南米で初めて導入される中国製のＤＭＵがイェン鉱集団が建設したべネズエラ西部の鉄道で高速試運転を行った。11月13日、ベネズエラのチャペス大統領は試運転現場に赴き、120km/hの車内で中国の建設者に対して感謝の意を述べた。この列車は南米の反植民地の英雄であるシモン＝ボリバルの名前からとって「ボリバル」号と命名された。
イェン鉱集団が線路の改良を請負ったベネズエラ中西部の鉄道総延長は241.5kmである。この路線はこれまで、メンテナンスがされていなかったため、旅客列車は運休、貨物列車は小積載、低速走行しかできなかった。ベネズエラ政府はこれを近代化することで輸送力増強を目指したのである。
イェン鉱集団はこの工事をに合わせ中国からDMU5本、DF8Bを12台、そして貨車などを360両ををベネズエラに納入した。10月下旬には、すべての機関車、車両が走行試験を行い、その完成度を確認している。
中国はこのように南米に対し、資源の確保を目的に支援を行っている。
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