本日、取り上げたい話題のキーワードは「JOJOとCell」です。
なんか長くなりそうなんで、何日かに分けてアップします。
そして何より本コンテンツは友人のW氏に捧げます。
医学・生物学系の研究をされていて、かつ幼少期にジャンプを読んでたような方は
荒木飛呂彦先生(「ジョジョの奇妙な冒険」の著者)の絵が2007年の
Cellのカバーイラストを飾った、というニュースは結構「グッ」と来たのでは
無いでしょうか?(右上にあるのがその表紙、クリックで大きくなります
表紙の著作権等問題があれば、ご指摘ください。即刻削除します。)
荒木先生ののマンガを読んだことがない方も、カバーイラストを
見ていただければわかりますが、良い意味で「独創的なタッチ」です。
もっと言うとジャンプっぽくない(笑)
(現在、SIUはジャンプを読んでないので、最近はわかりませんが)
それでですね、SIUが話題にしたい事というのは…
この表紙に載っているスタンド様
(「さま」ではなく「よう」と読んでください)なモノが、
「オラオラオラ!」と言ってそうだとか、「いやそんなパワー型のスタンドでは
無いはず、だってラバーズよりちっちゃいんですよ」とか
(なんせシナプスの調整やってますから、一分子の大きさですよ)
そういう事ではないのです。
そんなことは、SIUよりもっともっとジョジョに愛情をもたれている方が
ネットのあちこちで、討論・検討されていると思います。
今回、時期を逸したのにもかかわらず(2007年の論文ですし)
この論文を話題にしようと思ったのは、SIUの友人がたまたま
表紙が出来るまでの内輪話をラストオーサーの方が語っていたのを聞いてきて
それをSIUに熱く伝えてくれたので(口コミの力はすごいですね_笑)
それを元に「第一部(笑)」を書いていこうかと思った所存であります。
*注:ちなみに「第一部」ですが、波紋もツェペリさんも出てくる
予定はありません。
話題にするのはこの論文(Cell press)↓
http://www.cell.com/content/article/abstract?uid=PIIS0092867407009026
さてさてSIUの友人が聞いて来た話によると
この企画は1st authorが考えた訳では無く、
3rd の Hiroshi Ageta, lastのMitsutoshi Setou(瀬藤氏)がJOJO(ジョジョ)の
ファンであり、企画したものだそうです。1st authorの思いは…(笑)
そして荒木先生と直接コンタクトを取れる方(そう「ジョジョ立ち」で有名な方)
にネットを通じ連絡、相談したそうです。
googleで調べたらこの辺のくだりは荒木先生と引き合わせた張本人
「文芸ジャンキー」さんのページ↓で詳しく書かれております。
http://kajipon.sakura.ne.jp/art/jojo-cell.html
このサイトはジョジョ以外もすばらしいですね。。。
ちなみにこの論文の1stのIkuko Yaoさんは女性なんですよ。
このジョジョ騒動について、どうお考えなのか知りたいです。
池田理代子先生(「ベルバラ」の著者)に書いて欲しいとか無かったのかな?(笑)
ちなみに…
この論文が載った号のCell↓
http://www.cell.com/content/issue?volume=130&issue=5#cover_caption
カバーについての解説も下のほうに載ってます。
「Cover Caption」を読んでください。
瀬藤氏がおっしゃっていた、JOJO好きな3rdのAgeta氏の名前が出てきております。
話によると論文を出した時点で表紙を狙っていて「もし依頼が来たら荒木先生へ」
ということまでイメージしていたそうです。「SCRAPPER」というスタンドっぽい
名前はこの表紙をイメージしてか否かは、わかりませんが…
狙ってたんかな?
ちなみにもう一度、カバー絵を確認してもらいたいのですが
人型の「SCRAPPER(スクラッパー)」はRIMという赤い円盤状の
分子を殴ってますが、壊れないで青いハートがくっついただけです。
この青いものがubiquitin(ユビキチン)という付加タンパクを表しています。
ここでは赤い円盤(RIM)が壊れているわけでないことが大事ですね。
「SCRAPPER(スクラッパー)」って名前なのに叩き壊していないという。
これは絵を書いた荒木先生にユビキチン・プロテアソーム系
(Ubiquitin-proteasome System)のこと十分に解説したんだろうと思います。
上の記述が何のことかわからない方は、明日以降になるたけわかりやすく解説を
書こうと思いますので、少しお持ちください。
さて軽い話題に戻りまして…
友人が話を聞いた際にはラフデッサンというか、荒木先生の走り書きも
示されて説明されていたそうです。
初期ののラフデッサンでは、RIMはベンゼン環と言うかDNAっぽいというか
円柱状のパーツが重なって6角形を作りそれが連なっている構造で
描かれていましたが、瀬藤氏の「これでは誤解を招きやすい絵になる」
というような指示でデザイン変更になったそうです。
世界のアラーキーに変更を迫るとはやりますね、瀬藤先生(笑)
ちなみにラフデッサンだけでも数枚、出てきたらしいのでJOJOファンの人は
見たいんだろうなぁ、新しいスタンドが生まれる状況を…
SIUも見たい(笑)
バックの赤は講談社のデザイナーの方が決めたらしく
当初はスピード線が入っていた状態での手渡しになっていたそうです。
ちなみに後ろの絵は、時系列的に少し前を示しているのでエアブラシを使って
輪郭をボカシて動きを出しているそうです。これも講談社のデザイナーさんが
やったらしいです。ノリノリですね(笑)
この状態では「Cell」誌のロゴタイトルは入ってません。
この状態でCell編集部に渡したところ、Cell編集部のデザイナーさんが
『Cell』のタイトルに前後にRIMを持ってくるという皆さんノリノリの
作業だったそうです(笑)
というような、カバーにまつわるお話で「第一部」完。
「第二部」では少しだけ論文内容に触れて行きたいと思います。
なんか長くなりそうなんで、何日かに分けてアップします。
そして何より本コンテンツは友人のW氏に捧げます。
医学・生物学系の研究をされていて、かつ幼少期にジャンプを読んでたような方は
荒木飛呂彦先生(「ジョジョの奇妙な冒険」の著者)の絵が2007年の
Cellのカバーイラストを飾った、というニュースは結構「グッ」と来たのでは
無いでしょうか?(右上にあるのがその表紙、クリックで大きくなります
表紙の著作権等問題があれば、ご指摘ください。即刻削除します。)
荒木先生ののマンガを読んだことがない方も、カバーイラストを
見ていただければわかりますが、良い意味で「独創的なタッチ」です。
もっと言うとジャンプっぽくない(笑)
(現在、SIUはジャンプを読んでないので、最近はわかりませんが)
それでですね、SIUが話題にしたい事というのは…
この表紙に載っているスタンド様
(「さま」ではなく「よう」と読んでください)なモノが、
「オラオラオラ!」と言ってそうだとか、「いやそんなパワー型のスタンドでは
無いはず、だってラバーズよりちっちゃいんですよ」とか
(なんせシナプスの調整やってますから、一分子の大きさですよ)
そういう事ではないのです。
そんなことは、SIUよりもっともっとジョジョに愛情をもたれている方が
ネットのあちこちで、討論・検討されていると思います。
今回、時期を逸したのにもかかわらず(2007年の論文ですし)
この論文を話題にしようと思ったのは、SIUの友人がたまたま
表紙が出来るまでの内輪話をラストオーサーの方が語っていたのを聞いてきて
それをSIUに熱く伝えてくれたので(口コミの力はすごいですね_笑)
それを元に「第一部(笑)」を書いていこうかと思った所存であります。
*注:ちなみに「第一部」ですが、波紋もツェペリさんも出てくる
予定はありません。
話題にするのはこの論文(Cell press)↓
http://www.cell.com/content/article/abstract?uid=PIIS0092867407009026
さてさてSIUの友人が聞いて来た話によると
この企画は1st authorが考えた訳では無く、
3rd の Hiroshi Ageta, lastのMitsutoshi Setou(瀬藤氏)がJOJO(ジョジョ)の
ファンであり、企画したものだそうです。1st authorの思いは…(笑)
そして荒木先生と直接コンタクトを取れる方(そう「ジョジョ立ち」で有名な方)
にネットを通じ連絡、相談したそうです。
googleで調べたらこの辺のくだりは荒木先生と引き合わせた張本人
「文芸ジャンキー」さんのページ↓で詳しく書かれております。
http://kajipon.sakura.ne.jp/art/jojo-cell.html
このサイトはジョジョ以外もすばらしいですね。。。
ちなみにこの論文の1stのIkuko Yaoさんは女性なんですよ。
このジョジョ騒動について、どうお考えなのか知りたいです。
池田理代子先生(「ベルバラ」の著者)に書いて欲しいとか無かったのかな?(笑)
ちなみに…
この論文が載った号のCell↓
http://www.cell.com/content/issue?volume=130&issue=5#cover_caption
カバーについての解説も下のほうに載ってます。
「Cover Caption」を読んでください。
瀬藤氏がおっしゃっていた、JOJO好きな3rdのAgeta氏の名前が出てきております。
話によると論文を出した時点で表紙を狙っていて「もし依頼が来たら荒木先生へ」
ということまでイメージしていたそうです。「SCRAPPER」というスタンドっぽい
名前はこの表紙をイメージしてか否かは、わかりませんが…
狙ってたんかな?
ちなみにもう一度、カバー絵を確認してもらいたいのですが
人型の「SCRAPPER(スクラッパー)」はRIMという赤い円盤状の
分子を殴ってますが、壊れないで青いハートがくっついただけです。
この青いものがubiquitin(ユビキチン)という付加タンパクを表しています。
ここでは赤い円盤(RIM)が壊れているわけでないことが大事ですね。
「SCRAPPER(スクラッパー)」って名前なのに叩き壊していないという。
これは絵を書いた荒木先生にユビキチン・プロテアソーム系
(Ubiquitin-proteasome System)のこと十分に解説したんだろうと思います。
上の記述が何のことかわからない方は、明日以降になるたけわかりやすく解説を
書こうと思いますので、少しお持ちください。
さて軽い話題に戻りまして…
友人が話を聞いた際にはラフデッサンというか、荒木先生の走り書きも
示されて説明されていたそうです。
初期ののラフデッサンでは、RIMはベンゼン環と言うかDNAっぽいというか
円柱状のパーツが重なって6角形を作りそれが連なっている構造で
描かれていましたが、瀬藤氏の「これでは誤解を招きやすい絵になる」
というような指示でデザイン変更になったそうです。
世界のアラーキーに変更を迫るとはやりますね、瀬藤先生(笑)
ちなみにラフデッサンだけでも数枚、出てきたらしいのでJOJOファンの人は
見たいんだろうなぁ、新しいスタンドが生まれる状況を…
SIUも見たい(笑)
バックの赤は講談社のデザイナーの方が決めたらしく
当初はスピード線が入っていた状態での手渡しになっていたそうです。
ちなみに後ろの絵は、時系列的に少し前を示しているのでエアブラシを使って
輪郭をボカシて動きを出しているそうです。これも講談社のデザイナーさんが
やったらしいです。ノリノリですね(笑)
この状態では「Cell」誌のロゴタイトルは入ってません。
この状態でCell編集部に渡したところ、Cell編集部のデザイナーさんが
『Cell』のタイトルに前後にRIMを持ってくるという皆さんノリノリの
作業だったそうです(笑)
というような、カバーにまつわるお話で「第一部」完。
「第二部」では少しだけ論文内容に触れて行きたいと思います。