若き日③

長くなってますがえりたんの続きです。
「村雨」伝授がよくわかりませんがなんかあのテンションが良かったし、えりたんに秘剣がよく似合う気がします

気づけばノーマルな青天になっている文四郎。里村一味の雑なワナを利用しての、欅御殿からは、クライマックスって感じであっという間でした
まず、ふくと再会した時の控えめなテンションが武士って感じで格好良かったです基本大人になってからの、落ち着いた物腰が大人の男役さん度が高過ぎで、かなり来ました
殺陣は刀が普段の宝塚よりも、長くてより真剣で勝負してるみたいでした文四郎は基本強くて圧勝だったので、もうちょっと、傷つきながらもふくを守る文四郎を見たかった気もしましたがまぁ村雨使えるから仕方ないか～ってガマンしました
無事欅御殿近くまで着いてからの、ふくに「このままどこか遠くに…」に後の文四郎が、もうたまりません！アレが武士ってヤツですかもう観ていてこの辺りからの舞台への引っ張られ方は尋常じゃなかったですふくも結果がわかって言ってるし、文四郎も不必要なことは言わない…進んできた道はどうしようもないことだから…なんかこの心が凄く響きます和物が好きになる場面でした。

最後の蟬しぐれの場面…やっと２人で逢えたのに、話すことは思い出や後悔ばかりここから先のことは話さない書いてるだけでもう…気持ちは通じているし、周りには人も居ないのに（いや、声の聞こえる範囲に茶屋の人は居るはずだけどそこは違う話）本当の気持ちは殆ど言葉に出さない日本人独特の意識が本当に切なくて、美しいです
ここのえりたんのお芝居の塩梅が素晴らしく全てを達観して、物凄く大きな包容力でフクを包んでいるのに、結局の所は、一人の想った人と添い遂げることすら叶わなかった、無力感みたいなものを、ヒシヒシと感じて、相反する２つの感情が同時に出てました

お披露目として、男役や舞台人としての、真ん中に立てる資質を凄く表していた役で、良いスタートをえりたんは切ったと思いました
文四郎って役もえりたんにしっくり来て、まるでえりたんの為に書かれた本？っと、思ってしまうほどです本当にもう一度観たいと思うお芝居と思っていたら、次の雪組全ツが若き日ですとちょっと何？楽にこの発表もう一度観れるのは嬉しいですが、梅芸で見れるんですか新幹線に乗らなくても観れるんですか？アレ劇団に鬼が居る
でも梅芸行ってると思います

若き日②

えりたん（文四郎）一言で言うと藤沢周平の描くドストライクの主人公でした。
１６才から始まるのですが、宝塚で若い頃演じると、強制イベントでビックリするほど若くそこは置いといて剣道経験者のなせる業か、袴姿がの凜としてるどの高さが神でしたそこだけでなく、お侍さんの姿って言うか、基本着物がとっても似合うジェンヌさんなんですね
剣の稽古でも、お腰が入ってる？降りてる？って言うんですか、なんかこの人強そうと思わせてくれる、剣豪オーラでした

逸平、与之助との場面は、その辺の少年剣士よりも若く見える２人相手に、同級生ですが何か？みたいな感じで、ちゃんと若い友情が感じれたところが良かったです
ふくとはやまかがしですよ～もうなんですかあの感じ喋り方と毒に対する冷静な対処のギャップがツボです！
そして畳み掛けるようにお祭りの場面…文四郎が将来纏うであろう、包容力がチョロチョロ洩れ出ている姿が、ただ包容力があるだけでなく、コントロールしているえりたんにトップ様を見ました
多分この辺りが一番幸せな頃で、そこを表してるメルヘンな笹舟あんなにメルヘンなのに違和感がなく、ただただ幻想的に、無垢な２人の気持ちが乗ってる感じがして良い場面でした後半の小船とまた対になってる演出がたまらなく好きです

お父さんの謀反の疑いからは本当に、ちょっと引くほどのお話になりますが、低い身分の武士が理不尽な災いに合ってこその藤沢作品ってことで、悲しい場面なのですが、王道キターってなってしまう自分がイヤでしたそして打ちひしがれるてるえりたんをこれまたキター！と見ている自分がもう…そこでも真直ぐ前を向く文四郎がまた素敵です

えりたん前半だけで長くなり過ぎたので続きます

若き日①

今名古屋から帰ってお風呂から上がって、一息ついたところです
いや～中日まで遠征した甲斐がありました初演は全く見たことが無いので、宝塚版の知識がほぼ０での観劇だったのですが、藤沢周平先生の世界観が、宝塚らしくなった中にも表されていましたその上で好物の大野先生らしい緻密な演出や舞台の作りで、堪能出来ました

そして何より、遠征が苦手な私でもえりたんのプレお披露目を観劇出来た事が嬉しかったです
トップになったタイミングや時期など色んな要素もあって、最後羽根を背負って降りてくる時は、やっぱりぐっと来るものがありました
本当に良かったです

でも今日は眠いのでこの辺で

皇子様

タマキチさんのバウの画像がアップされました。
黒くて、わっさ～ってなってるお衣装がタマキチさんに似合っていてカッコイイですいい感じに現代的にアレンジされていて、舞台の方も楽しみになってきました
ポスターもこの感じで行って欲しいですし、出来たらチナツさんもポスターに登場して欲しいです
結構こってりした内容がどんな感じになるのでしょうか？現代的な感覚でってあるので、こちらも楽しみです

それにしてもこの公演、長身の男役さんをかなり揃えてきましたね逆は結構ありますがちょっとコスプレ風の和物で長身の男役さんで固めてきてる辺りでも、期待が大きいです

明日はやっと名古屋遠征今日は早く寝ます

ミーマイ役替り

実はＢＪ観劇に行ったときにミーマイのチケット売っていたのですが、とりあえず役替り発表されてからやわ～って話してたら、その日発表されてました
もし良い席売ってたら辛いです…つーかチケット売る前に役替りは発表しておかないと花のミーマイの時も発表後でしたよね

で役替りが、カチャさんとミヤちゃんでジャッキーとジェラルド、ここは多分大半の方予想通りな気がします
マギーさんとコマさんでパーチェスターとヘザーセットビックリしました！多分ジョン卿をこのお２人が役替りかな～ぐらいに思っていたので

実は役替りよりも私的には、ジョン卿がコシリュウさん、マリアがスーちゃんの方がサプライズでした実は組長、副組長が男女の２番手の役とは２人の絡みがエロくなり過ぎないか心配です

島根行ってみたい

ひっそりと鷹の爪団が好きで、ＮＨＫ見たり、グッズを買ったりしています。
少し前に深夜ＴＶで島根の鷹の爪団カレンダーが紹介されていて、自虐ネタが凄く面白くてもしかしたら有るかな～と淡い期待をこめて（いや、もう売り切れてるってＴＶでも字幕出てましたが）キディランドへ行きましたが、ヤッパリ有りませんでした
でも、もう２回も買い忘れた奥出雲鷹の爪唐辛子をやっと買うことが出来たので満足です今回はノベルティも貰えましたし前のキャンペーンの時は店員さんに入れ忘れられました

今日見たグッズに吉田くんが日本の神さまの格好をしてるのがいくつかあったり、島根カレンダーを見たりしたので、今私の中で島根が熱いです
この押さえることの出来ない情熱を家族に、「ちょっと今、鳥取に行きたいんやけど…」言ったのですが、普通に何で？聞き返され、そこで、島根と鳥取をもう間違っていることに気付きました
あぁ行く資格が無い…八百万も神様いらっしゃるのに間違えた…

ＰＣメガネ

なんとなく試しで、ブルーライトカットメガネを買ってみました。
元々目は良い方なので、メガネをほぼかけたことは無かったのですが、寄る年波のせいか、パソコンやゲームを長い時間していたりすると目が疲れるようになってきたので、かけてみたら結構良かったです

人前ではかける気はないので、遮断率の高い少し色が入ってる方にしてみたら、なんか悪い人みたいになってしまいました
家族は気にしていなかったら、ちょっと指をさされました

科学的根拠はまだ微妙らしいですが、とりあえず目が楽なので良かったです

ＢＪ⑤

ホタテさん（トラヴィス）ホッコリパートの人なんですが、お芝居が上手いし、間の取り方も上手くて、ちょっとした所でさえ笑いに変えていたように見えました
やたらと長い肩書きで、胡散臭い小道具を巧みに使い、やたらとＢＪやピノコとの絡みが多いトラヴィス！完全にハリー先生に愛されています
しかもハリー先生の大好きな実弾仕様（あの火薬を使った銃は私の中で舞台上では実弾）で銃をぶっ放していたので、もうハリーっ子認定ですでもあの銃声は苦手ですそこの場面は銃声にも驚きましたが（いい加減ハリー先生の演出に慣れろ！って気もしますが）タラヴィスまさかの銃の扱いが上手い設定にビックリでしたさすが大統領何とか
でも、コメディパートだけでなくＢＪのツンデレを頂戴していたり、ちょっと友情が芽生えかけていたりしたところも、良かったです

マナハルさん（山野）ＢＪの学生時代からの友達が居たことにまずビックリしましただったら免許最後まで取っといたらよかったのに…
誰から腕は信用されていない、でも検査は上手って設定が面白かったです
この役の感じもハリーイズムを感じれて、マナハルさんもハリーっ子でいいですよね？

ザッキーさん（ゴンスの人）隙あらば現れて語尾にゴンス！と言う喋り方で、楽しませてくれ人なんですが、プログラムにもあるように４役されていて、その誰もがゴンス！最初知らなかったので、一回目のゴンスの時不意打ちで吹いてしまったのですが、その時は客席が意外と冷静で、ちょっと恥ずかしい思いをしてしまいましたでも次のゴンス！からは結構な笑いが…何故！一回目から笑おうよ！
確か原作にもゴンス！って言う人いましたよね？まさかそこの再現度が高くなっているとは

嫌な女役も出来るユメミさん、実はＢＪの理解者だったりすキャビイさん、コロスや影でやたらとカッコイイレオさん、空港のキツイお姉さんがやけにハマっていたハナエさん、など他にもその生徒さんに合ってる役を貰ってる人が多かったのも印象に残っています。

ＢＪ④

モモハナさん（ピノコ）学年的にも、身長的にも抜擢といっていいモモハナさん！舞台を観ていたら何故抜擢されたのかわかりました
シンガーだからか、ピノコらしい声でも演技がよかったし、表情が原作のピノコとそっくりになっているところがあって、ビックリしましたモモハナさんのお顔が全然ピノコ系じゃないのに、似ているところに、タカラジェンヌオソルベシ！って気持ちになりました
本格的な登場は２幕からなのですが、トラヴィスとの愉快なやり取り、空港からのハートウォーミング所など見せ場多くて、良かったです
あのお洋服、リボンがＢＪが用意したと思うと尚のことホッコリします

セシルさん（カテリーナ）結構深いテーマを背負った陰のある役なんですが、悩みをバイロン侯爵がやたらと順々に解決しようとしてくれて行くので、自らは多く語らないのに、悩みが多いどこまで表現をしたらいいのかが難しいそうな役でもありました。
また、もう一つ本人とは関係なく、バイロン侯爵が勝手に妄想した姿では、おばあさんって言うよりも、化け物みたいな姿にされていて、どんだけバイロン侯爵に振り回されてるの？とちょっとカテリーナが気の毒でしたまぁ言ったら本人同士はラブラブなんだけなんですけどね
それにしても、ともみんとセシルさんはよく組んでますね～３回連続って

アユミさん（エリ）まさかのサキナさんとのカップル！新鮮でした所々であるダンスナンバーでは雪組娘役ダンスリーダーの仕事をキレのあるダンスでなさってました
でもあんなにキレがあっても、すれっからしじゃないところが良かったです
実は最もハリーイズムを継承しているカップルでした！あの関係、あの喋り方…見ているとハリー先生ミターって気持ちで心が沸き立ちます！

ＢＪ③

ともみん（バイロン）スカステで見た感じ、ちょっと悪い系の侯爵？とか思っていたら、思いのほかファンタジー役どころだったし、唯一恋愛が描かれているし、良い人でした
かなり苦悩しているところが描かれてたりもしますが、根が真直ぐで良い人役なので、やっぱりともみんに合ってました
最終的には出会った頃から、想像がつかない程の信頼関係が築かれていて、ＢＪのツンデレ要素を強めている一人でした
途中でとても弱るところがあるのですが、弱っているともみんがかなり新鮮だったり、また元気になるとやっぱり、元気なともみんの方はいいな～って思ったりしてました
なぜ体があんなに丈夫な一族なのかは謎のままだったし、隠れて暮らしてきた割りに、リッチだし、使用人キャラあるし、侯爵の髪型や服装が全然、世を忍ぶ気が無かったところがミステリアスでした

サキナさん（カイト）過去が可愛そうなチンピラがＢＪの惜しみなく与えられるデレ部分によって、怪我をなしてもらったりして立ち直って行く役でした。
悩める若者って役がサキナさんにこれまた合ってる感じだし、少しづつ、時には突然開いていく心の動きが、見ていて爽快でした
足のことはちょっと被害妄想が入ってるほどの気に病み方でした…気が付けば、ヤクザの親分の命を奪いに行ったりしていて、一体何が彼をそうしてしまったのか…若さ故か情緒が攻め気味でした
そんなに気にしなくてもいいところですが、借金を返したお金がＢＪから奪ったお金そのまんまなのか、本当に馬券を当てて増やしたのか、額が微妙すぎてわかりませんでした
ピノコにケーキを持って行ってあげるところは、なかなかの見せ場で、ホッコリしましたその後独り言はご愛嬌