第6次高速化改正の最大の目玉であったD列車の運行は多くの乗客の歓迎を受けた。しかし、この数ヶ月の運行で多くの乗客が、途中駅の停車時間の短さにによる慌ただしさに不満を持っているという。
時間がとても短くて、列車が駅についても下りられない
魏さんは8日の昼12時32分に北京西から漢口行きD125次に乗車し、邯鄲に向かった。3号車にいた彼は車内が混雑していたため、1分間の停車時間中に出口に辿り着くことができず、無情にも自動ドアは閉まり、列車は出発した。彼は邯鄲で降りそびれてしまったのだ。同様に邯鄲で降りそびれた乗客が6人おり、車掌長の手配で次の安陽で下車、上り列車で邯鄲に向かう羽目になった。そのため安陽では3分も停車した。
現在、武漢からは毎日4往復のD列車がそれぞれ北京、鄭州、長沙へ運転されている。最近、鉄道部はD列車の停車駅を増加させ、直行列車を途中駅に停車させるようにした。漢口発北京西行きのD124は途中9駅に停車する。
停車駅が増えても運転時間に変更がないため、途中駅の停車時間皆1分間となる。武漢市に住む王さんは、停車時間が短いので、列車の乗り降りが慌ただしいよ、と言う。彼は鄭州発漢口行きD141で武漢に帰る途中、車内でたばこが吸いたくなった。しかし、車内は禁煙のため、途中駅の漯河でたばこを吸うために降りたが、停車時間が短すぎて、慌てて列車に飛び乗ったことがあったようだ。
停車駅問題、解決方法は?
D列車の停車駅が増加しても、多くの乗客は従来の列車同様の停車時間(一般的に3分)で認識しているため、下車時にヒヤッとした人も多いと聞く。
これに対し鉄道関係者は仕方のないことだという。武漢鉄路局関係者は、D列車の停車駅を増やすことで、より多くの旅客の乗車機会を増やすようにしているが、それによって運転時間を増やしたのでは「D列車」の意味がない。それ故に停車時間1分となっていて、それを伸ばすことは定時運行率に影響するという。
不过有旅客认为,一分钟的停靠时间太短,遇到大批旅客集中下车,根本就无法保证旅客能顺利下完。业内人士建议,在目前的情况下,需要列车上的乘务员加强客流调查,在到站前,提前了解到下车的旅客状况,及时有准备地疏散旅客。
これに対し多くの乗客は「1分間」は短すぎるという。乗客の乗り降りが多い駅はかなり無理がある。関係者の中は当面の情況下にいて、列車の利用状況を調査し、客流に応じて早目の下車準備と分散を促すべきだと考えている。
D列車は自動扉のため、以前のように各車両に1名の乗務員はいない。多くの旅客が、比較的大規模の駅に停車するときは早めに下車準備をするように呼びかけ、乗り過ごしなどを防ぐべきではないのだろうか。
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