中鉄大全情報版(博客)

つれづれなる中国鉄道情報をより早くお伝えできればと…。日本、韓国ネタも少し。

広深線夏ダイヤ

2007年06月18日 | 多客期輸送(14番線)

 広州鉄路公司は第6次高速化ダイヤ改正2次修正ならびに夏ダイヤを発表した。夏ダイヤ時には2735万人の旅客利用が見込まれている。

 広深線で22往復のD列車を増発

 発表されたダイヤは2007年7月1日零時から施行される。今回は第6次高速化ダイヤ改正2次修正と夏ダイヤが同時に実施され、夏ダイヤは7月1日から8月31日までの62日間実施となる。
 夏ダイヤ期間中、広鉄集団では2735万人(対前同230.5万人、9.2%増)の旅客利用が見込まれている。そのうち直通旅客が930万人(同93.8万人、11.2%増)、管内旅客は1805万人(同136.7万人、8.2%増)である。輸送のピークは8月下旬で、その時には1日で48.5万人に達するものと見られている。
 広鉄集団の夏期輸送は主に学生、帰省、観光、出稼ぎ労働者輸送である。学生乗客輸送は7月中旬と8月下旬に集中し、主に湛江、茂名、汕頭、上海、南京、鄭州、済南、西安、蘭州、北京方面がメインとなる。観光客輸送は相対的に分散しているが、有名観光地向けが多いとみられている。出稼ぎ労働者輸送は7月から8月の初めにかけてで、南西方向と武昌、鄭州方面、湖南省内が主となる。
 夏ダイヤ期間、広鉄集団は16往復の直通臨時列車を設定、対前同2往復の増となる、同時に管内の臨時列車も8往復設定(同3往復増)された。また、観光需要に応じて、広鉄集団は専用団体列車の運転や紅色観光列車の運行を行う。これらの列車は原則として少なくとも16両編成以上で運転される。
 広鉄集団では第6次高速化ダイヤ改正2次修正により、1日に運行される列車は275往復(5往復の長期運転の臨時列車を含む)、2往復の増となる。そのうちの広深Ⅰ、Ⅱ線ではCRH1「和譜号」を22往復増発し、同時に25Z客車と藍箭号を使用した22往復と広九直通列車3往復が廃止となる。修正後、広深Ⅰ、Ⅱ線は93往復の列車が運転されるが、それはCRH1使用の81往復(D701~D892)と広九直通列車は12往復(肇九直通1往復を含む)(T801~T826)となる。広深Ⅲ、Ⅳ線の3往復は運休となる。
 この他、一部列車において運転区間の変更ならびに時刻の変更を行う。広鉄集団では臨時列車の運転計画ならびに時刻の調整については駅の公告などに注意をして欲しいとはなしている。
  
 臨時列車の運転区間
  L31/L32 鄭州―広州
  L34/L35 洛陽―深圳西
  L43/L44 北京西―広州   
  L49~L52/L51~L50 南昌―広州東   
  L75~L78~L75/L76~L77~L76 成都―広州
  L103~L106/L105~L104 昆明―広州
  L205/L206 南昌―東莞東
  A611/A612 韶関―広州
  A613/A614 韶関―広州
  A615/A616 坪石―広州
  A601/A602 長沙―広州
  A617/A618 広州東―郴州
  A607/A608 衡陽―広州

【火車票網】

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 停車時間1分は短いのか | トップ | 広州地下鉄3号線、年末に3... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

多客期輸送(14番線)」カテゴリの最新記事