成都局貴昆線で機関車のワンマン常務を実施

　成都鉄路局貴陽機務段によると、8月下旬から貴陽発貴昆線経由の列車14本の旅客列車について機関士のワンマン運転が試験的に行われている。聞くところによれば、旅客列車機関士のワンマン運転は中国鉄道輸送の歴史でも初めてのことだという。

　機務段関係者によれば、貴陽機務段が担当する貴州省の鉄道はそのほとんどが機関車牽引による運転で、その任務を遂行するために300台以上の各種機関車を有している。1人乗務による運転は従来の正、副機関士による2人乗務の運転方法をワンマン化したということである。この方法の採用は機関士運用の効率化と人員の有効活用を目的としたものである。

　当面、貴陽発着の14列車で一人乗務を試験的に行っている。今後、システムの成熟を見て、各方面の列車にも導入していく予定だ。

　一人乗務の列車(一部)
　2079/2080次　貴陽―昆明
　N763/N764次　貴陽―成都
　N775/N776次　貴陽―六盤水

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