メランコリア

メランコリアの国にようこそ。
ここにあるのはわたしの心象スケッチです。

あの頃のジャズ

2010-04-23 19:54:20 | 日記
今日は寒かったっ!!!こないだは夏みたいだったのに、今日は冬。雪にでもなりそーな寒さ
そんな中、また図書館ハシゴと、勢いでハロワも寄ってきた。
雨だし、寒いしでおっちゃんらは家から出たくないらしく珍しく待たずに検索機が使えたけど、
途中からお腹が空きまくって頭がぼぅ・・・っとしてきて、集中できません。。
何件かプリントアウトしたけど、家帰ってお昼食べてから検討しようと出た(やる気ありますか?

VHSが1週間100円でおなじみの近所のビデオ屋さんにも寄ったら、なんと5月で閉店するとのこと!残念すぎる・・・
世の中デジタルだものね・・・世界中の味のあるビデオ屋さんが、これで随分なくなるだろうな。
そしたら、DVD化されてない、されるかどうかも分からない、わたしが好きなマイナー映画は、
もう永久に観られなくなってしまうのではなかろうか/涙×∞

デジタルってなにさ。進歩ってなにさ。古いモノがなくなってゆく悲しさが歳をとるってことなのかい?


今回、図書館で借りたジャズCDはこちらの5枚。

Lionel Hampton 1942-1950,1963
ライナーノーツの書き出しには、「ベニー・グッドマン・クァルテットのメンバーだったが、離れたあとに作った自分のオーケストラでは、黒人庶民の生々しいエモーションを強烈なビートに乗せて荒々しくぶつけるようなダンス・バンドだった」とある。
出だしの感じではなごむような曲だけど。ウィキには「ジャズ・ヴィブラフォンの第一人者として知られる」とのこと。鉄琴のことかな。

Girl Talk/Oscar Peterson
ジャズ・ピアノって好きだな~!例えば、朝流したら、「さぁーて!今日も張り切っていきますか~!」て勢いが出る。
ん?なにか話し声が聞こえる?て思ったら、プライベート・スタジオ録音って書いてある。
少女のなにげない、はにかんだ笑顔の写真を使ったステキな紙ジャケ

This Is Jazz #3/Dave Brubeck
最大のヒット曲♪テイク・ファイヴ からはじまって、知ってる曲多数収録。
「1950年代から60年代にかけての人気は大変なものがあり、カレッジ巡りも多かったので、カレッジ・ジャズと呼ばれたこともあるが、ブルーベックの人気がジャズの人気までも高め、ジャズを大衆化する役割まで果たした」とある。

The Best of the Impressions featuring Curtis Mayfield
ジャズの棚の隣りがソウルだったから、ちょい寄り道。大好きな♪People Get Ready も入ってるv

あの頃のジャズ: The Jazz Age In Japan
これって、父親の誕プレでジャズCD探してた時に買おうかどうか迷ったやつだ!2枚組みの超豪華盤!
きっと知ってる名前も多いんじゃないかな。いきなり1曲目はジャグっぽい楽しい曲で、
2曲目の♪アレキサンダース・ラグタイム・バンド はバンバンもオープニングでよく演る曲だ
紙ジャケの裏にはプレイヤーの当時の写真が載ってて貴重。
こんなホットなジャズを演奏してたなんて日本のジャズバンドも相当カッコいい!!!

今回はどれも大当たりだったv



Tim Tam Double Coat
ハロワに行ったらご褒美として、ティムタムを買うのが楽しみになってきた(むしろティムタムが食べたいからハロワに行くv
今度は「ダブルコート」味。たしかこれがサケ友から初めてもらって食べた味。やっぱ美味しい♪
甘さの満足さ加減がちょうどイイ。

こないだプラザで噂のホワイトも発見!!! でも原価だから400円超えてて高すぎる
ドンキで安売りしてるって誰かが書いてたぞ。チェックしてみよう。
プラザですら売ってる種類は5種類。フルーツ系の味なんてどこに売ってるのか???

パスタを茹でて、珈琲を淹れて、ジャズを流しながらランチを食べてたら、
なんだかウチがジャズ喫茶になったみたいだった!
お金をかけずに喫茶気分はちょっと贅沢v
コメント

国保の減額

2010-04-23 18:10:42 | 日記
倒産などで職を失った失業者への国民健康保険料を軽減-厚生労働省
2010年4月から「倒産・解雇などによる離職(特定受給資格者)や雇い止めなどによる離職(特定理由離職者)をされた方の国民健康保険料(税)が軽減されるとのこと。
こないだのハロワ説明会でそんなチラシが入ってたから、早速役所に電話して聞いてみたら、
5月中旬から受付がはじまり、対象と認められれば再計算して、通知が来て、6月末の支払いから翌年度末まで減額されるらしい。
届出はめんどーだけど、税が軽くなるならなんでもやっておこうv
これまで税金は払う一方で、その恩恵に預かったって記憶がほとんどないもんね。
そう考えると、いろんな種類の保護対策があって、逆にいい時期に失業したな、わたし(違う?


バンバンラジオ
B級グルメに対するメンバのこだわりようったら音楽と同列かも/爆
美味しいってススメられた店が大したことなかっただけで、その人の信用ガタ落ちってコワイ!
でも、それをゆうなら、わたしの場合「おススメ映画」てゆわれたのが趣味に合わなかったら、「ああ自分と感覚が違うんだな」て思うのと同じか?
バンバンがB級グルメの本出したら、かなりコアだな。みうらじゅんさん並み???

禅ドーナツの宣伝文句もかなり面白かった/爆 哲学を感じるお菓子ってどんなだろ、行ってみたい♪

「ZEN 禅 CAFE」
東京都港区白金台5-5-6(白金台駅から479m)
営業時間:9:30~19:00(L.O. 18:30) ランチ:11:00~14:30
定休日:年末年始

「ロック偏差値」は日本編が始まったんだ!第1回目はRCサクセションだったみたい。
第2回の今回はフォーククルセイダーズ !♪水虫の唄 って。。
リクエストコーナーはミスチル。意外とポップなファンも聴いてるんだな。
カラオケ始めたばっかの頃は、日本のポップシングルを片っ端から借りて覚えて、
ミスチルで言えば、♪ニシエヒガシエ や♪Everything (It's you)  ♪光の射す方へ などなどよく歌った記憶がある。

HPもやっとアップされたようで、これからも更新よろしくお願いしますv



最近、ベンチが気になる。
思わず座りたくなるようなベンチの写真を撮っていこうと決めた。
これは、日比谷公園のベンチ。

コメント

『珈琲時光』(2004)

2010-04-23 17:32:13 | 映画
『珈琲時光』(2004)
監督:侯孝賢(ホウ・シャオシェン)  脚本:侯孝賢、朱天文
出演:一青窈、浅野忠信、萩原聖人、余貴美子、小林稔侍 ほか
主題歌:♪一思案(作詞:一青窈 作曲:井上陽水)


「心をリセットし、これからのことを見つめるためのひととき。」

trailer

ミクシのレトロ喫茶コミュで今作に都内のいろんな昭和喫茶がロケとして使われてるって書き込みがあって気になって観てみた。
小津安二郎生誕100周年記念作品。松竹映画だけどホウ・シャオシェン監督を起用して東京を撮ってるのが面白い。


story
台湾出身の作曲家・江文也を取材している陽子。子どもをすりかえられる怖い夢を見たことを古本店にいる友人肇に言うと、それとソックリな話が載ってる絵本を探してくれた。
フシギなことに、陽子はそれを産みの母とどこかで読んだ記憶があった。
台湾で日本語教師をやっていた頃の生徒との間に子どもができて、高崎の実家に帰省した際、養母に話す。
「お父さんからゆってくださいよ。いつも大事なことはゆってくれないんだから」と心配する養父母。
会社の上司の葬式で上京した際、陽子の住むアパートに寄り、詳細をやっと聞き出す。
「心配しないで大丈夫だから。わたしちゃんと1人でやるし」


リアリズム…てやつですか?とっても淡々としてるのに、なぜか見入ってしまう。小津さんの影響か。
そうそうこんな感じよ都内での一人暮らしって。ひと言でゆったら「ひたすら消費」
ただ生活費が続けばの話だけど。
東京でも暮らしようによっちゃこれだけゆったりと時間が流れうるって分かった。

今作での出来事らしい出来事って言えば、ヒロインが妊娠して、結婚する気はないってこと。
それにしたってそんなに珍しいことでもない。
日常にはそれほど出来事もないから、画面上での動きを出すためなのか電車のシーンが多い。
監督はもしや・・・鉄ちゃん?複線の交差する瞬間とか見事にとらえてる!
車内や、町をふつーに歩いてるシーンとかっていつ撮ったのかな?
まあ、都内なら電車にカメラ向けてる人がいるくらいならそれほど注目はされないだろうけど。

田舎に帰ったときの感じも、ディテイルの違いこそあれ、大体こんな感じだw
母親から「自転車乗るときクルマに気をつけなさいよ」って言われたり、
母親の料理を食べつつ「自分で作ると、この味が出ないんだよねぇ~」とかそのまんまw

「カレシのウチって傘作ってるんだよね。もし結婚したら絶対手伝わされるし。。ムリ、ムリ。すごいマザコンだし」てw
小林稔侍さんの黙ってる父親の演技が、セリフはなくとも背中で語る・・・さすがです
このくらいゆる~い親ならいいなあ。心配してくれてる気持ちの量は同じだろうけど。


陽子はフリーライター。こんなゆるい生活でやっていけるなら、一度やってみたい。
でもわたしの場合、自由に書きたいものを書くのが好きなだけだから、よく知らないテーマをとかもうアウトだな。
客観的視点が必要だし、商業的な文章もスキルやセンスを問われるだろうし。

ちなみに陽子の女友だちは1人も出てこない。
同性の友人が多い人と、異性の友だちが多い人とは作る雰囲気や、気質が決定的に違うっていつも思う。
男子に囲まれたサバサバしてるコのほうが実は女性的で、女子同士で騒いでるコのほうが実は男性的だったりとか。
うまく言えてないけど。ニンゲンて表面で見えてる部分と、実際の心理は真逆なことが多いと思う。

私には絶対出せないな、男子相手のこの自然な空気感。
具合悪いのに自宅に訪ねてきた人に「今寝てたの。まだもうちょっと寝てていい?」とか、
「いまどこにいるかと思って電話しました」て、まさにわたしが一生言わないセリフの一つかも


今作の舞台として以下が使われてる。
新宿ジュテ(食べ物屋???
珈琲ももや(こないだ探したんだけど分からなかった。2Fか、見逃したか
珈琲店エリカ(ここはいつかきっと行ってみよう♪

信州上田もなぜかクレディットに入ってた。
それから、衣装にわたしの大好きな「B.L.U.E」も入ってる!
陽子の着てたシャツとかかな?着心地よさげで、すごい気になったんだけど。

コメント