカワ:
私が演じたのは30代で、若くもなく、可愛くもなかったわ
感覚の再現
本当の心がなければ説得力は生まれない
知識ではなく、素直に美しいと感じる心


ラストニアの冬の寒さと、その後の春を体感させるために
マイナス22度の冷凍室に閉じ込める月影
寒さと出た時の暖かさを体感する2人

ようやくそれぞれの王女の心を掴み
ついに初日を迎える








目の前で無実の罪で母が処刑されるのを見るオリゲルド
第一王女であることを父から民にしらしめる代わりに敵国へ人質として送られる

オリゲルドはラストニアを乗っ取る陰謀を企て
「憎しみこそ力」と信じている

アルディスは純粋無垢に異母姉のオリゲルドを慕う
戦争を憂い、皇太后の屋敷を病院として使わせる
「愛こそがみなを救う」と信じている

(この回はたっぷりと演劇の世界に浸れる
 それも「ガラスの仮面」の大きな魅力


父が亡くなり、オリゲルドが権力を握り
今度はアルディスが牢獄に入れられるが
希望を捨てず、姉を信じる心も変わらない

王女となったオリゲルドは、家臣をも信じられず殺してしまう
アルディスの母らも、かつて自分の母が殺されたように処刑する
誰も愛さず、地獄の中で生きると誓う

3年牢獄にいたアルディスが家臣と乳母の愛の中で
まったく変わっていないのを見て

オリゲルド:
アルディスの親を殺したのは自分
私を憎みなさい

アルディス:
お姉さまは王女になっても不幸に見える
私を亡き母のもとに送って幸せになるのであればと命を捧げよう
と言うアルディスを刺せないオリゲルド





アルディス:
人はすべて神の子
あなたにご加護がありますように


オリゲルドはアルディスを生かし
愛する者と国を去る時も、母国に春が続くよう祈るアルディス

心は凍えたまま女王の権力を手に入れるオリゲルド
アユミに喝采が贈られるが

月影千草:光がなければ影は出来ない


速水はマヤに花を贈る
速水が花を贈るのは一流の役者だけとマスコミはこぞって取り上げる


速水は父から「大都芸能にふさわしい相手と結婚しろ」と縁談を押し付けられ
マヤを思い出の場所に突き合わせる

子どもの頃に来ていたプラネタリウム
母が亡くなった時もここに来て泣いていた
人を連れてくるのはマヤが初めてという館長

お祭りでは、迷子の子どもを助ける
レストランで自分が紫のバラの人だと言おうか迷っていると
月影千草が病院を抜けて行方不明という電話が入る






演出家・黒沼は、マヤの天賦の才能を見抜きオファーしたのは
「失われた荒野」のオオカミに育てられた少女役
オオカミとして喜怒哀楽を表現するよう宿題を出される

ジェーンを人間に戻そうと奮闘するスチュワート役は桜小路
劇団の後輩マイは桜小路が好き
桜小路がマヤの舞台をずっと観ていたことを知り、再びドキドキする

速水が見合い相手の鷹宮財閥令嬢・鷹宮紫織といるところを見て
なぜか心が揺れるマヤ






紫のバラが届けられ、これまでの舞台写真と手紙をヒジリに渡すと、手紙が落ちて、追いかける
ヒジリは速水にアルバムを渡す

マヤから見合い相手のことを聞かれて
速水:嫉妬している? まさか…


黒沼の厳しい演出でキャストが4人も辞める

エンジョウジマドカが同じ舞台で舞台「イサドラ」を演じるとマスコミが集まる

社長:
うちはなんとしても今度の芸術賞をとるために
参加作品は、どちらかの出来栄えを見て決める


「失われた荒野」のほうは稽古場もとられ、廃墟ビルに移される

アユミから電話があり、小野寺が月影千草の居所を掴み、速水にも伝えたという

大都芸能を訪ねてシオリと会う
ミズキ:鷹宮グループと組めば大都芸能にとって有利


月影千草は、紅天女の舞台となった場所にいて、来年の春まで誰にも会わない
「失われた荒野」でマヤが賞を取らなければアユミに決定すると言われる

社長は黒沼の劇場使用も禁止する

黒沼:それでも演りたい奴だけ残れ

主役のマヤと桜小路以外、みんな去ってしまい
ふさわしい役者をまた探し始める黒沼

社長:エンジョウジさんの希望で、若手ホープの君に相手役をやってほしい
桜小路はエンジョウジの誘いを断る

(またエンディングテーマ変わった?


芸術祭の一般参加で賞をとることを条件に
社長から上演許可を得るが
一般公募から黒沼が選んだのは、素人ばかり

与えられた劇場・雨月会舘はいまにも崩れそうな廃屋同然

黒沼:
野生が足りない
前半はオオカミとして鳴き、後半は人間として泣くんだ


社長から上演も取り止められるが
速水:演劇部門のみに与えられる協会賞がある

雨月会館は真新しい劇場に生まれ変わっていて
また紫のバラの人のお蔭と知り、速水が紫のバラの人なのかと思い悩むマヤ

速水の父で会長の英介は、紅天女候補のマヤに興味を持ち
通りがかりの老人として話しかける

月影千草が演じた紅天女を観たと話すと
いつか演じたいと熱く話し
どんな演技だったのか聞きたいと頼む

会長:彼女は梅の木そのものだった


会長は真澄にマヤに会ったと話す

会長:
演技のことになると憑かれたように話し
若い頃の月影千草みたいだ
紅天女を演じたいではなく
紅天女になりたいと言った
私もあの子に賭けるぞ


マヤは野生が掴めず、気づいたら山奥まで来ていた
役を掴むまでしばらく時間が欲しいと黒沼に言い
一人山に入ると、動物を密猟から守る山番の男性に会う

演技を見てもらうと「野生じゃなく野良犬だ」と言われる
マヤは無表情こそ野生の顔だと掴んで帰る


「イサドラ」の初日を見事に演じた後のパーティーで
速水に言われて、感動したシーンを本人らの前で再現するマヤ
ラストシーンは希望を感じさせると理事長から褒められる

速水:この場でこの次の芝居のオオカミ少女役を即興で見せてくれ





審査員の前で速水とやりあう姿を撮るマスコミら
これもすべて計算済み
みんな「忘れられた荒野」が観たいと言い出す

翌日から、劇場の電話は鳴りっぱなしでチケットは完売

黒沼は速水を屋台に呼んで礼を言う
速水:紅天女の選出は役者だけではないですよ
黒沼:わたしが?!


稽古では、同じセリフを様々にアレンジして演らせる黒沼

黒沼:
オレはこの舞台で生きた舞台を演る
ひとつの脚本からいくつもの作品が生まれるのを忘れるな


初日に紫のバラの人が来ると聞き、張り切るマヤ
だが、大型台風が直撃
黒沼:観客が一人でもいるかぎり幕を開ける

アユミは観に行こうとするが、道路が封鎖
速水は途中でクルマを降りて土砂降りの中を歩いて劇場に来る


速水一人のために芝居が始まる
途中で停電になり、懐中電灯をあてるとジェーンのままのマヤがいる
どんどん親しくなっていくスチュワートとジェーンに複雑な思いで見入る速水

こんな嵐の中でもマヤの芝居に行ったことを知り
マヤは速水にとってどんな存在なのか心配するシオリ

アユミはこの芝居の中に紅天女候補が3人
マヤ、桜小路、黒沼がいると知る


翌日は晴れて、芸術祭の審査員や大物が大勢観に来る
シオリ、桜小路のGF、月影千草も来る

理事長は芝居に感動し、芸術祭参加を再検討すると言う

黒沼:
よければ5日後にもう一度観に来てください
セリフはそのままに演技を変える
もうひとつの「忘れられた荒野」を作る!

芝居は5日ごとに演出が変えられ
席も変え、観客と同体になって芝居をする

コメディに変えると笑いで満ちる
観客はリピートしてどんどん増え、マスコミも注目

紅天女のスポンサーがことごとく潰されるのを知り
尾崎と上演した時、速水会長がした手口と似ていると感じ、理事長に相談する月影千草
その後、また倒れて救急車で運ばれる

源蔵:
手術しても回復しない
余命も本人の体力次第と医師に言われました


(大丈夫 不死身だからw


心拍停止状態で、月影千草は紅天女姿で一蓮を追うが消える
一蓮:紅天女に永遠の命を与えておくれ

月影千草は奇跡的に命をとりとめ
すぐに紅の里へ戻ってしまう


オオカミ少女は大評判で千秋楽となる
1週間後の芸術祭の結果次第で居所を教えるという月影

新人賞は桜小路、演出賞は黒沼、作品賞も「忘れられた荒野」
女優賞はイサドラ役
最後の最優秀演技賞は見事マヤが獲得

紅天女候補はマヤとアユミに決まり
紅の里で月影千草の指導を受けることとなる


上演は全日本演劇協会が取り仕切ることに決まる

紫のバラが届き、メッセージに「青いスカーフ」とあり
マヤ:青いスカーフを使ったのは初日だけ もしや速水さん?!

シオリは真澄のアルバムを見せてもらうと
母亡き後の写真に笑顔がないことに驚く

父を亡くして速水家に住み込みのお手伝いとして働き始めた母

独身を通していた速水に、財産目当ての親戚が群がったが
真澄の才覚を見抜いて母と結婚
真澄は養子になり、仕事を叩き込まれた

入ってはいけないと言われた奥の部屋には
紅天女のコレクションがたくさんあり
月影千草への並々ならぬ執着があると分かる

父:
見えない敵を作らないためには
手に入れたものをみせびらかさないことだ

人間には表と裏の顔がある
表だけ見て判断してはならぬ


周りの嫉妬で傷つき、慰めてくれたのは
プラネタリウムの星々

父は紅天女になんとか携わりたいと思い大都芸能を立ち上げた

真澄は悪党に連れ去られ、身代金を要求すると
「自分には息子はいない」と電話を切られ
手を縛られたまま海に飛び込み、船に助けられた

速水:あの時、俺の心は死んだ

家が火事になり、紅天女の打ち掛けを炎の中から持ち出して母は亡くなる
今後のことを真澄に選ばせると言う父に
「このまま仕事を学びたい」と答える真澄

速水:
奪ってみせる 紅天女を
あなたが築き上げたすべてを



照明落下事故で女優生命を絶たれた月影千草は
速水が追うほど身を隠し
ある日、ようやく見つけた車を追って事故に遭い
車椅子生活となってからは真澄が仕事を継いだ


世界的カメラマンのハミルは、アユミを撮りたいとオファーする

アユミ:
小さい頃から親の七光りと言われ、誰も私の本当の姿を見てくれなかった
北島マヤが羨ましい
あの子はなんでも自分で掴み取って認められてきた

汗を振り絞って紅天女を演じた時
初めて私は自分の人生を生きられる


ミズキ:
紅天女の脚本家候補は、小野寺か黒沼
他の役者はオーディションで決める
大都芸能の当初のプランとそっくりですね

ベテランキャストの中には桜小路も選ばれた


母の命日に、墓前に紫のバラがあり
ライターを見つけるマヤ

「速水社員に渡して欲しい」と社員に頼み、影から見ていると
ライターを受け取る速水を見て
紫のバラの人が速水真澄だと分かりショックを受ける


東京から電車で7時間の梅の谷に来るマヤ、アユミ、理事長
源蔵が迎えて説明する

源蔵:
一蓮がこの谷にまつわる伝説をもとに書いた
梅の精霊と若い仏師との恋

1年の半分は梅が咲いているフシギな谷
神木からイメージを得た一蓮が物語を書いた

国の乱れを治めるために、帝は仏師に紅天女を彫るよう命じるが
納得出来ず、旅をして、樹齢千年ほどの樹を見つけ、精霊に会う


月影千草は、2人に「木になれ」という
月影:木、風、水、土を理解しないと演じられない


課題1 風の演技
アユミはわずかな動きで風が吹き抜けるのを演じて、能のようだったと褒める月影千草
マヤは様々な風になりきるが

月影:
演じることと、なりきることは違う
役者は観客に演じてみせるもの と叱る


次は火の演技の課題を出す

月影千草は近くの病院に通っていると分かる
そこでヒジリを見かける

速水会長はマヤを見かけ、正体を隠したまま様子を探る
火の演技なら「八百屋お七」がいいと勧められて本を買うマヤ


速水は体の弱いシオリを見舞うと
シオリ:最初から気持ちはマヤにあったのにウソの同情は要らない!


課題2 火の演技
アユミは2枚の赤い布を使って炎を表す
カメラマンのハミルがそれを撮る
マヤは八百屋お七を演じる

月影;
それぞれ個性があってよろしい
でも、マヤの演技には恋の狂気がなかった
本物の恋をしなさい

月影はマヤがなぜ「八百屋お七」を選んだのかといぶかる
マヤがおじさんからススメられたと言うと

月影:
火の演技で私も「八百屋お七」を一蓮の前で演じた
それを知っているのは…まさかあの男

速水会長は雨の中、谷に向かう途中
車のブレーキが外れて崖から落ちたと真澄に連絡が入る

速水:こんな形で戦いを終わらせたくはない
父を徹底的に探すよう命じる真澄


桜小路は、仏師に会いに行くと、役所に勤める普通の公務員で驚く
仏師:大勢の喜怒哀楽と関わり合うのです

別人のように真剣に彫る姿を見て、これだと思う桜小路


まだ水の演技が掴めないマヤ

村のお婆さん:
この村の川も滝も龍神さまがおさめている
怒らせたら水害、干ばつを起こす水を司る神さま


アユミ:
水がなければ魚は生きていけない
人間は愛がなければ生きていけない
人魚姫を思い出す


雨の中で冷え切ったマヤを心配して
近くの小屋で暖炉に火をつけてくれる速水を見て

マヤ:これまでもずっとこうして助けてくれた
速水が好きだと気づく

大地から発する気を吸って生きる梅は
この地から持ち出すと枯れてしまう


仏師はこの木から天女を彫って祀った
一蓮はその伝説から物語を書いた

速水:君が嫌でなければ一緒にいたほうが温まる
マヤ:嫌じゃありません

速水:
俺はずっと君に嫌われていると思っていた
君の紅天女を観たい

2人は寄り添って夜を明かす


翌朝、梅の枝を1本とり、速水に差し出し

マヤ:
これまでありがとうございました
これは気持ちです

梅の花びらは谷を離れた瞬間に落ちる
速水:すべて幻なのか? まさかあの子が俺に恋を?


水はあらゆる命を育むと気づくマヤ

水のテストで、アユミは美しい人魚姫を演じる

マヤは滝から現れ、水の恵みを与えたにも関わらず
汚し、感謝の心を忘れた人間どもに龍を放つ龍神を演じる



月影:
美しい華のある演技力でアユミさんは素晴らしい
マヤの演技は人を惹きつけ印象を残す 面白い子ね
残るは最後の土の演技で決まる


真澄:
父は死んだとされ、自分は実子ではないからと後釜を狙うものばかり
後ろ盾を失った私との結婚はやめたほうがいい

シオリ:私はどんなことがあってもついていきます!


会長は村の青年に助けられていた

マヤ:
土によって植物、野菜が育つ
大地の力 母の愛!


アユミ:
石も岩も土が姿を変えたもの
(博物館に入り)縄文式土器 これだわ!

(なんとっ 縄文土器!!


課題3 土の演技
アユミは縄を使って土器を作り、モノを入れ、運び、また土に還る様を表現

マヤは土の中の種から芽を出し
母なる大地から太陽、風、水を浴びて葉を伸ばすまでを演じる


月影千草は当時の衣装と面を見せ

月影:
あなたがたはもう紅天女が分かっているはず
1週間後に紅天女を演じてもらう
舞台は梅の谷



2人はセリフを渡されて、その意味を考える

速水は父の寝ている小屋に行き、病院に連れて行こうとすると断る
会長が無事のニュースが伝わり、理事長、シオリ、桜小路も梅の谷に向かう


月影:ここまで長かった ついに…
また倒れる月影千草

瀕死状態の中、月影千草はこれまでを思い出す

貧乏で身よりもないチズを引き取り、女優に育て
一蓮:美しく育ったね まるで月のようだ と芸名を与えた

一蓮への想いを抱き、一蓮の書く芝居を次々演じてスターとなる千草

ある日、大火事となり、命より大切な台本が焼かれ、一蓮は姿を消す
あらゆる所を探し、小さい頃に行ったという梅の谷で
紅天女を書き始めた一蓮と再会

一蓮:君こそ紅天女だ

より厳しい稽古が始まり
火の表現では「八百屋お七」で一蓮への愛を伝えるが
自分を女優としか見てくれない一蓮

その後は演技に没頭する千草は「紅天女」も見事に演じる

一蓮:
君は私の魂の表現者だ
この役は君以外誰にも演らせない


そこに速水英介が現れ、人気となった月光座を買い占めたが
一蓮とことごとくぶつかり合い
一蓮は速水のもとを去ると、劇団は解散に追い込まれ、病に倒れる一蓮

「紅天女」の上演権を頑として断り、妻子も去る

一蓮:君はまだ若い 私のもとを去れ
千草:いいえ、どこまでもついていきます 愛しています

2人は一夜を過ごし、目覚めると
一蓮は紅天女の上演権を月影千草にすべて託して自死

後を追おうとする千草を止める源蔵
源蔵:月影千草さま以外、誰が紅天女を演じるのです!

月影千草は大女優となり、紅天女の舞台中に照明が落ちてきて、女優生命を絶たれた

夢から覚める月影千草


源蔵が知らせて劇団月影と一角獣も来る

月影千草にどんな稽古をしたか問われて
アユミ:セリフの解釈を考えていました
マヤ:紅天女の気持ちを考えていました

月影:
マヤの欠点は役になりきってしまうこと
演技を観る観客の目を忘れないこと

アユミ:
私は紅天女に近づこうとしているのに
あなたは紅天女になろうとしている
なんて大きな違いなの!



月影千草は、劇団員に禁足地を守る精霊を演らせる

まだ目覚めない紅天女
二度目の合図で目覚めると、華やかに舞うアユミ

マヤは樹になりきり、我を忘れてセリフを吐く

アユミ:どんな努力もこの子の前では叶わない


翌朝早く、アユミは手紙を置いて谷を出る決心をする
アユミ:これ以上の屈辱は耐えられない

吊橋を渡ろうとすると、真ん中が腐ってるから渡っちゃいけないと地元民に注意される

そこにマヤが来て、役のことを考えながら橋を渡っていく

アユミ:このまま橋を渡れば、紅天女は… 私は知らない!

マヤは腐った板を踏んで綱にぶら下がり、慌てて助けるアユミ

アユミ:
汚い手を使ってまで役を取ろうとしたのは初めて
このまま戻るのはもっと惨めになる と谷に戻る


アユミ:
早朝から泥まみれで稽古している私を見て笑いに来たの?
私は今まで一度もあなたに勝ったことがない
あなたはカンタンに役の本質を見抜いてしまう
自分のことさえ分からないのに

本当は才能があるのに気づかない
あなたのそういうところが大嫌い!


橋のことも知っていて見殺しにしようとしたのよ

マヤ:でも助けてくれたわ

アユミ:
一生後悔すると思ったから
不安、焦燥感、嫉妬、憎しみ
味わったことのない感情が溢れ出し
私はあなたの存在で自分が嫌いになったわ!

マヤ:私も同じだった

アユミ:
同情なんて要らない!
命を賭けてこの役を取ってみせる!

マヤ:私もずっと紅天女を目指してやってきた 負けない!




2人でぶったり蹴ったり
マヤも初めて対等に言い合う

マヤ:
私も大嫌い! あなたみたいな高慢チキ!
いつも取り巻きを連れて

アユミ:
勝手に集まってくるのよ
本当の友だちなんて一人もいない
でも、あなたの周りはいつも仲間がいて羨ましかったのよ!

とことんやり合って笑ってお互いを認めるって、スポ根ドラマみたい

アユミ:
あなたはライバル
私は正々堂々紅天女を勝ち取ってみせる

紅天女のこころ、自然の万物に宿るこころを探り、2人は2本の虹を見る


月影:
吊橋が直ったら、2人の紅天女をみんなに観てもらいます
そして本物の紅天女もお見せします


当日、速水会長、シオリ、関係者が集まり
まずアユミが見事に華やかで荘厳な演技を見せて魅了する

マヤは、樹の前の水に向かって「おおおお」と咆哮し
水面に輪が広がり、風が観客まで届く

速水:
渦だ!
あの子のバイブレーションが音として広がっていく!


根をはるもの 土を這うもの
歩くもの 飛ぶもの 泳ぐもの
育てよ すくすくと 増えよ 満ちよ
真 紅千年の命の花を咲かそうぞ

自然災害、富士山噴火、京の都は荒れ
帝が2つに分かれる争いの世


捨ておけ
人の世は人が決めるのが定め
手出しはならぬ


ついに月影千草がみんなの前で演じる

村に神の声を聞くフシギな娘アコヤが現れる
仏師は世を鎮めるべく、天女を彫る梅の木を探して谷に来る

アコヤ:
あなたはもう一人の私
私はもう一人のお前さま
出逢ったからには離れて生きることは出来ぬ


マヤは速水を想う

アコヤは村人から神の声を聞いて助けを求める

村人:
アコヤは人ではない
人でないものを愛せば、いずれどちらかが死なねばならぬ

仏師:私が恋しいのは、姿ではなく、その魂じゃ

人間に恋をして天、自然の声が聞こえなくなったアコヤに
「まやかしのあやかしめ!」と石をなげつける村人

「アコヤ 逃げるんじゃ!」



(源蔵さんは、もと役者なの?!ってくらいの熱演



この世は相反する2つのもので成り立っておる

誕生と死

創造と破壊

天と地

火と水





光と闇

男と女

陰陽なして新たなる生命を産む!






わからぬ ひとはなぜ争いあうのか
血を流し、滅ぼしあうのか





天の声が聞こえぬか?
地の声が聞こえぬか?

天と地が結びて人が生まれたもうなり


風よ 火よ 水よ地よ

飛ぶものよ
這うものよ
泳ぐものよ
野を駆けるものよ

わたしはあなた方と同じものである
わが同胞(はらから)よ

分かれよ 慈しまれていることを!








「紅天女」




源蔵は話はここまでで、この後は新たな物語に受け継がれると言って去る

マヤとアユミは、新たな紅天女を自分で探す運命を悟る




速水会長:月影千草の紅天女はもうこれが最後 今生では と去る


月影千草は芝居で使った面を割る

月影:
いつまでも古い紅天女にしがみついていたら
死んだ芸術になってしまう

血を吐きながら演じきった月影千草




月影:
源蔵 頼みましたよ
私の最後の願いを・・・


真澄の前に紅天女の衣装を着たマヤが現れる

マヤ:
言ってください あなたが紫のバラの人だと
そうすれば2つの魂はひとつに

そこにシオリの声が聞こえ、部下が来る



(2人が裸のシーンまであるなんて、アニメ大胆!
 そういえば、シオリさんか狂ってしまうシーンもない


速水は谷が見せた幻だと車に乗って帰る
マヤは幻なんかじゃないと信じる


源蔵:梅の谷はもうこの地上にはありません
源蔵は月影千草の命令通り、吊橋を焼き払う

月影:
紅天女はすでにあなたの中にある
どちらが役を勝ち取るかは世間の目が決めるでしょう
あなたたちは、過去にも未来にもない
永遠のライバルなのです

ここでエンディングテーマ
マヤは黒沼、アユミは小野寺の指導を受けて稽古を始めたシーンが流れた

月影千草が死んじゃったような感じの終わり方だけど
アニメの続編は作られないみたいだし
原作が完結しないかぎり、この続きはずっとお預けか

私は途中で読むのを断念してしまったけれども
たしか噂ではもう2人が演じたとか
その後はどうなったのか

一体、今文庫本で何巻なんだ?!
急に気になってきた

チラっと調べたら、49巻のままでずっと止まっているのか?!
永遠の未完でもふさわしいかもしれないな


やっぱり昭和のマンガは素晴らしい!
他にも心躍らせて読んだ作品がたくさんある

私がエジプトに惹かれるきっかけとなった「王家の紋章」とか
アニメ化しなくても、マンガを読んで
一人ひとりがそれぞれ想像を膨らませて感動した



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