中鉄大全情報版(博客)

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2006年春節輸送

2006年01月09日 | ダイヤ情報(3番線)
 2006年の春節(旧正月)時の鉄道輸送は1月14日から開始され、2月22日までの春節前15日、春節後25日の計40日間行われることになった。(注:この記事の後、一部鉄路局では輸送開始日を1月4日からに前倒ししている)
 鉄道部によると今年の春節輸送における旅客数は対前同429万人の1.44億人を見込み、1日の平均乗客数も同11万人増の360万人となっている。このうち直通旅客は対前同416万人増の6375万人、管内旅客は同13万人増の8015万人となっている。
 これらの需要に対し、全国で301往復の臨時列車が手配され、その需要の波によって基本案、予備案、応急案の3段階で対応することにしている。
 今年の春節輸送は重点地区と重点幹線に対して十分な輸送手配が継続して行われる。春節前の重点地区は北京、広州地区、春節後の重点地区は成都、重慶、南昌、合肥、阜陽である。重点幹線としては京広、京九、京滬、京哈、隴海、蘭新、滬杭、焦柳、襄渝、浙gan、宝成、湘qian、qian桂、川qianの各線が対象となる。
 輸送需要については今年も旺盛で、旅客輸送量も継続的に伸びている。輸送動向から見ると今年は、春節前が学生の帰省、大都市生活者の里帰り、出稼ぎ労働者の里帰りなどか一気に集中するが、春節後は分散する傾向にある。
 「安全確保、需要に対する輸送力の確保、秩序の安定、良質なサービス」という春節輸送の目標を実現するため、旅客輸送を主としながら、旅客と貨物輸送の両立(南方は旅客輸送、北方は貨物輸送を行い、南方で使用する客車は北方から調達する)をさせる。輸送力を見越した車両を準備し、需要があれば運転、なければ運休させる方針をとる。
 2006年は鉄路局が直接現場管理を行う体制になってから初めて迎える春節輸送である。これを成功させるためには、輸送能力を的確に配分し、車両運用や出札管理、サービス向上、不正の防止、防疫管理強化などを確実に行なって、春節輸送期間の安全輸送を確保しなければならない。
 春節期間は旅客輸送が主であるが、貨物輸送部門も重点貨物や香港、マカオ向け輸送、正月品輸送などの輸送にも務めなければならない。【中国政府網】

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