海の生態系の頂点に立ち、鯨まで襲って捕食するシャチは、水族館に入るとなぜか愛くるしいペットのような振舞いをします。もちろん見る側の勝手な思い込みで、本人(?)はガラスの向こうにいる人間を食べようと思っているかもしれません。
内部の空気は完全にろ過され-2℃に制御。水槽は2時間に3回の割合でろ過、水温6℃に管理されています。データに基づき年間通して日照量を制御している等、南極の自然が再現されているので、雛の誕生を見ることも可能とのことです。
ペンギン舎に4種類いるペンギン(🐧)のそろい踏みを見ることができました。前列左からジェンツー🐧(頭部に三角の白斑)、アデリー🐧(目の周りが白)、エンペラー🐧(耳と胸の上が黄色)、ヒゲ🐧(あごに黒いライン)です。
産卵に適した砂浜が少なくなってアカウミガメは絶滅が心配されています。豊橋近辺の海岸で産卵を助ける活動が報道されていますが、自然繁殖で数を増やすのはほぼ不可能とのことです。何とか助けたいとの願いを込めて研究が進んでいます。
名古屋港水族館はウミガメに殊の外思い入れが深い水族館です。かつての館長さんが絶滅危惧のウミガメの繁殖に力を入れました。波打ち際から奥まった所まで上陸する習性に対応した人口砂丘を自然の砂粒に似た砂を敷いて作りました。