七変化もびっくり

政治や社会について綴る保守系ブログです。
女性天皇、女系天皇の実現に反対、女性宮家の実現に反対の立場です。

河野大臣の女系天皇容認発言を検証する!

2020年08月29日 | 皇室
拙ブログを訪問していただき、ありがとうございます。

安倍首相の辞意表明にも驚きましたが、その前の河野防衛大臣の女系天皇容認発言
には危なさを感じました。安倍政権内にいるのに女系天皇容認発言をしてしまう
河野防衛大臣はとても危険な人物だと思います。

河野防衛相が女系天皇容認論 次の天皇「内親王のお子さまも」
https://news.yahoo.co.jp/articles/f605249915504ed8b23bd2f2341a19806b2c1166


河野大臣は、ネットでの女系天皇容認発言が炎上しましたので、次の日には旧宮家
の復帰も入れて会見でしゃべっていますが、ネットでは旧宮家の復帰に否定的でし
て、女性宮家を認め内親王の子どもが天皇になることを認めていくべきだと言って
いました。河野大臣は、悠仁様の子どもに男子がいない場合について「男の子がい
なくなった時にはしょうがないから、愛子さまから順番に女性の皇室のお子さまを
天皇にすることを考えるのが一つだ」と言っています。

(翌日の会見)
河野防衛相「女系天皇容認の議論を」発言全容 男系リスクも「旧宮家復帰と合わせ検討を」半沢直樹にも言及
https://www.youtube.com/watch?v=sd3pt6wJ1Xw

ここが非常に問題になる部分です。秋篠宮様が天皇になられると皇統は秋篠宮家に
移り、今の天皇家は傍系になっていきます。悠仁様のお子様に男子がいない場合、
河野大臣の女系天皇を認める説に従って考えれば、直系である眞子さまや佳子さま
の男子のお子様が天皇になる事をまず考えるべきなのに、なぜか傍系となっている
愛子様の男子のお子様から順に天皇にすることを考えると発言しています。

この事から河野防衛大臣は、女系天皇を認めるだけでなくて愛子様の系統を傍系から
直系に戻す操作もすべきだと言っているのでしょう。河野大臣の女系天皇容認発言の
意図がここから分ると思います。愛子様の系統を何が何でも直系にしたい人々の思い
を代弁しているのです。しかし、秋篠宮様が即位されたら、愛子様のお家は傍系に
なってしまうのです。

河野大臣は、現行の皇室典範による皇統を無視しています。秋篠宮様や悠仁親王殿
下の皇位継承権を非常に軽んじ、また愛子様の系統に戻そうとしています。河野大臣
は、皇統の意味をよく理解されていないのか、愛子様のお子様を天皇にしたい一心な
のかよく分りませんが、男系による皇統の断絶に繋がる女系天皇容認を得々と話され
たのはいただけません。

河野大臣は、保守派を装っていましたが、メッキが剥がれました。女系天皇容認は、
河野大臣の持論だそうで、筋金入りなのです。

河野大臣の女系天皇容認発言に、自民党内の保守派から反発の声が上がっているそう
です。当然の成り行きだと思います。所属派閥の議員からも厳しい言葉が出ているそ
うです。また、この件で国民の支持もかなり失ったのではないでしょうか?



ーーーーーーーーーーーーーーーー時事通信より転載ーーーーーーーーーーーーーーーー

河野防衛相が「女系天皇」容認論 自民保守系は反発
2020年08月28日14時30分


 「ポスト安倍」に意欲を示す河野太郎防衛相が、母方にのみ天皇の血筋を引く「女系天皇」を容認すべきだと発言し、男系維持を求める自民党の保守系議員が反発を強めている。女系天皇に否定的な安倍晋三首相の下、党内では安定的な皇位継承をめぐる議論が低調で、河野氏の問題提起がこうした状況を変えるのかは見通せない。
宙に浮く「安定継承」 次期政権先送り観測も―天皇陛下即位から1年

 河野氏は23日のインターネット番組で、男系維持が望ましいと断った上で、「(現行の皇室典範では)結婚すると女性は皇室から外れるわけだが、とにかく女性も皇室に残す」と提唱。「男の子がいなくなった時にはしょうがないから、愛子さまから順番に女性の皇室のお子さまを天皇にすることを考えるのが一つだ」と踏み込んだ。
 女系天皇は河野氏の持論で、2016年にも自身のブログで提起している。25日の記者会見で真意を問われると、「男系維持にはかなりのリスクがあると言わざるを得ない」と述べ、国民的議論を急ぐよう訴えた。
 これに対し、自民党保守系議員でつくる「日本の尊厳と国益を護(まも)る会」は25日の総会で、河野氏に真意をただすことを確認。同会幹事長の山田宏参院議員はツイッターで「男系とは何かをしっかり勉強すべきだ。その上での信念なら首相候補として支持できない」と警告した。
 他のポスト安倍候補の態度は慎重だ。岸田文雄政調会長は24日の会見で「男系天皇を今日までずっと維持してきたという歴史の重みは強く感じる」と当たり障りのない発言でかわした。菅義偉官房長官も「慎重かつ丁寧に検討を行う必要がある」と従来の政府見解を繰り返すにとどめた。
 河野氏が所属する麻生派のベテラン議員が、自民党内の空気を代弁する。「首相を目指す人間の言うことではない」と戒め、過去の突出した主張の数々を念頭に「これまでの発言の一つずつで落とし前を付けないといけないのに、案件を積み増してどうするのか」と突き放した。
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河野防衛相「女系天皇」容認発言への“諫言” 「難しい問題…メリハリを理解するのが『宰相の条件』」 八幡和郎氏が緊急寄稿
https://news.yahoo.co.jp/articles/b32b617f25c6093fcd50453665fd8f5830be8768