12月16日から哈尓濱-北京間のZ1/Z2次直達特快列車に哈尓濱鉄路道局三棵樹機務段に投入されたDF11Gによる牽引となった。
京哈線は電化しているがディーゼル機関車牽引の機関車給電式直行特快列車初の試みである。DF11Gは今世紀に独自開発したディーゼル機関車で、5年前に上海局に投入されて以来、良好な成果を挙げている。
哈局は今回のディーゼル機関車導入が運行中の列車給電が行なえることから、電気機関車牽引で発電車を連結したときに比べ、燃費的、人件費的に節約が行なえることと、厳しい気候環境の中で電気機関車の収電不良を回避するためでもある。
今回導入される6組12台の機関車は検査と修理後、12月16日のZ1/Z2次から牽引を開始する。予定では2011年からZ15/Z16次の牽引もDF11Gが行なうことになっている。
【東北網】