メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

フィギュア@全日本選手権2010 女子ショート

2010-12-25 21:55:58 | フィギュアスケート
フィギュア@全日本選手権2010 女子ショート

今朝、長野はうっすらと雪が積もったと友だちからメールがあった
クイズがないのは良かったけど、このクサイセリフの紹介ビデオも恥ずかしい
こうゆう演出しないとこの時期、この時間帯の視聴率合戦に勝てないのかな。

▼上野沙耶
最初のジャンプがちょっとバランス崩したけど、その後は丁寧に滑ってた。
レイバックスピンも柔らかくてステキ。本田さんがコーチなんだ。

▼鈴木春奈
硬さが残る笑顔が初々しい ♪I Got Rhythm だ! みんなほんとカラダが柔らかいなあ!
ドーナツもレイバックも出来て当たり前みたい。おお!小塚くんと同じ佐藤信夫コーチなんだ。最後はガッツポーズ

▼庄治理沙
3×3は見事に決まった!度胸あるなあ!自信と余裕すら感じられる演技。14歳って独特の色気が出てくる歳だよね
注目を浴びてる村上だけじゃなくて、フィギュア界は若い日本人選手の層がどんどん育っているってことが分かる。

▼西野友毬
プッチーニ♪わたしのお父さん ちょっとグラついた部分もあったけど、
この選手もジャンプ、スピン、ステップすべてにおいてバランスが良い。
ゆったりした曲に合わせて優雅な雰囲気。みんな容姿端麗だし。スゴイなあ!

▼大庭雅
3×3キレイ!華やかな蛍光色のような衣装。みんな緊張しないのかなあ!驚
失うものなしの無心さがいいのか?

▼中村愛音
緑のグラデ入った衣装。スピンの回転早い。最初のコンビネーションを失敗したけど、その後は落ち着いてた。表情は終始硬かった。

▼石川翔子
インドの踊り子みたいなセパレート衣装は安藤が着そうな感じ。3×3みんな当たり前のように入れてくる。
おっと転倒!もったいない スピンでも少し崩れて苦笑のラスト。パワフルな選手。あら、また佐藤コーチ。忙しいねえ!/驚

村上佳菜子
プレッシャーがかかって追われる立場になってからが本当の闘いなんだよね
3×3決めた!この勢いとジャンプ、動きの正確さ、技術が高いと安定感がある。
ダブルアクセルが抜けた! こうゆうアップテンポの陽気な曲ほど表現と技の出し方が難しいんじゃないかな。
ノーミスが目標だっただけに終わった表情は残念そう。コーチも残念顔。でもこの時点でさすがのトップ。

▼今井遥
ドン・キホーテからの曲。3×3はステッピングアウト。次は転倒。ダブルアクセルも転倒。
気持ちの焦りが伝わってくる。がんばれ!クラシカルな雰囲気を持つ魅力的な選手。会場は応援の拍手で溢れた

安藤美姫
白くてヌーディな衣装は優雅。3×2からスタート。様々な壁を乗り越えてきたベテランは緊張より自分との闘いだろう。
後輩たちには負けられないしね。落ち着いて安定した演技。最後のスピンはちょっと軸がズレた?
プログラムを変えたばかりの前回と比べて、今回は完璧に近い形で見せた。この時点でトップ。

鈴木明子
すごく集中したイイ表情で演技に入った。カッチョいい~!3×2から入った。次はちょっと着氷が乱れた
やっぱ世界で戦ってきた選手は華がある。削れた氷が舞い上がった!本人はガッカリ顔。
荒川静香が「キス&クライでは、演技を終えてホッとした間もなく、テストの結果を待つまでまた緊張する」ってゆってたのがよく分かる。

浅田真央
今年の真央ちゃん見てると、どーしても「エースをねらえ!」のお蝶夫人を思い出しちゃう
岡ひろみの台頭に焦り、完璧に完成している自らのフォームを変えようと死闘するシーン。あと一歩、踏み出すのが怖いってゆうあのシーンがよぎる。
練習でトリプル跳ぶと会場から大歓声!でも見てるともっと先を見据えて頑張ってるような気がするな。

衣装も変えたのかな。ブラみたいな胸元と腰、シュシュを赤で統一。5連覇かかってるんだ。
トリプルなんとか!3×2も良い。トリプルループも入った!でもこれは新しく変えたフォームなのか違いは分からず
表情は格段に違って明るい。!会場にも手拍子が溢れる。
これが真央ちゃんの笑顔だ!「これがラストチャンス。追い詰められた場面に強い」てゆってた通り、奇跡はおきた/涙
今年1年待ったこの笑顔。66.22点で1位スタート。こうこなくっちゃ!

村主章枝
この真央ちゃんの後はやりづらかったろうに、自分の演技に集中してるのはさすが。ホントに精神力の強い選手。
コンビネーションもトリプルも入ったし、ほぼノーミスで満足な笑顔のフィニッシュ。「その競技人生に乾杯」てアナ
それでも5位だもんね。大会のレベルの高さが分かる。


さて、さて、真央ちゃんが復活したからには、明日のフリーを生で体感したいところだけど、そうもいかず
また結果だけ先に分かっちゃうんだろうなあ!

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『天使の人形』

2010-12-25 12:42:40 | 
『天使の人形』(THE ANGEL DOLL)偕成社
ジェリー・ブレッドソー/作 児玉真美/訳 北見隆/装画

クリスマス本
幻想的な表紙絵、中の挿画は影絵風。
実際の作者の思い出が基になってて、自費出版したものが原本なんだとか。
実話の持つ重みのある物語りがココロを動かします

あらすじ
老人は毎年クリスマスになると妻がツリーを飾った横に天使の人形を飾り、1人で対話する。
思い出すのは10歳になったばかりの少年の頃。欲しくてたまらなかった自転車のプレゼントを期待していた。
新聞配達で同区間を担当したホワイティは、小さい時に父親を亡くし、母と妹サンディの3人暮らし。
サンディは小児麻痺を患っていて脚が不自由だった。

ホワイティは、天使の本が大好きな妹のために、クリスマスプレゼントは町中探してやっと見つけた人形に
近所の同級生の母親が天使の飾りをしてくれると約束してくれたので、それを買うために貯めたお金を持って、
新聞の集金に行くが、途中でお金をなくしてしまう!

結局、お金は上着の破れたところに入っていて、人形も無事買え、光輪と羽を付けてもらってあとは渡すばかり。
けれども、クリスマス当日にサンディは病状が悪化し、あっけなく亡くなってしまう。。
自転車をもらって喜んでいた少年は、友人の突然の悲しみに何もしてあげることができずにいた。

それっきりホワイティはほかの町に引越してしまい、数十年の月日が流れ、
少年は新聞社でコラムニストになり、レストランで天使の人形を抱える少女に出会う。
病気の少女は、病院でその人形をもらったという。
病院には毎年12月になると人形が送られてきて、送り主は分からない。

それから老人は毎年この時期になると、病院に今年も無事人形が届いたことを聞き出し、
友人の無事を喜ぶのだった。



欧米ではイブよりも25日に家族と過ごしてターキーとかを食べるそうな。
なんだかんだゆって、宗教心もなく、一人の時間のほうが好きなわたしは、
今日も普段と同じ、そーじ&洗濯&図書館な土曜日を過ごしております。
自分の好きなように過ごせる選択肢があるってゆうのが最大の幸福だ(ふっ



追。
今の仕事が2月頭まで延長したのはいいけど、和書カードの入力が無尽蔵にあって、
しかも締め切りが1月末だとかで、「1日50冊を目標にお願いします」と言われても・・・
これまでも決してのんびりやってたわけじゃないから、これ以上早くできませんが?




Christmas In New Orleans/Louis Armstrong


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