ミュールとサンダルの違い

彼女に「好きな女の娘の服装は？」と聞かれてふと思ったんですが「ミュール」と「サンダル」の違いって何なんだろうと思ってちょっと調べてみました。

ミュールとサンダル
ミュールとサンダルって似ていますよね。 でもどんな違いがあるのでしょうか。 形が違うから名前が違うのか、それとも本当は同じ種類なのでしょうか？

ミュールとは、つま先部分が覆われていてかかとが開いているヒールがある靴のことをいいます。
ヒールのあるつっかけタイプの靴がミュールというわけです。
それに対してサンダルは、足の甲のほとんどが見えて、ヒモやストラップで足をとめる靴のことをいい、ヒールの高さは関係ありません。
ミュールとサンダルは似ているようで全然違う靴なのです。
どちらかというとミュールの方が手軽ですよね。すぐに履いて出かけることができますしね。

現在、ミュールはサンダルと同じように屋外で履くのが当たり前です。 ですが、ミュールが作られた当時(16世紀)は履いている靴が汚れないようにするため、靴の上からミュールを履いていたのです。
当時はヒールもありませんでした。ミュールは靴カバーのような存在だったのです。 それが18世紀頃からは屋外用の靴をして履かれるようになったのです。
http://www.b-milk.com/fashion/mule/

「語源」
ジョーナ・オハラ著のファッション辞典によると「muleは、
ヒール付きバックレスの寝具用スリッパとして1940年頃から登場した」
とだけ短く解説してある。
「爪先部分をカバーし、かかと部分が開いているサンダルのことを言う。
mule sandalは、バックレスサンダルとも呼ばれる」と文化出版局の服飾辞典にある。

「沿革」
前出の服飾辞典によると16世紀には、靴の上に履いたとある。
汚れを防止のための履き物だったとある。
推測だが、タウンシューズとして登場したのは1950年代からだと思う。
1958年頃には日本でもタウンシューズとしてサックドレスなどとともに着用されている。
しかも、ヒールが尖った細い形のピンヒール型もあった。
1961年には、ビーズ、スパンコールの刺繍ブームも登場し、現代に共通するものが多い。
1973年頃、コルク製の厚底サンダルの中にミュール型のものも含まれていた。
とりたって、ミュールと呼んだわけではない。
http://homepage3.nifty.com/sunrose/room4/a00023.html

http://www.batashoemuseum.ca/shoesections/rococo.html

女性なら知ってて当たり前なんだろうけど、
・つま先が出ているかどうか(オープントゥかクローズドか)
・ヒールがあるかどうか
・バック(アンクル)ストラップがあるかどうか
らしいです(;^_^A
本来はオープントゥでストラップがないものはスライドって言いますともあるページにあったけど。。(;^_^A
でも、例えば下記のページを見るとつま先が出てても「ミュール」になってます。
http://flawless.main.jp/he%201-sanndal.htm
以下のページを見るとヒールがあっても「サンダル」と名が付いています。
http://www.buyma.com/goods/lst_goods.asp?cond_keyword=%83%54%83%93%83%5F%83%8B
一体どっち(^-^;？
どうも要は今はつま先が開いていようがいまいが、ヒールがあろうがなかろうが、バックストラップがあるか否かで言い分けてるみたいですね。(^-^;

ミュールとは？
　ミュールは、かかとが覆われていない、ひっかけて履くタイプのヒールのある女性靴です。
見た目は、サンダルと何も変わらないのですが、サンダルは、かかとを止めることができるのに対して、ミュールは、それがありません。
ミュールは、もともと、室内用のスリッパと同様に使われていたそうです。
それが現在は、サンダルと同様に外で履く靴になったというわけです。
ですから、その頃のミュールは、ヒールがなく「バックレス・サンダル」と呼ばれていたといいます。
それが、どんどん時代が変わっていき、今では、ヒールのあるミュールが流行しているといっていいでしょう。最近では、サンダルよりもミュールのほうが流通しているようです。サンダルは、かかとを止めてという作業があるのに対して、ミュールは、そのまま履いていけるといった利点があります。
それこそ、現代の忙しい女性にとって、そのちょっとした作業もわずらわしいのかな？と思ってしまいます。
http://www.musubiya.net/fashion/mule-shoes/