種山壮(shuzanso)NY

ラスベガス編

山芋の素焼き

2012年08月25日 | 料理

ラスベガスにもちゃんと山芋がありまして、買い求めてきました。日本産で、ちょっと値段がはりましたが。

山芋といえばとろろです。母や祖母がすり鉢を前に軽快にすりこぎを操る姿を山芋を見るたび思い出します。まだ小さいころで、その横でひしゃくに入れただし汁を少しづつたらたらと足していった、そんな光景も思い出します。

そのだし汁ですが、何をベースにしてたのか良く記憶に無いので、機会あったら兄弟達に聞いてみようと思ってます。そのときはすり鉢とすりこぎを整えて懐かしい味の再現!!??。

今日は簡単な山芋の素焼きにチャレンジです。山芋を短冊に切りますが、うすい、中間、厚めの3種類用意します。

 

オイルを熱したフライパンに山芋をいれて両面をこんがりやきます。

 

焼きあがった山芋を一口食べて、「あれーこれ芋ジャン」すると、女将が怪訝そうな顔をして「これ芋でしょう」ときた、確かに芋なのですが、あまりにも「とろろ」の印象が強く、普通の芋との関連が無かったのですが、女将に一本取られました。

 

味、触感が暑さ、焼き具合で微妙に違ってきます。ステーキではありませんが薄くして「Well Done」中間で「Medium Rare」厚くして 「Rare」といった具合です。

 大根やポン酢でいただけますが、あいにくと在庫なし。冷蔵庫の隅に「金山寺みそ」がひっそり、寂しそうに人恋しくしてましたので、さあー今日は君の出番とばかり一役買ってもらうことにしました

みその甘みが絶妙に山芋の味を引き立ててくれます。さすが「金山寺みそ」君!! 思いのほか役目を大いに果たしてくれました。

               今日の評価  エプロン 3枚

      

 


カニを食べに行こう 

2012年08月24日 | 食べ歩き

雑誌を見ていたらカニを食べさせてくれるレストランの広告が目に入りました。ラスベガスでカニにお目に掛かれるとはラッキー。ニューヨークでは海が近い所に住んで居たので良くカニは食べたものです。

季節になるとカヌーで入り江に繰り出しカニ釣りもやっていました。釣竿あるいは紐に鶏のもも肉を付けて海に放り入れます。するとカニが肉に食いついてきます。気長く待つことも無く面白い遊びでした。

 ワタリガニの一種と思いますが、こちらではBlue Crab , Blue Claw Crabと呼んでます。名のとおり爪のあたりが青くなってます。東海岸ではメリーランドのカニは有名です。

       

 

広告ではビール付きのセールスと書いてありました。まあーこれに引かれて行ったことも事実ですが、こじんまりとしたカジュアルな店です。

 

 

 

カニの食べ方もカジュアルです。テーブルの上に厚手の紙を敷きます。その上にそれこそどさっと蒸したカニをおきます。レストランでは殆どが「蒸」て出しますが、私はどちらかというと湯がきが好きです。湯がくときにはもちろんビールを入れます。臭みをとる意味も有るのですが、カニの味に濃くがでます。

セール品なので小型です。それでも身が引き締まってタマゴも詰まっていました。

 

これがカニを食べる道具(?)です。木製の小づちでツメの部位を叩き砕いて身を出します。なんせカジュアルですから

 

 

話が前後しましたがAppetizer はAnnapolis Crab Dip  カニの身をリッチなクリームでミックスしてバゲットのパン切れに乗せてあります。

 

 

Coors Lightのバケツにビールをいれて出してくれます、ではありません。これは食べた後のカニの殻入れです。

 

 

最後のBaltimore Style Snowballs (Shaved Ice) バタースコッチの蜜をかけた かき氷で今日の会食は終わりました。

 

店員さんの話ではカニは季節により異なるがメリーランド、ルイジアナ、テキサスなどから取り寄せているそうです。

 

 


ナツメヤシ 日本の食品には欠かせないフルーツ

2012年08月23日 | グルメ

アフリカや中東では大事な食品の一つです。Phoenix dactyliferaと舌を噛みそうな学名が付いています。

 

   アメリカのナツメヤシ

果実はデーツ(Date)として知られてます。アメリカでも1890年代大規模に輸入され、コロラド川の下流、カリフャニア、アイリゾナなどで大掛かりに栽培されるようになり、今では毎年2万7千トン生産されています。

 

 

デーツはほぼ毎日といっていいほど日本の食卓に出るある食品の原料になっています。

アメリカ産の生のデーツがスーパーで売ってましたので買ってきました。ニューヨークに住んで居た時には殆ど見たことがありません、ラスベガスは生産地に近いので季節になるとスーパーに出回るみたいです。

見た目にそんない美味しそうではありませんが、、りんごをかじる食感で、あらまあー不思議、なんと甘いこと。収穫したばかりのせいか表皮は硬いのですが、剥けば大丈夫です。しばらく置いておけば柔らかくなります。

日本ではあまり馴染みがありませんが、種子を抜いて乾燥させたドライフルーツにしたものが出回っています。ミネラル成分を多く含んでおり、アメリカでも健康食品として人気があります。

 

 

豚カツ用のソースやオタフクソースのお好み焼き用ソースは独特のとろみや甘みがありますが、実はこれはデーツを原材料の一つに使っているからです。

  


ジップライニング - Ziplining

2012年08月22日 | アウトドアーライフ

ジップライニング - Ziplining

 

ショウッピングモールのアーケードの下を歩いていたら前方斜め上にふくよか女性の姿があったかと思いきや、頭上をとおりすぎて後方に飛び去っていきました。

これがアメリカで人気のジップライニングです。殆どは山中郊外、アウトドアーにあります。

ここは15mほどの高い所から下に向かって長さ245mほどの鉄のケーブルがはってあります。滑車の付いた安全ベルトを身体にまとい、ケーブルを一気に滑降します。身体はくるくると360度回転、スピードは時速50kmにもなります。

いやアー全く怖そうですが、やってる人たち実に楽しそうです。私はちょっと自身ありませんが、女将だったら平気で楽しみそうです。お隣のコロラド州には沢山のアウトドアーにジップライニングに施設があります。是非トライしてみたいです。

「Ziplining」の日本語訳がありません。基は「Zipline」物を速やかに移動させる線です。「Zip」は「車、弾丸などがピューピューと音を立てて進む、人が勢いよく進む」という意味があります。

 

 


遠慮しときます。超極大ハンバーガー

2012年08月21日 | 食べ歩き

ラスベガスのストリップの北側、フリーモント地区にそれはそれは怖い名前のハンバーガ店があります。「Heart Attack Grill」その名のとおり心臓発作が起こりそうな、実際そうなった人が居るみたいです。

ジャンボもジャンボ、超超極大ハンバーガーが売り物です。私達も店舗の前まで行きましたが、そこのあるサインをみてさすが二の足を踏み、結局「遠慮します」と店を離れました。

最も大きなハンバーガーはパティーを4枚重ね重さが1.444kg でカロリーが何と9992Kcalでギネスブックの世界記録に今年3月登録されました。9982Kcalはマクドナルドのビッグマックの約20個分に匹敵します。

             

 

 たしか今年のはじめごろ日本マクドナルドが「ラスベガスバーガー」を期限限定でメニューに加えましたが、これは名前だけ、Heart Attack Grill のバーガーは文字通り「ラスベガスバーガー」です。