不在

朝、Ａさんが午前休だと聞いてなんだか予感がしていたけれど、
昼友さんから悲しい報せが届いた。
ぷうさんが、亡くなってしまった。

午後から出社してきた彼女は、うさぎ目をして、いつもの通り
テキパキと仕事を片付けてゆく。
わたしは、なにか言おうとするたびくじけてしまって言葉にならない。
Ｏさんがなぐさめの言葉をかけるたび、Ａさんは涙が溢れてしまって
痛々しかった。

まだ生暖くて動かなくなってしまったぷうさんを見ていられず
渋谷にある葬儀屋さんに電話して、今朝早く火葬にしたそうだ。
ちいさな命は、車の中のちいさなハコの中で、ちいさな灰になった。
「家にいるのが耐えられないから会社に来たけど、あんまし変わらなかった」
彼女は、確実にくるわたしの未来の姿でもあることを感じていた。
出逢ってしまったから、別れるときがくる。
そんな自然の摂理がときにとても受け入れ難いときがある。


いままでそこにいたひとが
もうそこには居ないということ
ただもうそれは泣いて
泣いて
また泣くうちに
ただただ滞った悲しみをひたすら外に出しきるしかないので

でもきっと、Ａさんのそばで暮らした毎日も
とても楽しくしあわせだったに違いないと
Ａさんにひと言伝えてあげればよかった
自分も一緒に泣いてしまう前に。

『メトロ・ミュージック・オアシス 10』

『メトロ・ミュージック・オアシス 10』

仕事のあと走るようにして電車に飛び乗り、銀座へ向かった。
銀座駅内コンコースなんてライブイベントをしてるスペースがあるなんて知らなかった。
ソニプラの下を降りてすぐ、楽しげな音楽が聴こえてくる。
先に来ていた友だちのメール通り、すごい人だかり！頭ばかりでなにも見えない/汗
ちょっと空いてる？て思う場所は通り道で、スタッフが厳重にロープを張ってるし。

右端～正面～左端の幕のあいまなど場所を移して、辛うじて福島さんが歌う様子が見れた。
「せっかくこんなに人がいるからなにかリクエストはありませんか？」て
出たのは♪シュラ　わたしも大好き。「こんな地味な曲でいいんですか？」ｗ
そのあとの♪セーラー服と機関銃　にはツボった！
すぐ歌えちゃうところがまたスゴイ（一番、二番を間違えたとはいえ
ちゃんと銃を撃って「カイカン・・・」ゆってたしｗ
むかしは、許可なしで銀座駅構内で歌ってたこともあったって思い出話もまじえつつ、
場所にちなんで♪銀座カンカン娘　も陽気に披露。

アンコールで出てきた福島さんは、駅員さんの帽子と制服でビックリ！
慌てて本人が取りに来て、「どうか楽しんでいってください」て。
Ｆ「こうゆう冗談の通じる世の中っていいですね！
みなさんも悪口とか気にしちゃいけません。本気じゃないんですから」
ラストはいつもの♪明るい表通りで

悲しいことにはさよなら
楽しいことばかり夢見て
さあ、歩こう　輝くこの道を

大盛況でライブは終了。ＣＤも販売して、メンバが握手やサインをしてた。
（写真はそんな夢のあとｗ
なにげに今年初ライブは、バンバンでスタート。今年もいいことたくさんありそうですｖ
ああ、Ａさんも連れてくればよかったな。