メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

平昌オリンピック代表選手発表(2017.12.24)

2017-12-27 13:46:56 | フィギュアスケート
<平昌オリンピック代表選手>

女子シングル:宮原知子、坂本花織
男子シングル:羽生結弦、宇野昌磨、田中刑事
ペア:須崎海羽?&木原龍一
アイスダンス:村元哉中&クリス・リード


試合後、観客はみんな残っている状態
ファンファーレが鳴り、日本スケート連盟・伊東氏より発表された



まずはペアから



アイスダンス



男子シングル







ゆづくんの名前が呼ばれた時、宇野くんはどこからか画像でも出るんじゃないかみたいに見回してなかった?w



女子シングル





坂本花織ちゃんの時が一番観客の声が大きかったかな 本人もとっても嬉しそう


<1人ずつオリンピックへの意気込みを話した>

須崎海羽


初めてのオリンピックで、舞台に立てることに感謝しながら楽しんで
少しでも世界の選手に近づける演技がしたいと思います


木原龍一


初めまして(と言ってから)初めましてじゃないかw(と自分にツッコミw
ソチオリンピックでは、1年前にペアに変更するという大きな決断をして
正直ワケの分からないまま終わってしまって悔しい思いもたくさん残っているので、
今回のピョンチャンオリンピックでは悔いのないように
団体戦では素晴らしい選手が揃っているので、
みんなの力になれるように頑張るので応援よろしくお願いします


村元哉中


今回は夢の夢のオリンピックの舞台に選んで頂き、この瞬間ほんとに幸せです
満開の桜を咲かせたい


クリス・リード
これが3回目のオリンピック出場になります
カナと一緒の初めてのオリンピックでとても嬉しく興奮します
日本代表になれて嬉しいです オリンピック頑張ります


宇野昌磨


このたびオリンピックに選ばれた宇野昌磨です
(なにこの小学生の発表会みたいな可愛さは! ズルい!!

正直、今の気持ちは悔しくて「次は頑張る」「次は頑張る」と
何度も何度も試合でゆってきたので、オリンピックでは次はないという気持ちで頑張りたいと思います


田中刑事


小さい頃から夢見てきたオリンピックの切符をようやく掴めたので
あとは今まで滑ってきた先輩方のように、心に残る演技をオリンピックの舞台で滑りたいと思います


宮原知子


この大会では、ほんとにたくさんの声援、パワーを頂きました ありがとうございました
オリンピックは今からもうワクワクしていて、
どんな舞台なのか想像も出来ませんが
ここまで来れた感謝の気持ちをしっかり演技に出して
また精一杯頑張りたいと思います


坂本花織(いつ見てもいいキャラだなあ!


昨年の2月にユースオリンピックに立たせて頂いて
ケガもあった中で出て、納得のいく演技が出来なかったので
本当のオリンピックでリベンジしたいという気持ちが増して
やっとこの舞台に出ることが出来ました
緊張すると思いますが、自分らしくいい演技が出来たらいいなと思います


みんなスピーチとかも慣れててほんとスゴイ!
ここにゆづくんがいたら、何て言っただろう?










<関連ニュース>

羽生結弦、平昌五輪が復帰戦か 四大陸選手権は外れる
“日本スケート連盟は24日、来年3月の世界選手権(イタリア・ミラノ)と
 来年1月の四大陸選手権(台北)の代表を発表した。
 羽生結弦は、世界選手権の代表に選ばれたが、四大陸選手権の代表には入らなかった。平昌五輪が復帰戦になる可能性が高い。”


「羽生、五輪間に合う見通し」フィギュア男女選考理由は
“羽生結弦は「世界選手権3位以内の実績がある選手が、けが等で全日本に参加できなかった場合、
 選考することがある」という選考基準が適応された。

 小林強化部長は羽生が今月16日に氷に乗ったことを明かした。ジャンプは跳んでいないというが、
「五輪に間に合う見通し。エースとして、五輪経験者として、若い選手を引っ張ってほしい」と期待した”


羽生結弦 平昌オリンピック団体戦から出れる理由!2014ソチの時は?
“日本スケート連盟が羽生結弦選手の2連覇に向けて用意しているのが、
 2018平昌オリンピックでの男子シングルの演技の前に団体戦で試合感覚を戻してもらうというもの。
 どんなにベテランの選手であっても、試合の間隔はすぐには戻らない、との判断からですね。

 団体戦では、ショートフリーとも一人で滑る『シングル』とは違い、
 日本のように3人の選手が出れる国は、『ショート』と『フリー』で違う選手が滑ることが出来ます。”


【2018平昌オリンピックフィギュアの日程】

2/9(金)10:00~13:25 団体戦1日目…男子シングル・ショート/ペア・ショート
2/10(土)

2/11(日)10:00~14:35 団体戦2日目…アイスダンス・ショート/女子シングル・ショート/ペア・フリー

2/12(月)10:00~13:10 団体戦3日目…男子シングル・フリー/女子・フリー/アイスダンス・フリー
2/13(火)

2/14(水)10:00~13:25 ペア・ショート
2/15(木)10:30~13:45 ペア・フリー

2/16(金)10:00~14:35 男子シングル・ショート
2/17(土)10:00~14:25 男子シングル・フリー
2/18(日)

2/19(月)10:00~13:45 アイスダンス・ショート
2/20(火)10:00~13:35 アイスダンス・フリー

2/21(水)10:00~13:35 女子シングル・ショート
2/22(木)

2/23(金)10:00~14:10 女子シングル・フリー
2/24(土)

2/25(日)9:30~12:00 エキシビション


ぶっつけ本番で平昌五輪出場する羽生結弦は、それでも連覇できるのか?
“五輪の代表選考基準では、全日本出場は必須条件だが、過去に世界選手権3位以内の実績を持つ選手が
 怪我などの事情で出場できなかった場合には、特例選出措置があり、
 世界ランク1位で、ISU公認のシーズンベストスコアが宇野に次いで2番目の羽生は、それらの規定に沿って選出された。

 またこの日、来年1月24日から台湾・台北で行われる五輪への最後の“前哨戦”となる
 四大陸選手権の出場メンバーも発表されたが、宇野、田中、全日本3位だった無良崇人の3人で、羽生は外れた。

 連盟サイドは、羽生の怪我の回復が間に合えば、ここを復帰戦にさせたいという構想を抱いていたが、
 羽生サイドとの協議の上、出場を見送ったもの。”


田中刑事、親友羽生を追い成長 平昌五輪フィギュア代表に
“羽生選手がいたから、ここまで来ることができた。
 2人の出会いは小学4年の頃、長野県で行われた「全国有望新人発掘合宿」だった。
 互いに「あの子はうまい」と認め、すぐに打ち解けた。それから「けいじ」「ゆづ」と呼び合う仲だ。

 小学6年の時に倉敷市であった全国大会では、3位の羽生選手を抑えて準優勝するなど
 中学生くらいまでは勝ったり負けたりの繰り返しだった。

 ところが羽生選手は高校生になると一足飛びに世界トップへ羽ばたいた。
 19歳で迎えた4年前の全日本選手権では羽生選手が1位で自身は8位。
 代表入りしたソチ五輪で金メダリストまで上り詰めた親友の背中は遠くかすんだ。

「ゆづと同じような急成長はできない。自分は一歩一歩進んでいく」。
 この4年間は2種類の4回転ジャンプを習得するのに費やした。
 そして壮大なオペラから軽妙な映画音楽までさまざまなプログラムをこなし、表現面に磨きをかけた。

 手応えをつかんだのは昨年11月のグランプリシリーズNHK杯。自己最高得点をマークし、同シリーズで初の3位に。
 優勝した羽生選手と一緒に表彰台に上がるのは中学3年以来の出来事で、2人は同様の言葉を口にした。
「また同じ大会で滑りたいと思っていた。とにかく楽しかった」と。”


坂本花織、NHK朝ドラが原点
“NHK連続テレビ小説「てるてる家族」でフィギュア選手だった主人公の姉に憧れ、
 4歳のときに神戸・ポートアイランドのリンクで滑り始めた。

「明るくて面白い」と自ら話すひょうきんな性格だが、スケートに対しては真面目だ。
 朝練がある日は午前4時前に起き、体重も厳しく管理してきた。
 昨季は世界ジュニア選手権で3位入賞。

 シニアに上がった今季序盤は苦しんだが、先月の国際大会で2位に入るなど一気に巻き返した。
 一番のライバルがいつも隣にいたから頑張れた。
 ともに中野園子コーチの指導を受ける県芦屋高校3年の三原舞依選手。
 たまの休日には一緒に買い物に出掛け、誕生日には思いのこもったメッセージ動画を送り合う、かけがえのない友でもある。

「舞依ちゃんができるなら、自分もできる」

 昨年の全日本選手権で3位に入り、今年2月の四大陸選手権で初優勝した1学年上の存在が、負けず嫌いの心を刺激した。
 23日のフリーでも、ほぼミスのない演技を披露した三原選手が得点を待つ姿をじっと見つめ、
「これ以上できないくらい頑張ろう」と、最終滑走前の練習に向かった。”





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第86回全日本フィギュアスケート選手権2017 女子フリー

2017-12-27 12:57:15 | フィギュアスケート
ナビゲーターは高橋大輔、解説は荒川静香さん






<第3グループ>

●竹内すい(16 11位 初出場 トリプルアクセルを予定)
「母の手作り衣装 感謝を忘れず最後まで滑り切ります」

♪ミス・サイゴン


宮原知子の代表曲! ずっと滑りたかった曲だそう 自身も振付に参加した
1ルッツコンビネーションならず 基礎点は0.6入るのね
シングルは点が入るのにダブルはゼロ点の意味がいつも分からないんだ

トリプルアクセルは回転不足 フライングシットスピンレヴェル4
足換えコンビネーションスピンレヴェル4 ステップシークエンスも笑顔
後半、3ループ 3×3×2 1フリップ 3×3 ダブルアクセル レイバックスピン・ビールマンスピン
108.09 169.02SB更新 トリプルアクセルはアンダーローテーション


●荒木菜那(15 12位)


♪韓国ドラマ「善徳女王」より(ドラマ曲使用は新鮮
3×3高さも流れもあった キレのいい動き 3ループは転倒 ダブルアクセル
フライングシットスピンレヴェル4 ひと息入れてスローパートへ

ジュニアから30秒長いが体力面はどうか? コレオシークエンス
3フリップ 3×2×2 頼もしいジュニアがたくさんいるねえ
ダブルアクセル×3 2サルコウ 足換えコンビネーションスピン
ステップシークエンス レイバックスピン・ビールマンスピン 滑りきって笑顔
世界選手権への切符もかかっているジュニア勢 112.08 171.74


●新田谷凜(20 10位 5回目の全日本)


♪レジェンド・オブ・フォール
中京大学勢多いなあ 昨シーズンから継続のプログラム 淡い水色の衣装が氷にとけこむ
3サルコウはミス 3フリップ 3ループ なめらかなスケーティングが得意なステップシークエンス
足換えコンビネーションスピンレヴェル4

後半にコンビネーションジャンプをすべて入れている
1ルッツ 3×3×2 3ルッツここで挽回 コレオシークエンス ダブルアクセル×3
コンビネーションスピンレヴェル4 レイバックスピン・ビールマンスピン
111.22 172.50


●横井ゆは菜(17 9位)
 

♪映画『バーレスク』より
中京大中京高校っていうのもあるのね キラキラをいっぱいつけた華やかな衣装
色気たっぷりな目線で演技が始まる みんな美人さんばかり

ダブルアクセル 3フリップ コンビネーションスピンレヴェル4 3ループ 情熱的なコレオシークエンス
横井が憧れる鈴木明子ちゃん振付! 3×2片手を上げて 3ルッツ
スピードが上がる 3×3 常に笑顔で華のある選手 彼女もこれから楽しみ
アピール力もある ステップシークエンス ダブルアクセル×3×2を決めてフィニッシュ
何度も大きくガッツポーズ スタンディングオベーションに大きな笑顔で応える
130.31 192.99SB更新 スゴイ点数出た!!


●白岩優奈(16 8位)


♪展覧会の絵
彼女も笑顔が魅力的な華やかな選手 3×3スピードと幅がある ダブルアクセル
急に場面が変わる フライングシットスピンレヴェル4
そしてまた柔らかいメロディになるステップシークエンス

後半、3ルッツ×3 3サルコウ 足換えコンビネーションスピンレヴェル4
緩急の効いたプログラム 3フリップ ノーミスいけるか? ダブルアクセル×2サルコウで転倒
レイバックスピン イーグルから3ループ 悔しさの残る顔から笑顔の挨拶へ
128.36 191.69 現2位に


●三原舞依(18 7位)


♪映画『ミッション』より ガブリエルのオーボエ 平和を願う天使をイメージしたプログラム
大歓声が背中を押す ここからの挽回なるか? 3×3丁寧に決めた
ダブルアクセル 足換えコンビネーションスピンレヴェル4
フライングシットスピン軽やかレヴェル4

後半、ジャンプが5本入る構成
3フリップ ダブルアクセル×3 どれも柔らかいタッチ 3ループ
3×2×2 3サルコウ両手をあげて ジャンプすべて成功して
ステップシークエンスレヴェル4 オリンピックへの強い意志も感じる
コンビネーションスピン レイバックスピン・ビールマンスピン





ノーミスで終えて、涙のフィニッシュ 天使になりきって世界に平和の願いが届いた 感動した/涙
スタンディングオベーションに丁寧な挨拶で応える たくさんの花を拾う 何点出るかなあ
彼女の本番の強さも頼もしい どこにもほころびが感じられない リンクを浄化する演技だった

アナ:今年の国別対抗戦のフリーで日本の歴代最高点の自己ベストを出した選手

荒川:
それでもちょっとしたメンタルの動きが作用する競技でもあるので
SPからよくここまで気持ちを切り替えました

140.40 204.67 スゴイなあ!



<最終グループ>

6分間練習 坂本花織はもの凄い厳しい表情で何度もコーチのもとに駆け寄る これも相当な試練だな

荒川:
相当、緊張感があるのかなと見える 決してここがゴールではなく
オリンピックへ行く通過点だと思って、力を出しきってほしい

紀平梨花は練習でもトリプルアクセルを跳びまくる


●樋口新葉(16 4位)
♪映画「007」より スカイフォール



冒頭の撃たれるシーンを天井カメラから撮る ダブルアクセルから確実に
3×3素晴らしい円を描いた 足換えコンビネーションスピンレヴェル4





銃を撃ってから 2サルコウ しっとりとした後半へ 3×3決めた
3ループ ダブルアクセル×2×2 3フリップ フライングキャメルスピンレヴェル4
ステップシークエンスも丁寧にレヴェル4 レイバックスピン



氷に跪いてコンコンと右手で叩いてたのはどんな意味? 緊張から解き放たれた顔





荒川:チャンピオンを狙う上で必要な条件はやはりノーミス

キス&クライではまた両手を合わせて祈る 138.03 206.96
トップに上がったが、どこか複雑な表情



緊張、集中している時の顔は怖いけど、そういう人ほど内側の柔らかい部分を見せないもの
最近の彼女は、トップを狙うがゆえの素が覗く部分が垣間見えて、そのほうが魅力的


●紀平梨花(15 5位 世界ジュニア出場内定
 

♪映画「道」より
一方、自信満々な顔でリンクに飛び出す紀平 世界最高難度のプログラムに挑む
オリンピック争いに関わらない分、伸び伸びと自分が出せるかも

トリプルアクセル×3トゥーループ決まった 次のトリプルアクセル単独も決めた
おどけた道化師の仕草も入る 3フリップ片手を上げて フライングシットスピン揺れてるみたいに見えたけどレヴェル4
コンビネーションスピン 後半、3×2片手を上げて 3ループは崩れた
コレオシークエンス表現力もある 3×2×2片手を上げて 3サルコウ
ステップシークエンス バランスのいい選手 レイバックスピン・ビールマンスピンレヴェル4

アナ:全日本の歴史に残る4分間 SPと合わせて3本のトリプルアクセル成功です! 加点も2ついた

荒川:
トリプルアクセルは力がいるけれども、フワっと見せられるのが大きな加点対象になる
コンビネーションスピンの後にもトリプルアクセルを成功させているので非常に素晴らしかった


アナ:
トリプルアクセル3本というのは、ギネスにもなっている
2012年バンクーバーオリンピックの浅田真央さん以来
(!

年齢制限が惜しいくらい 141.29 208.03SB更新



アナ:お姉さんたちをかわしてトップに立っています!


●本田真凛(16 6位)


♪トゥーランドット
「荒川静香さんを見て五輪を志した曲 大切に演じます」



位置について、パッと手を広げ、フッと笑顔になるまででもドラマを感じる選手
3ルッツ 3フリップ 足換えコンビネーションスピンレヴェル4
ステップシークエンスレヴェル4 フライングシットスピンレヴェル4



後半、ダブルアクセル×3トゥーループ 2×2×2 3サルコウ
イナバウア ダブルアクセル×3 2ループがラストジャンプになった
レイバックスピン・ビールマンスピンレヴェル4

 

泣きそうな顔で挨拶 泣きたい時でも、人前で泣かないようにしてる感じ

高橋:
緊張からか、いつもより表情が固かった印象だったが
表現では軽やかさ、伸びやかさ、力強さ、このトゥーランドットを上手く表現出来ていたと思う

荒川:
予定していたトリプルが2つダブルになってしまい、非常に悔しさが大きく、
最後の表情に出ていたかなという印象



キス&クライでも必死に涙をこらえてる 126.72 193.37 現4位
彼女がトップに行くには、宮原知子ちゃんくらいの地道さが必要か?


●宮原知子(19 2位)


♪蝶々夫人
濱田美栄コーチに「行ってらっしゃい! ハイ!」と力強く送り出された
6分間練習からずっといつもと変わらない落ち着いた表情

アナ:
トップの坂本花織とはわずか0.36の差
全日本4連覇、そして初めてのオリンピックへ 夢を賭けた最後の4分間です


3ループ 3×3 すっかり以前の状態に戻っている様子 3フリップ
フライングキャメルスピンレヴェル4 足換えコンビネーションスピン 逆回転ありレヴェル4
笑顔で軽やかさもある ステップシークエンス 表情豊かにジャッジにもアピール

 



3×2×2 ダブルアクセル×3 3サルコウ どれもプラス1以上の出来栄え
ダブルアクセルまですべて決めた 哀しみの表情でレイバックスピン・ビールマンスピン





最後は感謝の気持ちを観客に渡すように笑顔で両手を前に差し出す また感動をもらった
両手でガッツポーズ 宮原も感激の顔で戻る コーチのほうが号泣だね





高橋:
ケガをして戻れるかどうかという不安があった中で、ここまで頑張ってきた
非常に引き込まれる演技 彼女のチャンピオンとしての意地を見せつけてくれた

アナ:ジャンプの練習を本格的に始めたのは10月でした(改めてスゴイよ!

荒川:
これまで誰より練習を積み重ねたことが自信につながっているタイプの選手なので
練習を抑えなくてはいけない中で不安もあったと思う
それが以前のように大きなミスなく全日本で出来たのは本当に努力の賜物

147.16 220.39SB更新でトップへ
コーチはまだ涙が止まらないどころか嗚咽状態





そしてこの後の2人にはとんでもないプレッシャーがかかった


●本郷理華(21 3位)


♪映画『フリーダ』より シェイリーン・ボーン振付
彼女の変貌っぷりも好き 3×3 3サルコウ片手を上げて 3ルッツで転倒
ステップシークエンスレヴェル3 フライングキャメルスピンレヴェル4
ダブルアクセル×3×2手を上げた 3ループ転倒 3×2片手を上げて



完全にメンタルの戦いだな 足換えコンビネーションスピンレヴェル4
コレオシークエンス ダブルアクセル 足換えコンビネーションスピン美しい
悔いの残る顔 いつも気になるのは猫背なんだよなあ



荒川:
いつもひたむきに滑るのが本郷選手のスタイル
それが振付の1つ1つにも表れていた

彼女もキス&クライで涙 127.14 197.62SB更新 現5位


●坂本花織(17 1位)

コーチに背後からいろいろと吹き込まれている 緊張をはねのけられるか?

♪映画『アメリ』より
これまでにないほどの緊張顔 カメラが寄ると震えてない?
3×3決めた! 3サルコウ 手を振る仕草も入り 観客も振り返してた



また場面転換のように顔を隠す マイム的要素で見せる
フライングシットスピンレヴェル4

 

後半、3ルッツこらえた ジャンプ5本 3×2 本番強さを見せる
足換えコンビネーションスピンレヴェル4 ダブルアクセル×3×2片手を上げてきっちり決めた
3ループ ダブルアクセルがラストジャンプすべて決めたよ!!
足換えコンビネーションスピン レイバックスピン・ビールマンスピン



このプレッシャーで、最終滑走で、ここまで滑れるって素晴らしい!!
ガッツポーズで笑顔 終わったあって感じかな 暫定の技術点はトップスコア



四方に挨拶するたびに大歓声が沸きあがる 観客からじかに花を受け取る姿もステキ
ようやくコーチのもとに抱きついて泣き顔に変わった まるで母親みたいな存在なんだな

アナ:オリンピックへは優勝者は内定、2枠目は総合的判断で決まります

荒川:
追われる立場でのフリーで相当な緊張があったと思う
冒頭の3×3は珍しく固い印象を受けたが、その後それを引きずらずに
どんどんスピードに乗って、後半に向かうにつれて、
本来の伸びやかなスケーティングがジャンプにも生きていた

最終滑走まで待っているまでも集中力を高く維持するのは大変だったと思う
その中で強さをしっかり証明した これも大きな成長の糧になる

スケートアメリカで自己ベストを更新してから自信をつけた
貫禄の演技にもなった シーズンの中でも成長して全日本にもつながったと思います

バックヤードでは、余裕で見つめる紀平梨花が映った



得点に時間がかかり拍手が起きる 坂本も「お願い」と両手を合わせる



139.92と出て「ええええええ、ちょっとおおおお!」 213.51SB更新したが2位




全日本選手権女子の優勝は宮原知子、2位坂本花織、3位紀平梨花 4位樋口新葉、5位三原舞依
誰にも優勝をあげたくなるような、今年もドラマあふれる全日本だった


実は、宮原知子がオリンピック出場っていうのはネットのニュースで目にチラっと入っていたけれども
女子の2人目は、情報をカットして見ないようにしてきたから、誰が選ばれたのかドキドキする

バックヤードでハイタッチする宮原知子の澄んだ目は真のアスリートの目でカッコいい
あとは、ロシア天才少女軍団との争いか? でも、まだ出場出来るかどうか揺れてるし・・・






宮原知子インタビュー(真央ちゃん以来の4連覇の快挙):


Q:今の気持ちは?
今までで一番嬉しい優勝です

Q:ケガもあった中での4連覇達成はどう?

この試合のために頑張るっていう目標を立てていたので、
ここでやらずにはいられないと思って、もうしっかり絶対にやるっていう強い気持ちで臨んで
ほんとにそれが実現できたので、ほんとに嬉しいです

Q:苦しい時期を共にした濱田コーチも演技後涙が止まりませんでした どんな話をした?

お互いに涙してしまって、今もあんまり覚えていないんですけど
「ほんとによく頑張った」と言っていただいたので
少しでも、この辛い時期の恩返しが出来たかなと思っています

Q:オリンピック内定して、どんな思い?

ほんとに目標としてた舞台なので、すごく今からワクワクしてて
きっと、今まで以上のプレッシャーがあるかもしれないですけど
せっかくの舞台を楽しんで滑りたいと思っています


坂本花織インタビュー(シニアデビューイヤーとは思えない活躍だった):


Q:演技を自身で振り返ってどう?

最初のジャンプがすごい怖くて、その後からちょっとヒヤヒヤしながらやってたんですけど
とりあえず最後までやりきれたのは良かったです

Q:ショートをトップで追われる立場で迎えたフリー プレッシャーもあったと思うが?

ショート終わって1位という感覚がほんとになくて、本当の立場的には追いかける側なので
上の人たちをしっかり追いかけようという気持ちでフリーに臨みました

Q:今大会の経験がこれからの自信につながると思うがどう活かしたい?

今シーズンの最初ここまでこれると思っていなくて
オリンピックシーズンてこんなに厳しいんだって、シーズンの最初は思っていたが
試合をたくさん積み重ねてやっとここまでこれたので、すごい自信になりました

(誰にでも気さくに正直に話す姿勢にも好感度
 そばに紀平梨花がいるのに気づき、走り寄って、抱き合って讃え合ってた




紀平梨花インタビュー(このコはどこでも満面の笑顔なんだな):


Q:改めて演技を振り返ると?

緊張感はあったけれども、これだけ大きな試合でこれだけ出来たのはほんとに大きな自信になると思う

Q:トリプルアクセルに関しては、2012年バンクーバーオリンピックでの浅田真央さん以来の1試合3本成功です

この試合では3本とは考えていなかったが、改めて思うと、大きな快挙をさせてもらえて嬉しい

Q:内定している世界ジュニアではどんな演技を見せたい?

まだまだ見直して、さらにレヴェルアップしたいので、
もっともっと上を目指して完璧な演技をしたい


樋口新葉インタビュー(とっても沈んだ表情で痛々しい):


Q:演技を終えた気持ちは?

サルコウがいつも通り跳べなかったので、そこが一番悔しい部分
その他のジャンプは意地で決めると考えながら滑っていたので、サルコウ以外は良かったと思います

オリンピックに行きたい気持ちはあるんですけど、
もっと出来るっていうのが今日の演技で見つかったので
それも良かったことかなと思います


三原舞依インタビュー:


Q:演技後、会場から大きな拍手が鳴り止みませんでした どんな気持ち?

始まる前からすごく大きな歓声を頂けて、終わった後は皆さん立って拍手して下さってたのがすごく嬉しくて
全日本までの練習で気候がちょっと寒かったりすると、練習が出来なくなってしまったりとか
いろんなことがあって、この2017年を乗り越えてきたかなって改めて考え直して
最後まで演技出来たことが嬉しくて、少し涙が出そうになったんですけど
やっぱり笑顔で終わるほうがいいかなと思ってこらえてました


本郷理華インタビュー(次々とインタビューの連続):


Q:フリー後の気持ちは?

練習ではミスのない演技が出来るようになってきて、
それを出したかったというのが一番の目標だったので、そこが一番悔しいなと思います

Q:ケガに苦しんだ今シーズン 全日本はどんな大会になった?

悪かったシーズンから、少しずつ良くなってきて
なんとかもっといい状態で、もっといい演技を全日本でやりたいと思ってきたが
やっぱりまだまだ練習が足りなかったなと思います


本田真凛インタビュー:


Q:シニアシーズンデビューの全日本でしたが、今の気持ちは?

自分が目指していた演技が出来なかったので、今はすごく悔しいです
私の夢がオリンピックなので、その夢を叶えるまでは精一杯また頑張り直したいと思います
(鼻声で見ているのも辛い・・・インタビュー後もコーチに「ティッシュ」て頼んでたし



<表彰式>

今度は、宮原知子と冗談を言い合う坂本花織ちゃんw



ファンファーレが鳴って、慌ててジャージを脱いでリンクに駆けるサットン可愛い

これからの日本女子を確実に引っ張っていってくれる新たな時代の幕開けを感じさせる顔ぶれとなった
翌日に選考が決まるのね

サットンの名前を忘れてしまった?ハプニングがあって、思わず苦笑
みんなキラキラネームだからふりがな振っておかないとねw






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