【 Photo by Keiko Aoki 】
重い荷物を 背負っていると 思ったら
ただ 普通の 人生だった
重い物に 押しつぶされると 思ったら
毎日が ただ 息苦しい だけだった
重い物を 下ろせないかと 思ったけど
どれもこれも 自分自身 だった
大きな空へと続く所に住みたいんだ
ただただ 心が そう言うんだ
大きく深呼吸ができて
夕方でも悲しくならなくて
ここが最後の場所だって
普通に信じられる場所に
きっと探し続けていたんだ
ずっと昔からきっと子供の時から
大きな空が心へと続いている場所を
ボクの街って呼べる場所が欲しかった
ここだよってみんなに言える街が
ここも 違ってた みたいだ
その前も その前も そのまた前の街も
全部 違ってた ように
きっと 花の香りが するんだ
そして 水の匂いも
空気の匂いも
振ってくる 雨の匂いも するのに
全部が 混ざっても
臭くならない そんな所さ
月が 話かけてくるのも
星が 囁くのも
木が 泣くのも
花が 落ちる音も
全部が 混ざったら
音楽みたいに 聞こえる所さ
ボクの上に 乗って 笑ってる人も
ボクの下で 苦しんで いる人も
ボクを 勝手に 苦しめるボクも
ボクを 息苦しくする 昔も
みんなが キレイと言える 夕焼けが出る所さ
さあ 棄てて みようよ
もう 何をしても いい頃さ
さあ 棄てて みようよ
全部 棄てても 誰にも 何も 言われない
ひとつ 棄てて 始めて
新しい ひとつと 出合えて
ひとつ 拾ってはじめて
重い自分を 脱げるようになる
いくらかの 夢があればいい
いくらかの 明日があればいい
いくらかの 言葉を
あなたに 残せれば それでいい
また 懐かしい 香りが してきそうだ
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