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予報ハズレてお天気良いよ~ん^^
『銀の匙 Silver Spoon』 1~3巻 荒川弘
欧州のどこかの国では、
幸運な赤ちゃんは銀の匙をくわえて生まれてくると言われ、
お誕生祝いに銀の匙を贈る・・とか聞いたことがあります。(うろ覚え)
それ、人に言ったら、
「銀の匙くわえて生まれてくるわけないじゃん」
と即ツッコミされました^^;ぇーあのー ・・
あの!ハガレンの作者が次にどんな作品を描くのか?
と、
ちょと心配してたら、これ持って来たかーーー!って感じ。
得意分野でしょ。
つかむしろ、
実はこれ描くためにマンガ家になったんじゃ?と思ったり。
北海道の農業高等学校を舞台とした学園漫画作品。(Wikipedia から)
銀の匙は主人公・八軒 勇吾(はちけん ゆうご)の通う
大蝦夷農業高等学校(通称エゾノー)の学食の入り口に飾ってあります。
どうして誰が、そこにわざわざ飾ったのかは、まだ語られていません。
(生徒たちの幸運を願って・・とか?)
進学校から農業高校へ来た八軒は、この学校では異質の存在。
サラリーマン家庭に生まれ育った者には未知の世界へ踏み込みます。
いや~色々ビックリ@@;
勉強になります!
なのにメチャ面白い (≧∇≦)ノ彡
八軒は真面目で、人に頼まれると断れないソンな性分。
飛びぬけて個性が強いとか考え方が偏っているというタイプではありません。
どこにでもいそうな男の子。
だから、彼の悩みや葛藤に共感してしまう。
数々の初めての体験にビビり戸惑い受け入れながら、
確実に成長してゆく八軒。
1~3巻まとめるとこんなあらすじ感想になっちゃうな^^;
東京の人間はバーチャルの世界に住んでいると聞いたことあります。
野菜も魚肉も電気も、「どこかで」作られてきたものがスイスイ送られて来る。
その大元を知らないで、当たり前のように消費するばかり。
だから、
農業、酪農、漁業、原発の問題。
どこか他人事なんだと。
皆が皆そうではないでしょうが、
私自身に突きつけられた言葉でもあり、身につまされます。
こんなに狭い島国なのにこんだけの人口があってこんだけの食料自給率しかない。
今日明日の生活が大事かもしれませんが、
この国の未来。今、考えなければ。
と思います。
なんか、マンガ感想から外れてスミマセンでした~^^;
いつか読みたいと思っていたところ、
本屋さんで試し読みの小冊子が置いてあって、読み出したらネコ夢中!
子どもに「買ってよ」とせがまれてご購入~
4巻が待ち遠しいです!