結局、知人と酒を飲み、ホテルに帰ってきたのは午前3時前となった。タクシーを降りたまでは良かったが、周りが暗くて見当が付かず、ホテルの周りを20分位うろうろしてしまった。
中国の列車の写真が取りたい！昔は上海近辺に踏切もあり、真如駅(現上海西駅)付近で写真を撮ったこともあった。しかし、時代は変わり、沿線から踏切は消え、コンクリートや木で覆った金網の「長城」が沿線撮影を困難なものにしていると聞いていた。もはや京滬線では高架からしか列車を狙えないと言われていた。
しかし、そんなことはない！と密かに思っていた。探せば沿線撮影ができる場所がまだ残されているに違いない！
少し前なら考えられなかったが、インターネットの航空写真で鉄道沿線を追うことができるようになった。そこで、日本から旅立つ前に上海から沿線に沿って「長城の穴」がないか探してみた。できるなら朝7時台に上海に着くＺ列車や上りのＣＲＨをカメラに収めたい。もし上海駅付近で撮れるなら6時過ぎにホテルを出れば良いはずだ。しかし、上海付近は高架から以外の撮影は壊滅状態。では昆山は？朝一番のＣＲＨで行けば捕まえられるかもしれない。けれど、写真を見たが、駅付近の沿線がお堀のようになっていて撮影できない。ならば蘇州は…。
航空写真を良く見ると蘇州から南京方約1kmのところに線路に沿って道路が走り、そこに橋が架かっているところがあった。「ここならいけるかもしれない！」ダメもとで行ってみよう。そう決めていたのだ。
中国の列車は長距離列車を始発から短距離で乗ることは難しい。長距離に乗る人が優先だからだ。ということは上海始発の列車には乗れない。早朝に上海を出て終着駅の近い列車はないのか…。撮影用の通過時刻表を作っているときにある列車に目が止まった。広州発南京西行きのＫ５２８次である。これなら上海を4:39に出て蘇州に5:31につくので上海方面のＺ列車に間に合うはずだ。
中国の列車の写真が取りたい！昔は上海近辺に踏切もあり、真如駅(現上海西駅)付近で写真を撮ったこともあった。しかし、時代は変わり、沿線から踏切は消え、コンクリートや木で覆った金網の「長城」が沿線撮影を困難なものにしていると聞いていた。もはや京滬線では高架からしか列車を狙えないと言われていた。
しかし、そんなことはない！と密かに思っていた。探せば沿線撮影ができる場所がまだ残されているに違いない！
少し前なら考えられなかったが、インターネットの航空写真で鉄道沿線を追うことができるようになった。そこで、日本から旅立つ前に上海から沿線に沿って「長城の穴」がないか探してみた。できるなら朝7時台に上海に着くＺ列車や上りのＣＲＨをカメラに収めたい。もし上海駅付近で撮れるなら6時過ぎにホテルを出れば良いはずだ。しかし、上海付近は高架から以外の撮影は壊滅状態。では昆山は？朝一番のＣＲＨで行けば捕まえられるかもしれない。けれど、写真を見たが、駅付近の沿線がお堀のようになっていて撮影できない。ならば蘇州は…。
航空写真を良く見ると蘇州から南京方約1kmのところに線路に沿って道路が走り、そこに橋が架かっているところがあった。「ここならいけるかもしれない！」ダメもとで行ってみよう。そう決めていたのだ。
中国の列車は長距離列車を始発から短距離で乗ることは難しい。長距離に乗る人が優先だからだ。ということは上海始発の列車には乗れない。早朝に上海を出て終着駅の近い列車はないのか…。撮影用の通過時刻表を作っているときにある列車に目が止まった。広州発南京西行きのＫ５２８次である。これなら上海を4:39に出て蘇州に5:31につくので上海方面のＺ列車に間に合うはずだ。
