出演:
東京バレエ団、カリーナ・ゴンザレス&吉山シャール、ルイ・アンドレ、
C/Ompany、東京シティ・バレエ団、牧阿佐美バレエ団
予録でバレエの番組の宣伝を見て、ちょうどその時間帯だったので観てみた
それぞれストーリーがあって、それを踊りで表現する
テレビをつけて最初にやっていたのは、青い衣装をつけた女性たちの群舞から
一人の女性が倒れる 死を表しているのか?
女性バレリーナのアップが映り、お腹が激しく上下するほどの荒い息遣い
それでも、踊る姿は笑顔で優雅
男性が目隠しをされて現れ、3人の女性と戯れる
*
観ながら色々なことを想像してしまった
舞台に立つまでの幼少期からのまさに血の滲むような練習に次ぐ練習
素人目には誰がプリマになっても分からないレベルだけれども
プロの目からは、技術の完成度、華 あらゆる要素が必要なんだろう
こうして世界を回るプリマになるのは選ばれし一部のみ
あらゆる方向に自由に体を動かして
そのまま止まっていることができるのは
あの細い体で相当な体幹の筋肉が必要だとわかる
でも、食生活は相当コントロールしているだろう
そもそも、こうして不自然にかかとで立ち続けている形をなぜ「最も美しい」と言い始めたのか
バレエの動きは、限界を超えるほど形式的で
むしろ、原始的で自由な表現のほうが
よほど「踊り」としては美しいのではないか
なぜか、学生の体操の授業でやらされた「自由に踊れ」という無茶な課題を思い出した
グループに分かれて、たった1時間弱の中で数分のダンスを考えて披露する
「踊る」という行為自体、日常にないから、戸惑い、恥ずかしいだけだった
ヒトが踊るのは、自然に溢れ出る感情表現で、命令されてやるものではないんだ
■
カリーナ・ゴンザレス&吉山シャール ルイ・アンドレ
ヒューストン・バレエ団プリンシパル
「ロメオとジュリエット」からバルコニーのパ・ド・ドゥ
振付 スタントン・ウェルチ 音楽 プロコフィエフ
カリーナ・ゴンザレス:
振付のウェルチさんが言っていたのは
「本に書かれている言葉をすべてステップで表現したい」
私たちはただ踊っているだけじゃない
物語や二人の間の情熱や愛を描いている
これはストーリーを知っているから分かりやすい
■
C/Ompany bolere/忘れろ
構成 大植真太郎 音楽 ラヴェル
振付 大植真太郎・辻本知彦
大植真太郎:
1993年 ローザンヌ国際バレエコンクール入賞
世界30カ国以上のステージ
言葉を交えた新たなスタイル
NHK 2020応援ソングプロジェクト テーマソング「パプリカ」
シルク・ドゥ・ソレイユ初の日本人男性ダンサー
マイケル・ジャクソンワールドツアー
米津玄師など数々の有名アーティストとコラボ
辻本知彦(ダンサー・振付家):
特徴? (大植は)ローザンヌの出身 一流のカンパニーを通っています
普通だったらバレエを通っている人であれば
足先を伸ばしたりしたくなるだろうし
体のラインで言うときれいに細長くしたくなりますよね
内転・外転を効かせてというのを「忘れろ」では忘れているんですか?w
大植:
ボレロ自体の音楽が、構成が18小節で、何かに向かっていくというイメージ
だから僕はその中に目的だったりとか目的地とか、Google Mapのポイントみたいな
あまり言い過ぎちゃうとすごく壮大な作品のような気がしないでもない
いつも思うのは、分からないものを見たときのその感覚を大事にして欲しい
分からないっていうことが魅力であって、この作品の面白さ
それを面白いと思えること そういう世界があってもいいんじゃないか
分からなくてもいいんだよ
*
私の大好きな♪ボレロ だが、これはだいぶ変わった解釈だった
これはむしろ伝統的なのが観たかったかも
客席にお客さんが座り始める前から、大植さんが裸同然で出てきて
「まだ4分前ですよ」とスタッフに言われてガムテープを渡される
いきなり辻本さんの本格的なブレイクダンス
全て即興なのか、ある程度は決めているのか?
ガムテープで×や矢印を作ったりして、客席とコミュニケーションをとり
プロレス技をかけたり
「拍手はもういいです 疲れるので 恥ずかしい」
笑いを取るところは関西人ぽい
時々子どもの笑い声がするのがとてもイイ 子どもの感性は素直だ
森山未來くんもこんな感じの自由な表現をやってるよね?
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東京シティ・バレエ団 Octet
振付・舞台美術・衣装・照明デザイン ウヴェ・ショルツ 音楽 メンデルスゾーン
旋律と身体の動きを一致 音楽の視覚化
東京シティ・バレエ団 清水愛恵:
踊らされているという感覚ではダメ
私たち自身が音楽に乗って楽しまなければ
楽しんでいるところをお客さんにエネルギーとして伝えていかなければ
一番大切にしていることは、まず自分が楽しんで踊ること
パーティーのように炎が燃えるような感じ
ハッピーな感じというイメージは、最初から最後まで100%のエネルギーを出す
東京シティ・バレエ団 キム・セジョン:
人それぞれの色がちゃんと出るように振付をしたのがすごい
最後まで観たかったけれども、別の録画が始まり、裏番組が見られないため残念
夜中の12時近くまで2、3時間放送されていた模様
昔はNHKの日曜日、これくらいの時間枠でオペラも放送してなかったっけ?
また観たいなあ やっぱり視聴率の問題?
みんなクイズ番組や、バラエティが見たいのかねえ