輝きと漆黒
過去と未来
さようならとこんにちは
いつでもぼくらは
境界線に立っている
どちらにも触れそうで
どちらとも仲よくなれないまま
言葉も 歌も 恋だって
足下にひかれた一本の線の
あちらとこちらで生まれていく
沈黙はここにいます
ひかる欠片たちも
消えてしまいそうな足跡も
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輝きと漆黒
過去と未来
さようならとこんにちは
いつでもぼくらは
境界線に立っている
どちらにも触れそうで
どちらとも仲よくなれないまま
言葉も 歌も 恋だって
足下にひかれた一本の線の
あちらとこちらで生まれていく
沈黙はここにいます
ひかる欠片たちも
消えてしまいそうな足跡も
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光にふれたかった
ゆっくり
手をいれると
一瞬 今が色づき
つかもうと握りしめると
指のすき間からこぼれ出て
カーテンがおりると
光のない中にひとり
置去りにされていた
すべては
光から出で
光へと還っていく
光は祈りを湛えている
ひとり
そのおかげで
こうして自由に漂っている
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行き交う
線が組みあわさって
メッセージになっていく
だれ?
そう聞かれたことがあった
答えが
道に落ちて
すこし歪んで
ためいきに編み込まれ
すこしのびて
消えた
渡り鳥は
線に止まり
存在を道に刻み帰っていった
ひとりじゃない
沈黙のメッセージは
道の上で形を変えつづけていく
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あの日
自分の変化を
静めようとして
屋上にあがったキミに
笑いかけたのは
こんな夕焼けだったかな
だれにも
自分にしかわからない
夕焼けがあって
そのまどろみの時間は
まるで明日との待ち合わせのようだ
すこしだけ自分を信じておくれ
夏至の夕暮れは長すぎて
考えすぎてしまうかもしれないけど
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雨と雨のすきまに
・・・なにを おもいだそう
あけがたの空の紫のグラデーション
いつだって
失って 見つける
そのくりかえしと教えてくれた人
雨と川と海への祈り
昼と夜
光と影
はじまりとおわり
そのくりかえし方
ほんのすこしの孤独と自由
あの日からの
手紙のように
風がふいている
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