七変化もびっくり

政治や社会について綴る保守系ブログです。
女性天皇、女系天皇の実現に反対、女性宮家の実現に反対の立場です。

偽造署名は、リコール運動妨害のためか?

2021年02月17日 | 芸能
拙ブログを訪問していただき、ありがとうございます。

今日は、とても寒いです。風花が舞いました。夜になれば、雪が積もるか
もしれません。寒かったですが、柴ワンコと散歩に行きました。途中で
大きな梅の古木が、見事に咲いている所があります。梅が馥郁と香って
います。梅は、花が長い間咲いています。

昨年数々の妨害に遭いながら進められた愛知県の大村知事のリコール運動でしたが、
新たな展開を見せています。提出された署名の約8割が、署名偽造バイトの手による
可能性が浮上しています。大村知事が実行委員会長を務めた国際芸術祭「あいちトリ
エンナーレ2019」の展示内容を問題視し、進められたリコール運動でしたが、
とんだ顛末になっています。

署名の偽造は、佐賀県でアルバイトを使って行われたそうで、署名の偽造を口外しな
いと誓約書をとっていたようです。名古屋市の広告関連会社の下請け会社が、発注して
いるようですが、依頼者がいたのか?それともこの広告関連会社が主体となっている
のか?捜査の結果が待たれます。

高須クリニックの高須院長や河村名古屋市長は、関与を否定しています。いったい
誰がやらせたことなのでしょうか?このリコール運動は、86万人の人数に到達
しなかったので、リコールは成功しなかったのですが、当初からリコール運動を失敗
させるために偽造署名を入れる手の込んだ仕掛けが用意されていたようです。

この偽造署名の依頼者はだれなのか?



ーーーーーーーーー中日新聞より転載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

署名偽造バイト「夢にも」 高須氏関与否定、名古屋市長も「動機ない」
2021年2月16日 11時56分 (2月16日 16時02分更新) 会員限定

 愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)運動で提出された署名簿が多数のアルバイトによって不正に書き写されていた問題で、運動を主導した美容外科「高須クリニック」の高須克弥院長が16日、本紙の取材に応じ、「名簿を書き写すアルバイトがあったとは夢にも思わなかった。報道で初めて知った」と自身の関与を否定した。

【関連記事】署名偽造、バイト動員か 愛知県知事リコール、広告下請け会社が求人
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 本紙の取材によると、名古屋市の広告関連会社の下請け会社が、大手人材紹介会社を通じてアルバイトを募集し、佐賀市内の貸会議室で名簿を書き写させていた。高須院長は「業者を雇って何かをしていたなんて全く知らなかった。なぜ、わざわざ佐賀でやったのか」と語った。
 運動を支援した名古屋市の河村たかし市長は16日、報道陣の取材に「想像の外にあることで、本当に驚いた。けしからんこと。うちの事務所としても独自に調査している」と述べた。自身の関与について問われると「署名の水増しは犯罪であり、その動機がない」と否定した。

 大村知事も16日に取材に応じ、「衝撃的なニュースで目を疑った。金を使ってアルバイトを集め、名簿を書き写させるとは、民主主義に対する挑戦であり、重大な脅威だ。捜査当局には、組織的な不正行為の全容解明を求めたい」と述べた。

 高須氏らは、大村知事が実行委員会長を務めた国際芸術祭「あいちトリエンナーレ2019」の展示内容を問題視し、昨年8月から県内で署名活動を実施したが、住民投票に必要な約86万6000筆には届かなかった。その後、勝手に名前を書かれたなどの指摘が相次ぎ、県選挙管理委員会の調査で提出署名の8割以上が無効と判断された。
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佐賀新聞の記事も貼り付けます。いったい誰がさせていたのでしょうか?

ーーーーーーーーーーーーーーー佐賀新聞より転載ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

<愛知県知事リコール運動>署名偽造 「口外しない」と誓約書 佐賀市 「名簿書き写し」50~60人
2/17(水) 7:48配信


佐賀新聞
アルバイトが偽の署名を書き込む作業を行ったとされる会場=佐賀市の県青年会館

 「何かおかしいと思っていた」。愛知県の大村秀章知事のリコール(解職請求)に向けた署名集めについて、実際に偽の署名を書き込むアルバイトをした佐賀市の30代女性が佐賀新聞の取材に応じ、当時の様子を語った。

 女性は昨年10月、東京都の人材派遣会社のサイトで「名簿の書き写し」「時給950円」といった内容の募集をたまたま見つけた。会場の県青年会館(佐賀市)には若者から高齢者まで約50~60人が集まっていた。偽の署名を書く作業とは知らされていなかった。

 館内の貸会議室では、試験会場のように長机が並べられ、名簿が入っている段ボール箱が積まれていた。携帯電話などの荷物はビニール袋に入れて後ろの棚に置き、休憩時間以外は触れることができなかった。「口外しません」という誓約書にも記入した。

 名簿のバイトでは、手書きのデータをパソコンに打ち込むのが一般的だが、今回はその逆だった。名前や住所が書かれた名簿を手渡され「了承をいただいているので、おかしなことはない」と言われた。手書きする用紙には、高須クリニックの高須克弥院長と河村たかし名古屋市長の写真が掲載されていた。

 1枚につき10人分の欄があり、午前9時ごろから夕方まで作業。女性は3、4日間だけ働いた。全体の作業は当初1週間ほどの予定だったが延長され、2週間ほどになったという。

 偽の署名を書いていたことについて女性は「仕事の割にバイト代が高いと感じていた。巻き込まれたというか、知らなかったとはいえ、こんな大ごとだとは思わなかった」と困惑した様子で話した。

 人材派遣会社の担当者は取材に対し「現在、事実関係を確認している」とコメントした。(取材班)
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