原孝至の法学徒然草

司法試験予備校講師(弁護士)のブログです。

7月16日(木)のつぶやき

2015-07-17 | つぶやき

法律家として私も、圧倒的多数の憲法学者や声明を出した各弁護士会と同様に、安保関連法案は違憲であるとの立場ですが、より危険だと感ずるのは、政府・与党が立憲主義・国民主権という根本原則を知らぬ存ぜぬと言わんばかりの態度で今日まで強行突破してきていること。まさに、暴政・独裁。

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こうなってくると、警察予備隊違憲訴訟が、実にリアリティーを持ってくる。そう、安保関連法案が成立してしまうと、最高裁に違憲審査権を行使してもらうことが、極めて難しい。政府・与党は憲法の根本原則や9条の基本的な解釈をどうもよく理解していないようだが、このことだけは理解しているのか。


こうやって呟くことも「自己統治」の体現。それができなくなれば、暴政が助長されてしまうから、表現の自由は重要。私がこう呟くための判断材料は報道によるから、報道の自由は重要。報道弾圧は、表現を不能にさせ、暴政を助長させることになるから許されない。基本の「き」ですね。



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