ドルチェ・ヴィータ!

日々のことを徒然なるまま書いていこうと思っています。

アルジェの初日

2011-07-29 22:52:21 | 月組
月組も初日へ行ってまいりました。
って事で、ネタバレ気味になると思いますのでご注意ください。


お芝居は久しぶりに柴田先生全開の作品で、堪能出来ました自分よりも年上の作品なので、古く感じるところはありますが、それ以上に私の中の宝塚ドストライクゾーンで歌の歌詞の様な綺麗な台詞、主人公の若さと野心故の力強く進んでいく姿と、それに伴う危うさ、その過程で翻弄されていく3人の女性の描かれ方の素晴らしさもうリピートしたい気持ちです
柴田先生の作品でいつも感じる、ガーっと強烈にテンションが上がったりはしないのですが、ジワジワと観ている者の心に染み渡ってきて気付けばお芝居に引き込まれているところが今回もかなりクセになります

3人のヒロインの描かれ方が本当に秀逸で、全く個性の違う3人が出すぎてるわけでもないのに、夫々に共感出来て、しかも娘役さんが輝いて見える本当に柴田先生の描く女性像は他の宝塚の先生とは一線を画して、物語により深みを与えていて、そして男役さんを際立たせていると思います
ただ娘役さんをそのレベルまで書き込んでいるので、きりやん以外の男役さんはその割を食う感じなところは、男役さんがもったいない使われ方しているな~とも思いました。

ショーはもう思っていた以上にメルヘンな感じに仕上がっていて、ビックリしました前の月組で言うとユニコーンの場面みたいなノリがかなり多くて、中村A先生何かあった?って思ってしまいました
でもそんなノリは嫌いじゃないので、楽しみましたし、また観たいと思うショーでした。

心配していたマリモちゃんはどんな怪我かは全く存じ上げませんが、お芝居でも、ショーでもかなり激しく踊られていて、安心しましたが、逆にそんなに動いても大丈夫なんですか?と再び心配になりました。

挨拶はきりやんが結構面白い感じの「暑さ」押しの挨拶で笑いをさらっていましたシモンさんがかなりよく見える席だったのですが、かなりウケていらして、微笑ましかったです
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