５月１日から９日までは、
一度掲載した写真に違う言葉をつけるという試みにトライしています。
八回目の今日は、誰もが懐かしさと可愛らしさに微笑んでしまう写真です。
子供の頃からボールばかり蹴って走ってばかりの僕には、シロツメクサの花の髪飾りなど作ったこも、作る姿を見たこともありませんが、
この写真には、オトコの子から大人へと変わっていく中で誰もが憧れる、女性の清楚な美しさが溢れている気がします。
今にも壊れてしまいそうな恋にも似た、繊細な心を思い起こさせる一枚です。
【 Photo by Natsuko Imai 】
キミに送るなら どんな言葉が いいんだろう
笑顔にするなら？
少しでも前に進むなら？
まわりを明るくするなら？
どんな言葉がいいんだろう
漆黒の暗闇の中にだって希望はあると
あの歌は教えてくれた
でも キミを救うのは あの歌じゃない
そこらかしこに ボクの言葉が 落ちている
落ちてるゴミと どこが違うかは わからない
道端に咲く花と くらべていいのかも わからない
花の髪飾りのように
ボクの言葉を織り上げて
キレイに仕上げられたらいいけれど
たった一つの言葉を書けば 充分なのだろうか
書きあげさえすれば 満足するのだろうか
クチャクチャに揉まれた葛藤から 飛び出た言葉が
道端に落ちて
ほんの短いあいだ 存在して
そして すぐ消える
でも これは 季節外れの 雪なんかじゃなくて
少しだけ 自信が もてるようになった
ボクだけの 壊れもの注意の 言葉です
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