丁度花見に来ていたワンちゃんに出会いました。おとなしい成犬と、かなりのお年の老犬は飼い主さんの言うことをよく聞いてモデルに収まってくれました。
胸高周囲４ｍ、樹高１２ｍのこの桜は樹齢推定３５０年、とされています。明治28年、坐光寺尋常高等小学校の日誌に「4月6日土曜日、晴れ前の桜満開・・・」とあり、そのころにはかなりの樹様になっていたようです。
あとで知ったことなので確認していませんが花弁の数が５枚から１０枚の不規則な花で、他の桜と違う品種とのことです。これにより地元では「日本で唯一無二の桜」と称する向きもあるとのことです。
元善光寺の山門の隣の坂道を登ったところにその桜はありました。明治7年竣工の長野県内最古の木造校舎（坐光寺麻績学校校舎）の庭に咲いています。校舎に歌舞伎舞台を併設していたので「舞台ザクラ」の名が付きました。
