種山壮(shuzanso)NY

ラスベガス編

ナツメヤシ 日本の食品には欠かせないフルーツ

2012年08月23日 | グルメ

アフリカや中東では大事な食品の一つです。Phoenix dactyliferaと舌を噛みそうな学名が付いています。

 

   アメリカのナツメヤシ

果実はデーツ(Date)として知られてます。アメリカでも1890年代大規模に輸入され、コロラド川の下流、カリフャニア、アイリゾナなどで大掛かりに栽培されるようになり、今では毎年2万7千トン生産されています。

 

 

デーツはほぼ毎日といっていいほど日本の食卓に出るある食品の原料になっています。

アメリカ産の生のデーツがスーパーで売ってましたので買ってきました。ニューヨークに住んで居た時には殆ど見たことがありません、ラスベガスは生産地に近いので季節になるとスーパーに出回るみたいです。

見た目にそんない美味しそうではありませんが、、りんごをかじる食感で、あらまあー不思議、なんと甘いこと。収穫したばかりのせいか表皮は硬いのですが、剥けば大丈夫です。しばらく置いておけば柔らかくなります。

日本ではあまり馴染みがありませんが、種子を抜いて乾燥させたドライフルーツにしたものが出回っています。ミネラル成分を多く含んでおり、アメリカでも健康食品として人気があります。

 

 

豚カツ用のソースやオタフクソースのお好み焼き用ソースは独特のとろみや甘みがありますが、実はこれはデーツを原材料の一つに使っているからです。