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『アルスラーン戦記』 第四章 厭世の軍師
アルスラーンはダリューンの案内でナルサスの隠れ家に行きます。
ふたりは古い付き合いらしく、お互い遠慮のない口のきき方。
でもダリューンはナルサスを軍師として高く評価していて、
アルスラーンの部下になってもらいたいと思っているのです。
わざとカーラーンの城の近くを通り、ナルサスを仲間にしようと企んだダリューン。
やるな～＾＾
奴隷制度を廃止すべきとの考えでアンドラゴラス王に嫌われていると言ったナルサスに、
それなら 私もダリューンも父上に嫌われておる
どうせなら 仲良く嫌われようではないか
意表をつくような誘い方をするアルスラーン。
誘いを断られても、
無理を言ってすまなかった
と、身分の違いなど気にしない態度。
ナルサスはそんなアルスラーンがどんな人間か見定めようとしているような・・
ヴァフリーズの死に涙を流すアルスラーン。
繊細で優しいけれど、それだけじゃありません。
ナルサスに忠誠を求める代償として、
自分が国王になった時にはナルサスを宮廷画家として迎えると約束したのです。
（汗）あぜーんなダリューンとエラムｗｗ
君子としての度量に恐れ入ったナルサスは、
膝を折ってアルスラーンに仕えると誓ったのでした・・
うーん！
今の自分の無力さに落ち込んだように見えましたが、
これから先、何をすべきか考えてもいたのですね。
国を取り戻すために必要な軍師。
金とか地位とか俗っぽいものを欲しない人間をどうやったら味方に出来るのか？
アルスラーンはほとんどこれしかない！という答えを導き出しました。
あったまイイ！
スカッとしました＾＾
次回 【王都炎上 ～前編～】
二次創作に関するガイドラインのアレコレ・・
荒川弘さんがコミカライズということで薄い本がたくさん作られそう～
ということで、
その前に予防線を張られた感じ？と思ったら、
実際、原作者所属事務所に送りつけられたみたいですね。
そら原作者としては「悲しい」と思います。
深き瑠璃色のまなざし