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2015.08.27 撮影 江川邸
〶 410-2143 伊豆の国市韮山韮山1番地
☎ 055-940-2200
表門より主屋の玄関を見る
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この表門より主屋を見ると表門の屋根が、右の方が高く見えるが、門の高さは同じであるが玄関へ向かう道が【く】
の字の様に曲がっており、敵の侵入を少しでも遅らせる工夫がされているため、表門の高さが違うように写ります。
表門
元禄9年(1696)建築、三間一戸の薬医門(やくいもん)。文政6年(1823)に一度修復されている。平成12年に
屋根の葺き替えと部分修理が行なわれています。
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主屋玄関を正面より見る
この主屋玄関を出入り出来るのは家主と重要な来賓しか使用できず、たとえ妻でも、裏手の土間からしか入る事が
できないそうです。
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主屋玄関内部より表門を見る。
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江川太郎左衛門英龍
書院
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裏手の土間を入ると高さ14mもの屋根裏の架講(かこう=小屋組み)を見る事が出来ます、先日
行った、宮城県松島の瑞巌寺の小屋組(国宝)とよく似ていました、この組み方は釘やカスガイな
どを、一切使っていないのが特徴で、現在の超高層ビルに匹敵する耐震構造に成っています。
ここ、江川邸は400年間一度も火災に有ったことが無いそうです、それと言うのも、日蓮上人が
伊豆の通称【まないた岩】に流され、漁夫に助けられた時、この韮山の地を訪れたとき、曼荼羅が
棟札として、この屋根の最上部の棟札箱(むねふだばこ)に収められている為と言われています。
※ 下記画像はその曼荼羅のコピーです。
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日本最初に作られたパンです(乾パンの様に堅かったです、戦時の時の非常食です)
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韮山竹(にらやまだけ) この竹は韮山に生えている竹と言う事ではなく、竹の表面にだけヒビ割れ
が見てとれる竹の事で竹の中までは、ヒビ割れはしていません、竹林のなかでも100本に1本もな
いそうですから、竹林を見てもなかなか見つからな様です。
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居間
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生き柱(いきばしら) 人間が埋められているのではありません。
江川氏がこの地に移り住んできた時、生えていた「けやき」の木をそのまま柱として利用したとさ
れる柱。現在の主屋よりさらに古い、前身となる建物の柱だったと考えられる。力学的には必須
柱ではないが、江川氏の歴史と伝統を物語る存在として、長年にわたって大切にされてきました。
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今回の撮影は2回目で有るが、ガイドさんが付いてくれて、パンフレットには載っていない、江川邸
の細部にわたって説明して頂きました、聞き忘れて書ききれない部分も有りましたが、400年も前
の説明に・・・・・ うん~なるほどなと思ったり、当時の生活内容に感心したりで”おいら”にとっては
有意義であったが、閲覧して頂く皆様にはチョット面白く無いページに成ってしまったかな?
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