止まっているようで
陽のあたる場所はいつも違うのです
まだ手もつなげない
そんな感じで並んでても
影の先ではそっとふれてます
影は見ています
心のどこを隠そうか
瞳のどこを照らそうかと
今日も影は誰かのために黒をまといます
さっきと明日の間を区切るために
哀しみの越え方を教えるために
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止まっているようで
陽のあたる場所はいつも違うのです
まだ手もつなげない
そんな感じで並んでても
影の先ではそっとふれてます
影は見ています
心のどこを隠そうか
瞳のどこを照らそうかと
今日も影は誰かのために黒をまといます
さっきと明日の間を区切るために
哀しみの越え方を教えるために
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今日の街はこんな「柄」でした
走る人が振り返りました
老人が「ほぉぉ」と言いました
ママは赤ちゃんに見せました
カップルは自撮りでした
出前の兄ちゃんは素通りでした
止まると「柄」は動きます
ちょっとずつ色の比重が移動します
だから寂しくなるのはあたりまえです
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雪でした
年に一度か二度の
白い街は
あの日の横顔のようです
雪は
何かを隠しているようで
何かを見せてくれている
あの深い階調の中に
雪の中にひとり
思い出の中にふたり
その横をかけてく子ども
そういうものです雪の日は
雪って
そこへ帰りたいと思う
場所のようです
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ひとりであなたを思い続けますと
バラがいう
ひとりだから愛が分かるのよと
モナリザはつぶやき
ひとりが無限の優しさを生むと
太陽が大きく手を拡げる
この星では
ひとりとひとりが
融合と解離をくり返し
未来へとつないでいく
あなたが誰かに恋した瞬間
あなたの「ひとり」は目覚めるのです
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雪がふればいいのに
そう思った
あの雪の日を捨てるために
きっと淋しい
きっと震える
でもひとりの意味を知る
新しい道が欲しい
この輪の外に行ける道が
新しい色になった道が
先の街の話をするだろう
でも空はからっぽ
まっ青で雪色になりそうもない
だからじっとまつんだ
空をみあげて
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