しるばにあの日誌

プリキュアシリーズレビューやいろいろな事について語るブログです。

獣神演武 第参幕操気の契り

2007-10-23 21:22:00 | アニメ感想
 慶狼に勝てない理由と巨石がそびえている港町で大雨でその巨石が崩れ落ちるかもしれないと虎楊さんが率いる渦津団(かしんだん)の舟`闘牙’で町の住民を乗せようと岱燈くんは交渉する際、虎楊さんと初接触する{%exmark2%}


<主な登場人物>
岱燈くん、頼羅ちゃん、劉煌さん、虎楊さん、王鉛、こうりん、老婆
崖上にそびえる巨石を家の窓から見る老婆。
 都を目指して川沿いに旅する岱燈くん、頼羅ちゃん、劉煌さん。さっさと歩く岱燈くんはのんびり歩いている頼羅ちゃんと劉煌さんに急がないと慶狼に逃げられちゃうと不機嫌になる。
劉煌さん:落ち着いてください、岱燈殿 相手は賢帝国の将軍 一体どこを逃げるというの
      ですか?
と劉煌さんの落ち着いた表情で問いだされる{%exquesmark%}
岱燈くん:ど、どこへって・・・(しばらく考えて)オレの知らねえどっかだよ!?
岱燈くん、それじゃ答えになってないよ{%sweat%} 本当は分からないのでは・・・{%quesmark%}
開き直っている岱燈くんに呆れる頼羅ちゃん。茶化すと・・・
岱燈くん:それが悪いか!!X2 (・□・#)!!
頼羅ちゃん:2度言うな!! (・□・#)!!
都に行けば、慶狼に会えると劉煌さんは答え、今の岱燈くんでは慶狼には勝てないと
真剣な表情で言う{%exquesmark%}岱燈くんは、数日前の夜、蓮通寺で慶狼と戦って自分が負けたのは不意をつかれたからだと言いわけする{%exmark1%}川につかりながら、慶狼に勝てない理由を劉煌さんは、岱燈くんに分かりやすいように説明する{%exquesmark%}
まず、岱燈くんに大華八法を全て言わせる。岱燈くんが知っている大華八法は、拳法・昆法・丈・弓・槍・刀の六種類だった。劉煌さんは残る2つを操気法とだと言う。その内の片方は、何らかの理由で途絶えてしまい使えるものはほとんどいなかった。
 そして本題に入り、右手に持っている布を自分の気で送り込み、武器化とし木の枝をばっさり切るのを披露する{%exquesmark%}それを見た岱燈くんと頼羅ちゃんは唖然とする{%exmark2%}
私も唖然としたわ{%exmark2%}
 岱燈くんは、劉煌さんの手から布を取り上げて、何か仕掛けがあるのではと調べまくる
慶狼は、当代一の操気法の使い手であり、岱燈くんの操気法をうまく使いこなさなければ勝てないと劉煌さんは諭す{%exquesmark%}
そう言えば、蓮通寺襲来で岱燈くんと対峙する時、慶狼の手のひらから操気法が出てたね。※詳しくは第壱幕を参照{%exquesmark%}
 岱燈くんは木に向かって、早速、布を使って操気法を修業する{%exmark1%}
って操気法と連呼しながら、布を振り回しているんだけど・・・{%sweat%}
そんなお馬鹿な岱燈くんに呆れる頼羅ちゃんと苦笑いをする劉煌さん。
 そのとき川で一隻の城舟が通り過ぎているのを見かける{%exmark1%}舟をみて感激する岱燈くんと頼羅ちゃん。その舟は、前幕でちょっとだけ出てきた城舟だった。もちろん乗っている人は、紋様をもったピアスをした男。どうやら、近くの港町に向かっているらしい{%exquesmark%}


 港町にたどり着いた岱燈くんたち。町並みは、店や建物でいっぱいあるが、街の雰囲気はとても暗い様子{%exmark2%}

劉煌さん:この町では、帝国の役人が民から搾取を繰り返し、至福を肥やしていると聞きます       そのせいもあるのでしょう
劉煌さんの発言に岱燈くんは、青龍党員から聞いていた話を思い出す{%exquesmark%}
皇帝が、まだ幼いことをいい事に都や地方の役人が、民を放っておいて自分好き勝手にやっていると今の帝国に腹立った{%exmark2%}
 劉煌さんは宿探し、岱燈くんと頼羅ちゃんは舟の見物と別行動を取る{%exmark1%}


 岱燈くんはさっき見かけた舟の舟員に中を見させてと交渉するが・・・

渦津団子分:栄光ある渦津団(かしんだん)の舟‘闘牙(とうらい)’ お前などは入れる
   もんか!!
と断られる
岱燈くん:かんしん団だか健康診断だか知らねえけど・・・
逆切れして、殴り込みかと思いきや・・・
岱燈くん:いいじゃんかよ
ありゃりゃ、今回はやけにおとなしいね。いつもの岱燈くんらしくない{%exmark1%}それもそのはず、岱燈くんと頼羅ちゃんは舟の中が見たいと好奇心旺盛だから (^О^)
頼羅ちゃん、何か思いついたようで、岱燈くんに耳打ちをする{%exquesmark%}

頼羅ちゃんが突然、咳をする そんな頼羅ちゃんに岱燈くんは・・・
岱燈くん:大丈夫か、妹の頼羅! そう、なかなか病気が治らねえなあ
弱々しくなりながら、岱燈くんに言う。
頼羅ちゃん:ねぇ、お兄ちゃん、頼羅、一つだけお願いがあるの
岱燈くん:なんだ言ってみろ
頼羅ちゃん:わたし、あのお舟の中が見たい! 死ぬ前に一度だけでいいから・・・
岱燈くん:よーし分かった!? 兄ちゃんが優しーい船乗りさんに頼んで見るからなあ
 なるほど、頼羅ちゃんが病弱な子に演じて、舟の中を見させようって作戦だね。
しかし、その作戦も頑として断られ、途方にくれる。もし、初めっから演じていたらひょっとしたら舟の中見させてくれたかも・・・
 劉煌さんと合流して、宿先へ・・・それは、殺風景な宿屋だった{%exmark2%}
劉煌さん、本当にここしかなかったのかな誰だって人には寄せ付けない宿をよく見つけてくれたね{%sweat%}宿主である老婆(この幕の冒頭に出てきた人)の無愛想な表情にビビる岱燈くんと頼羅ちゃん。


 空は、雨模様に夜がふける。帝国の役人の屋敷で晩餐会が催されていた。その屋敷にはたくさんの渦津団員と上座にピアスをした男がいた。その男の名は虎楊(こよう)。
渦津団の親玉だった{%exmark2%}虎楊さんの左隣にはこの町の役人・王鉛。虎楊さんの褒め言葉にご満悦な王鉛は、えらく気に入る。女官たちが、食べものを運んでくるとき虎楊さんは立ち上がり、曲芸を披露する{%exquesmark%}虎楊さんが持っている武器をもって真剣に構え、伸びるようにして山積みしてあるリンゴを突き刺し、そのリンゴは自分の手元へひょいっと戻す{%exmark1%}虎楊の見事な曲芸に唖然とする王鉛だった{%exquesmark%}
 晩餐会後、王鉛は、こうりんに虎楊さんが自分に敬意見せてひざまづいてると愉快に話す。こうりんの話によれば、虎楊さんは相手に隙を見せないほどの切れ者。王鉛は都へ行くための資金が必要と民からもぎ取ろうと企む{%exquesmark%}


 同じ頃、岱燈くんはまだ起きていた。部屋から出ようとドアを開けてみると老婆がギロっとした表情に思わずビビる武術を鍛えるなら雨に当たらない裏庭を使うがいいと老婆は言いこの場から去る
 裏庭を出て、岱燈くんは布を使った操気法の修業をする 劉煌さんが布で操気法を使った過程を思い出しながら・・・

岱燈くん:操気法はまず体の中の気の流れを意識する(目を閉じて)その気を右手に
     ためて、一気に武器に注ぎ込む
かっと目を開き、右手に握っている布に気を送ろうと試みるが、力任せのせいか布がびくりとも動かない
岱燈くんが修業しているところを後で見ていた劉煌さんは・・・

劉煌さん:武器にのみ気を注ぐのです 岱燈殿は武器にではなく己の体に気を注げている 操気法極意は、いかに気を武器に伝えるか
とアドバイスする
岱燈くんは、この布にどうやって気を伝えるのかと問いだすが、
劉煌さん:会得できねば、慶狼に勝てぬだけのこと
それは、気を武器に伝える手口を自分で見つけるようにと劉煌さんは岱燈くんを思って厳しく言った。修業を続ける岱燈くんを後にして・・・

劉煌さん:岱燈殿はすでに操気法を使っている このまま目覚めねば、天下は平穏に治まる 星の宿業がそれを許すかどうかだが
降る雨の空を眺め、思い詰める


 翌朝、雨は今でも降り続いてた
頼羅ちゃんは、寝ている岱燈くんを起こす

頼羅ちゃん:岱燈起きて! 起きてってば!!
ゆさゆさと起こすが、起きる気配なく
頼羅ちゃん:もう~起きろってーのよ!! <(`О´#)O
岱燈くんのほおにヴァチーンと叩く
岱燈くん:いってぇ~っ!! (>へ<)
頼羅ちゃんのビンタでお目覚めが最悪に・・・
ご愁傷様~ (^_^)
 岱燈くんの右頬がひりひりになり、自分の手で撫でる。劉煌さんの話によると大雨で川が増水しているため、町から出られないとのこと。
岱燈くん:まあ、鍛練の時間が出来たと思えばいいけどな
と呑気に言う岱燈くんに対して頼羅ちゃんは・・・
頼羅ちゃん:何言ってんのよ! バカ兄貴 何もせずにグゥX2寝てるだけのクセに
頼羅ちゃん、岱燈くんは、昨夜、操気法の修業をしてたよ{%clover%}
岱燈くん:うるせぇ!! (・□・#)!!
テーブルを{%gu%}でバンと叩く。岱燈くんも、言い分あるならはっきりいいなよ兄妹げんかが始まったよ。2人とも茶をすするとき、老婆が入ってきて、ブーと口に含んだ茶を噴出す。2人とも、噴出し先が劉煌さんの顔に当たったら謝りなさいよ{%exmark1%}
 老婆は窓を開けててっ辺に聳え立つ巨石を見る。しばらくして、岱燈くんたちに巨石の事を
言う。あの巨石は聖熊岩。港町の守り神。戦乱、飢饉など聖熊岩によって救われた民にとって非常にありがたい物だった。しかし、皇帝の役人が赴任してから、聖熊岩を拝む事を許されなかった{%exquesmark%}
 そんなとき、港町の住人が老婆のところへたずねてきた。聖熊岩が土砂崩れで町が壊滅すると聞かされる。港町の住民を避難する場所がない。岱燈くんはあることに思いつく


 岱燈くんは、もう一度、渦津団子分に闘牙で港町の住民を乗せるよう交渉する{%exquesmark%}

渦津団子分:だめだって言ってるだろう 岩が落ちようが何だろうが、ここを通すわけには行かねえの
と大変な事態でさえ断られる。
岱燈くんはこれじゃあらちがあかないとその親玉(虎楊)にあわすよう要求する{%exquesmark%}
渦津団子分が必死にお願いしている頼羅ちゃんを傷つけたと激怒し、けんかを売ろうとした
ところ、虎楊さんが舟から降りる。
虎楊さん:何をしている?ガキ相手にその人数では渦津団の名折れだぜ!?
部下に戻れと命じ、岱燈くんの話を聞く事に
岱燈くん:アンタがこの舟の親玉か
虎楊さん:虎楊だ お前は
岱燈くん:オレは、岱燈 この雨であの熊岩が町に落ちるらしい 頼む! アンタの舟で
    、町の人を逃がしてくれよ!?
岱燈くんは必死に説得する{%exmark2%}
ちょうど、王鉛が荷物を運んでここに来た。その荷物を先に舟の中へ運ぶ。何事かと王鉛は虎楊から話を聞いてこう言う。

王鉛:バカを言うな! この舟はワシらだけで満席だ 死のにも民の事など知ったことか
と住民を馬鹿にし、虎楊、王鉛、こうりんの3人は舟の中へ行く。王鉛の一言でムカついた岱燈くんは、何とかしようとどこかへ行く{%exmark2%}
 舟の中に積んであった王鉛の荷物は、金などの価値あるものの宝だった
その宝物は自分の力の証だと自慢気に言う王鉛。
王鉛の宝自慢を逆手に、虎楊は聖熊の在りかを王鉛の屋敷の下でねむっていると王鉛に教える。財宝があると聞いて、こうりんと王鉛の部下と一緒に屋敷へ行って、宝を掘り出しにかかる。王鉛たちが、舟から去った後、頼羅ちゃんに港町の住人を乗せるように言う。王鉛の前では、ただ黙って去っていたが、心底では港町の住人に乗せるつもりだった{%exquesmark%}
はたして、虎楊の本当の狙いは、何だったんだろう{%quesmark%}


 一方岱燈くんは、熊岩を動かさないようにとロープを張っていたとこだった{%exmark2%}

岱燈くん:冗談じゃねえ! 腐ったヤツだけ生き残って、何の罪もない人たちが死ぬ
     なんて冗談じゃねえよ!! (熊岩を見て)だから、熊のダンナアンタも落ち
     ねえで、もうしばらく耐えてくれ!!
何とかして、町の被害を抑えようとしたとき、聖熊岩が土砂崩れで動き始める{%exmark1%}
岱燈くん1人では限界と思ったとき操気法でロープを張る劉煌さんが現れた{%exmark2%}
劉煌さん:岱燈殿、頼羅の言う通りキミは、底抜けのバカですね 一人の力でこれを
     止められるとでも思ったのですか?
岱燈くんと劉煌さんと2人で聖熊岩が動かないようにロープを張った{%exmark1%}張り終わったのつかの間、劉煌さんの足元に崖が崩れ、そのまま転落しているところを間一髪、岱燈くんが右手に倒れていく木を抑え、左手に劉煌さんの手首を掴んだ{%exmark2%}
岱燈くんのあの体勢だとどっから見ても落ちようですが、なぜか落ちていない{%exmark2%}
必死に耐える岱燈くんに劉煌さんは、その手を放すようにと言うが・・・

岱燈くん:そうはいくか!! お目付け役かも知れねえが、お前はオレと一緒に都に行くって言ってくれた仲間じゃねえか それにお前はここまで来てオレを助けてくれた だからオレもぜってえお前を見捨てはしない ぜってえだ


キタ(≧∀≦)ーッ!!岱燈くんが劉煌さんにお熱い言葉を告白しちゃったよ{%heart1_a%}
劉煌さん:た、岱燈・・・
岱燈くんの想いをしっかりと受け止めた劉煌さん{%kirakira1_a%}
 岱燈くんの右肩に破軍の紋様が青く光りだす。右手のひらに気を送り、倒れそうになった気を破壊して、すかさず、劉煌さんごと崖上へ脱出する{%exmark2%}
 この後、聖熊岩は、土砂崩れで動き出し、岱燈くんと劉煌さんは聖熊岩のてっ辺に飛び
移る。動いた聖熊岩は、王鉛の屋敷でぴたっと止まった{%exmark2%}財宝探しをしていた王鉛たちは、聖熊岩の下敷きで犠牲になる{%exmark1%}まさに天罰だった{%exquesmark%}


 雨がやみ、澄んだ空へと変わる。老婆は、町のみんなが全員無事で、これからは、聖熊岩を大事にするように崇拝すると岱燈くんたちに礼を言う。一方、闘牙で次の目的地へ行く虎楊は、宝の山を見て喜ぶ。王鉛に近づいたのは、王鉛の宝を盗もうとする虎楊の思惑だった
やっぱ隙を見せないんだね虎楊は・・・それと隣にいる女の人は誰だろう
岱燈くんの働きかけで港町を救ったことを評価する。
虎楊:岱燈か・・・覚えておくぜ
岱燈くんたちと再会できるのはいつかな{%diacritic_a%}


 港町を後にして、都へ目指す岱燈くんたち。岱燈くんと頼羅ちゃんはいつものように口げんかする中
劉煌さん:さあ、ぐずぐずしないで行きますよ、岱燈
劉煌さんが岱燈くんを岱燈殿から岱燈へと変わってることに怪訝な表情をする頼羅ちゃん
劉煌さん:一日も早く都へ行くんじゃなかったのかい
岱燈くん:よく言うぜ
2人して笑う。そんな姿にまいっかと頼羅ちゃんは、後を追う。
 次なる事件が岱燈くんたちを待っている{%exquesmark%}


脚本:白根 秀樹 演出・絵コンテ:藤本 義孝 作画監督:山本 正文
原画:12人 動画:3社 動画審査:2人


 岱燈くんたちが渦津団の舟`闘牙’を見つけ、虎楊さんとの初接触。虎楊さんが持っている紋様の種類は現在のところ未確認。虎楊さん率いる渦津団の目的は、港町にある王鉛の宝をいただく事。それを成功させるために虎楊さん自らが王鉛に気に入られようと転がり込む。その結果、聖熊岩が王鉛の屋敷まで落ちていく事を計算に入れ、さらに王鉛に宝の在りかを偽ったことで完遂した。すべては虎楊さんの思惑通り{%exquesmark%}
虎楊さんの性格を挙げてみる
・気さく
・相手に隙を見せない
・飄々としているが計算高い
・部下からの信頼が厚い
・手先が器用
港町の住人を救い出した岱燈くんとまた会える日を楽しみにしている。
 慶狼に勝てない理由の一つとして、慶狼も操気法の使い手だと聞かされ、一夜、岱燈くんは劉煌さんのアドバイスをもとに布に気を送る修業に励む。その成果は、土砂崩れおで落ちる劉煌さんを助けるさい、右手のひらから気を送っていることから、まだ未完成のようだ。
 岱燈くんが劉煌さんに仲間と信じたものに絶対裏切らないという岱燈くんの義理堅さが炸裂する{%feather%}男同士の信頼と友情って感じかな。というかそれよりも・・・
ともあれ、岱燈くんと劉煌さんとの信頼関係に注目しちゃいます(^O^)
 あともう一つは、頼羅ちゃんが寝ている岱燈くんを起こすとき、愛の頭突きではなく、愛のビンタで起こすとは・・・半分がっかりで、もう半分は大笑いだった{%bubble_a%}


次回、第四幕五神闘士
慶狼率いる玄狼の陣で武器庫に忍び込む岱燈くんと同じくらいの少年が登場する
第一印象は、岱燈くんと同じくらい明るく、同じくらいのお馬鹿さんレベルだとか・・・ 


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